87話

 その後、ポリドリと仕事の件で談笑していると、津吹家の車が迎えに来たと連絡が入った。地下駐車場ではそれと思わしき車が待っており、覗いてみると運転席には使用人らしき女性がいた。後部座席にはやや疲れた顔をした小秋が座って待っている。成葉は車に乗り、彼女の隣に言葉少なく腰を下ろした。

 リハビリ施設を後にして外に出る。強まってきた雨が車体をぱらぱらと叩き、雨に滲んだ夜の街の光が車内を照らした。


「貴方がご無事でなによりでしたわ」


 支社長のおかげです、と成葉が礼儀的に返す前に、小秋は続ける。


「お父様もひどいことをされますのね」


 そう語る顔にはかげりがあった。津吹本人や他の関係者から事態を聞き出した感じとは違う。小秋のそれは、明らかな確信を含ませた言葉遣いだった。


「はじめから知っていたんですか。私が墓前で、ああいうことをされると……その上でお墓参りに?」


 聞く耳を持たないといった風に、小秋は手を伸ばす。柔らかく白い手が成葉の腿を軽く撫でた。


「眠っている貴方のお傍にいてあげられなくて、すみませんでした。お父様から止めるようにと叱られてしまいましたし、宇田さんやポリドリ先生からも……」

「そんなのは気にしてませんよ」


 成葉は本心からそう言った。あの夢での寝言が断片的に小秋の耳に入っていたとすれば、それこそ誤解を生みそうだったからだ。


「小秋さんのお身体のことが第一です。あなたもここ数日、色んな出来事でお疲れだったでしょう」

「そうですね、少し……。一度屋敷に帰った後、わたくしも眠ってしまいましたわ。お昼寝なんて久しぶりでした」


 腿を撫でていた手を止める。小秋はもの悲しげな目をしていた。


「十月も今日で終わりですね」


 小秋が言った。成葉は息を呑んだ。


「以前にお約束していた期限ですよ。でもわたくし、貴方のお考えをしっかりとは聞いていません……。ねぇ、成葉様」

「何でしょうか」

「残りの三十秒、今から貴方に差しあげますわ」

「えっ?」

「質問は受け付けません」


 唇を噛むようにして、小秋は固く口を噤んだ。数時間前、墓前にいた津吹が突きつけたものを言っているらしかった。

 車内に溢れていた言葉たちが萎れる。五秒ほどの沈黙は、降りしきる雨と途切れ途切れの光たちで満ちていく。成葉は、声のない喧騒を掻き分けて、腿の上にある小秋の手を両手で握った。


「信じてもらえないかもしれませんが、気絶している最中に奥様に会いました」

「……夢で?」


 小秋は窓の外に逸らしそうになっていた視線を向け直した。青く透き通った瞳は、そこだけ夜の雨に打たれたように潤んでいる。


「そうです。私たちは養護施設にいました。奥様と一緒に本を読む際に使っていた部屋です。そこで……奥様に血を吸われそうになりましたが、私は拒みました。何故だか両足が動かない状態でしたが、吸血されるのが嫌だと思った時に、動けるようになったのです。二本の足で。四本でも三本でもなく……。小秋さん、これが私の──」

「時間切れです」


 小秋が呟いた。次の一言を発するはずの口元は震え、大粒の涙が彼女の頬を伝った。成葉はハンカチを取り出そうとするが、それよりも早く、我慢ならなくなった様子の小秋が彼の胸めがけて抱きついた。左足の欠けた少女は車の中では身軽だった。

 絹のような心地良い感触の小秋の頬と、そこから伝わってきた涙の熱は、触れる者にとっては翠雨すいうでもあり、溶けた鉛のようでもあった。泣きじゃくる小秋の白く煌めいた髪を頭ごと抱き寄せる。他人を抱きしめる際の幸福と苦痛の双方に身を投じながら、成葉はただひたすらに彼女を優しく愛でた。


「小心者の性質は直らないみたいです……ごめん。小秋さんに誓えばいいだけのことなのに、作り話としか思われないようなものを長々と……」

「そんなことありません。わたくし、悔しくて泣いているわけではないのです。嬉し泣きですわ。ようやくお母様から離れてくれますのね」

「あんな荒唐無稽こうとうむけいな話を信じてくれるのですか」

「貴方が嘘をついているか否かなんて、わたくしには容易く見破れますもの。貴方がお母様のお墓で誓わず、放り捨ててくださったことが……わたくし、この上なく幸せに感じるのです」


 小秋は甘えるように、それでいて試すように成葉を仰いだ。


「わたくし窮屈を感じさせるものは嫌いですわ。制度やしきたりに沿った誓いの言葉で一生の約束を交わすだなんて、社会や周りの人達のためではありませんか。そんなものは当人同士を幸せにはしません……。成葉様はわたくしにだけ誓ってくださればいいのです。世間や仰々しい誓いの言葉、お父様やお母様を相手にではなく……ここにいる小秋だけを相手に。それで十分でございます」


 美しい旋律が込められた小秋の可憐な物言いに、成葉は陶然として首肯した。


「分かりました。では私は小秋さんに誓いましょう」

「何をもって?」

「あなたに作る義足と、この先も献上する血をもって」

「……ありがとう。ですが、それでは今すぐには誓えませんのね。ふふ、残念」


 柔和に微笑した小秋は、蕩けた口調のまま成葉の胸に頭を埋める。彼女はそっと上目遣いで言葉を接ぐ。


「本当なら、ここで愛しい貴方の血が吸いたいのですけれど……貴方は病み上がり同然です。我慢しますわ。辛抱も少しの間なら、ちょうどいい退屈しのぎになるでしょう」

「ご安心ください。二週間後には定期輸血の日です」


 それを聞いて、淑やかだった小秋の表情に微かに野性的な笑みが走った。かと思えば、成葉が瞬きする間に、小秋は強い哀願の一瞥を投げていた。


「あの……それならその時に新しい義足も?」

「お約束します」


 日向に手をかざせば、どんなに太陽の機嫌を伺ったとしても必ず手の影が地面に落ちるのと同じで、成葉は小秋に従うしかなかった。


「まあ、嬉しい限りです。これでしばらくはこの不自由な身体でも楽しく過ごせそうです。“あなた様の御愛情をしかと確かめられぬ限りは立ちあがるわけにはまいりませぬ”……。貴方からの誓いは次の楽しみにさせていただきますわ。お優しい傘士さん、それまでの間も、今までと変わらずにきちんとわたくしの足代わりになってくださいますか?」

「喜んで。私のことならご自由にお使いください。吸血嬢さん」


 成葉はそう返した。小秋は気品ある笑顔で礼を言いつつも、涙を隠すように再度彼を抱きしめ、その胸に顔を押しつけた。



「お嬢様、前に会った時の義足はどうしたの?お似合いだったのになぁ……。生前の奥様にそっくりじゃなかった?」

「いえいえ、叔父様。あれは作り直すことにしたのですわ──」


 車椅子に座り、室内にいるたくさんの人間たちからの注目を常に浴びながらも、眼前にいる無礼な親族の人間の相手をする小秋。そんな彼女を後ろから見守りながら、成葉は嫌気がさしていた。おそらく小秋も同じ気持ちだろう。彼女の笑顔は普段より固かった。

 多くの人間は、小秋が義足をつけていないことに疑問を持ち、しきりに会話の話題に挙げたがっていた。二人目の「小秋」──津吹夫人の足に酷似した義足が今の小秋からは完全に無くなっていることを。


 ──客と白鷺は立ったが見事、か。


 立ち食いそば屋にて、かつて同僚に教えたことわざが何度も成葉の頭に浮かんできた。その言葉の意味をしみじみと実感していた。

 十一月二日の今日、「小秋」の誕生日を祝う催しが、名古屋にある津吹家で開かれていた。

 郊外の更に外れにあるこじんまりとした屋敷とは違って、そこは広々としていて洒脱しゃだつな豪邸だった。窓の数が両手足ではまるで数え切れず、トイレや洗面台ならやっと数えられるのではないかと首を傾げたくなるような具合の家と言えば早い。素人目でも年代物と分かる家具や絵画がそこかしこにあり、生活感がまったくないので、洋風の歴史的建築物を丸ごと保存している博物館に近い印象を受けた。瘴雨以後、東京一極集中の是正と地方経済の活性化が手伝い、外部からの流入によって人口が増え続けた愛知県はもはや日本の第二の都市になっている。それに伴って県内都市部の地価は恐ろしいほど高騰しているはずだが、津吹家はそんな事情は知る由もないとでも言いたげに、瘴雨対策のため再整備された名古屋の一等地にそびえていた。

 催しは一階に位置する、式典用のためだけにある広い部屋で、立食パーティーとして行われていた。親戚を含む津吹家の人間たちが一堂に会するその場は、錚々そうそうたる顔ぶれだった。テレビでも見かける名の知れた国会議員や官僚が一部混じっていて、それ以外の人間も、名前を聞けば誰もが知る大企業や大学、病院などにおける重鎮が揃っている。日本有数の旧財閥を前身とする津吹グループの中心人物たちが集まっているのだから無理もない。

 配血企業に所属する普通の会社員でしかない成葉には、住む世界が違う空間としか思えなかったものの、立ち会うテーブルやグループの中では、小秋の担当をしている傘士ということだけで一目置かれ、話の中心になった。当然ながら、小秋が義足を外して出席していることについての説明や弁解が主だったが。

 近い親族との近況報告があらかた済み、小秋に声をかけてくる人がいなくなった頃には昼を回っていた。外は相変わらず雨だったが弱々しかった。人々の話し声と足音に消され、存在すら忘れ去られている。

 車椅子に座っている小秋は、視線の高さを下げるよう成葉に手招きした。


「成葉様ならお気づきかもしれませんが、正直に申しますと、わたくしあまり好きじゃありませんの……こういう場所が」


 誰にも聞こえないよう耳打ちで小秋は話した。成葉も率直に頷き返した。


「私もです」


 前日に小秋に招待された時には耳を疑ったが、津吹家は毎年この会を開いているそうである。葬儀ではなく、あくまでも故人の生誕祭を。津吹家に生まれる吸血鬼がいかに彼らに支持されており、それが今の小秋を縛っているのか理解するのに時間は要らなかった。

 津吹グループは瘴雨以前も強力な経済組織だったが、真価を発揮したのは世界全体で瘴雨に対抗する技術開発や投資が熱を帯びた頃からだ。そこでの「小秋」の存在は、彼らにすれば家の発展と団結意識を固めるためには必要不可欠な象徴だったのだろう。実際、配血企業の草分け的存在であるブランデル社は、一人目の小秋を救うために創設されたと言っていい。雨に負けない強硬な経営や企業イメージを形作ったのは、津吹家に「小秋」がいたからこそなのだ。

 それに話を聞くと、どうやら一人目と二人目の「小秋」は誕生日と命日がそれぞれ同じらしい。十一月二日に生まれ、十月三十一日に去った吸血鬼たち。無論ただの偶然に過ぎないはずだが、津吹家の人間には重大な事柄だった。いかに彼らが彼女の存在を神格化し、心酔しているのかが見て取れる。今の小秋をこの催しに呼び出すのがその証拠だ。しかし、彼女の誕生日は九月二日だ。それが彼らにすれば失望に値する要素なのかもしれない。義足すらつけないとくれば、家を導く吸血鬼としては物足りないばかりか、異端的に映るのだろう。

 これまで生い立ちや経済面などの家庭的環境において、小秋は非常に恵まれているとばかり成葉は考えていたが、この時になって初めて彼女に同情した。

 小秋はこんな歪んだ家で独りぼっちだったのだ──。成葉は、絢爛ながらも索漠とした部屋を眺め回した。整ってこそいるが何も心は動かない。それなのに、集まってくるいやらしい人間ばかりがうじゃうじゃといる。こんな場所を家だと思うのは難しくて当たり前だ。少年時代の自分が嫌になって逃げ出した避難所の体育館と瓜二つだと気づき、成葉は目を細めた。ここには、線引きしながら干渉してくる厄介な人間たちと、どこまでも続く孤独しかない。だから小秋と呼ばれてきた女性たちは、家を離れて屋敷に逃げたのではないか。そこでモンテーニュのように本に囲まれて静かに暮らし、想い人である傘士の来訪だけを待ち望んだ……。

 成葉は、車椅子に品良く身体を預けている少女があまりにも哀れに思えてきて、愛おしくなると共に、次第にやるせなくなった。


「こっそり抜け出してしまいましょうか」


 車椅子をゆっくりと前進させた。


「本当にそうできたらいいのに」と小秋が平坦に言った。成葉は言葉にきゅうしたが、彼女の気持ちは汲み取れた。


「小秋さんもお家が嫌いでしたか。私と同じです」

「そうでしたのね」


 いつになく小秋は返事を考えるのに時間がかかっていた。不意に、小秋は振り向く。青の双眸は感情的な青年をなだめるように、鷹揚な目つきだった。


「貴方とご一緒なら、それもきっと乗り越えられますわ」

「屋敷に雨籠もりして……でしょうか」


 小秋はにこりと笑った。力ない様子ではなく、確かな微笑みだった。


「あそこで日々を過ごすのなら、家には力を借りたい時に借りたいだけいただく──それだけの関係で終わりますもの。こういった催しに顔を出すのは億劫ですけれど」

「現実的なお考えですね。文学愛好者とは信じ難いほどです」

「……貴方がわたくしの立場なら、どうしますの?」

「家出します」


 至って真剣な意見だったのだが、小秋はくすくすと笑った。だが今度の笑いはあくまで乾いていた。


「あれほどわたくしに立場を考えろと口うるさかった貴方が、ふふ……うふふ。家出だなんて」

「笑い事じゃないでしょう」


 成葉は声に怒気を込めた。


「このままでいいのですか、小秋さんは」


 二人の間に会話と足音が消えた。僅かながらに雨音が忍び寄ってくる。

 小腹が空いた成葉は、それとなく小秋を連れて近くのテーブルに立ち寄った。サンドイッチなどの軽食が小綺麗に並べられている。ひとつ食べたが、舌に馴染んだあの味ではなかった。


「家出だけはいけません」


 小秋は何も口につけず、それだけ言った。


「どうしてです」

「成葉様がブランデル社にいられなくなってしまいますもの」

「転職しますよ」

「どこの配血企業にでしょうか?」


 それは成葉にも分からなかった。

 小秋が言わんとしてることは簡単だった。津吹家から逃げる──それはほとんど不可能に近いという現実だ。

 まず津吹家は、総力を上げて成葉の転職先を洗い出してくるに違いない。別の土地でいそいそと傘士でいられるわけがないのだ。仮に逃亡に成功しても、常に世間から身を隠す場所が必要になる。しかしそのような場所が果たしてあるのだろうか。それに、小秋の血と足を調達できないのは深刻な死活問題になる。患者へ経口輸血療法の実施と義足の調整、その両方を公的に許可されているのは現役の傘士のみだ。行方をくらませるために成葉が傘士を辞めれば、小秋は血を飲めなくなり、義足の調整も受けられない。どちらも何の資格もない一般人が行うのは違法だ。周りに事態が発覚しなかったとしても無理がある。万が一の際、誰も救いの手を差し伸べてはくれないのでは話にならない。

 成葉の考えていることを察したのか、小秋は彼と同じサンドイッチをひとつ手に取って食べた。


「落ち込まないでください……。わたくしは今の成葉様が好きですよ。色んな配血企業のパンフレットを読みましたが、ブランデル社の制服が貴方に一番ぴったりだと感じましたわ」

「制服が、ですか……」


 何か閃きそうになり、そう呟いた。

 若者人気と接客での評判のため、配血企業は制服が凝っている。この津吹家の催しでも、高級な背広やドレス姿の上流階級の人々と比べても見劣りしない格好だ。

 今に思えば、昔から制服を着た男たちに囲まれていたな──。成葉の中で引っかかるものがあった。


「そうだ」


 彼は声を上げた。


「私が自衛官になれば全て解決するのではないでしょうか?」

「あら、何をお考えでいらっしゃいますの?」

「転職先ですよ。傘士ほどではありませんが、豪雨災害時の救助隊の隊員は災害の現場を知っている人間です。義足や輸血に関しても、補助作業ぐらいなら経験があってもおかしくありません。私がいても目立たない。しかも災害時には現場の傘士と交流があるので、運が良ければ配血企業との内通者を確保することだって──」

「お忘れなのですね」

「え、何をです?」

「わたくしのお父様は……そうして捕まりましたわ」


 予想外ながらも的確な指摘を受け、成葉は「あ」と短く発して口を閉じた。レッヒェ社の課長が語った津吹の過去を思い出したのだ。彼は一度自衛官になったものの、津吹家に引き戻されていたのだ。

 父親──先人と同じてつを踏むわけにはいかなかった。肩を落としそうになるが、成葉は耐えた。少しかがんで小秋に目の高さを合わせると、人目もはばからずに彼女の肩を抱いた。


「小秋さん……本当にそれでいいのですね?」

「ええ。わたくたちには、初めからそういう筋書きがあったのだと思っていますから」

「私たちの筋書きを書いた人間がいるとするなら、その人は絶対に性格が悪いですね」

「そうでしょうか。成葉様、貴方のお好きな『ジェーン・エア』のジェーンも、最後には抜け出したかったロチェスター伯爵の元に……家に帰ることで幸福を掴みます。わたくしたちも似たようなものですわ」

「どこまでも逃げられないんですか」


 二人は見つめ合って苦笑を交わした。

 小秋は慇懃な動作で自身の胸に手をやる。


「後ろ向きに捉えてはいけません。もっと前向きに、自分本意に考えるのが得策です。家には残りますが、彼らの言いなりにはなりませんわ。彼らがわたくしたちを縛るのなら、わたくしたちは反対に彼らをとことん振り回してあげましょう。わたくし、京都で成葉様とご一緒に歩いた時のことがとても印象深いのです。また近いうちに、旅行に出かけましょう?津吹家の面々が心配しておろおろとしてしまうほど、様々な場所を……二人っきりで歩くのです。スフィンクスの謎解きも終わりましたし、これからはお互いにもう少し本の世界から抜け出すのも楽しそうではありませんか」


 胸元に光るブローチが小秋の瞳となって揺れた。そこには、良家の令嬢という淑女としての振る舞いと、吸血鬼という悪女ゆえの妖しい輝きが見事に調和していた。

 そうしましょうか、と成葉は返事して、唇を重ねようとした。小秋もそれに応えようとしていたのだが、不意に彼女の視線が背後に向けられた。顔つきが親戚の人間を相手していたように強ばった。何事かと成葉は後ろに振り返った。周りの人々もそちらに注目していた。そこには制服姿の津吹が立っていた。

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