第21話 小さな隣人との同居生活あれこれ

 ……さて、どうしようかな?


 アルフレッドからは精霊を手懐けろ、と指示されたが、その方法が見当もつかない。

 しかし、カリーサの遺骨を埋めたエノメナの鉢を潰されたくはないので、無い知恵を絞るしかなかった。


 ……精霊って考えずに、妖精で考えよう。


 精霊といえば自然の中に息づく大きな存在で、妖精は人間の家の中にも出没する小さな存在というイメージがある。

 完全にイメージの話でしかないのだが、この世界の神話ともそう大きくは違わない。

 自然を相手にするか、人間と常識の違う小さな隣人を相手にするか、と考えれば、後者の方がまだ交渉の余地がある気もした。


 ……妖精って……ミルクと蜂蜜で持て成すんだっけ?


 なんとなく、前世で読んだ本の中にこんな記載があった気がする。

 理屈は覚えていないのだが、自然由来の甘味として蜂蜜が選ばれていたような記憶がうっすらと残っていた。


 ……あと、人間に見られることを嫌うから、見え難いところに置くといいんだっけ?


 妖精を持て成すためのお菓子は、台所の片隅や窓辺に置くといい、というような話を聞いたこともある。

 意外に思い浮かぶものだな、と調子に乗って記憶を探ると、芋づる式に名前を当てて追い出すだとか、火掻き棒で叩き出すだとかいう乱暴な退治方法まで思いだせてしまった。


 ……追い出すのは、最後の手段ってことで。


 突然王都のような遠くへと運ばれてしまっては困るが、浴槽に花びらを浮かべたり、ぬいぐるみの位置が変わっていたりする程度の悪戯なら容認できる範囲だ。

 突然の来客の際にカトラリーを追加で置いてくれるのは、むしろ役に立っているとも言える。

 本当に、付き合い方さえ解ればよい友人になれそうなのが妖精だ。


 ……もう少し調べてみようかな?


 前世のうろ覚え知識を信じるよりも、神話等からこの世界での精霊や妖精との付き合い方を探せないだろうか、と思いついて書斎へと移動する。

 精霊や妖精にまつわる記載のある本はどれか、と本棚と睨めっこをしていたら、木箱を持ったランヴァルドが書斎へとやって来た。


「クリスティーナ様は、何かお探しですか?」


「精霊と妖精にまつわる本を探しているのですが……」


「精霊と妖精……というと……この辺かな?」


 成人前は病弱で、本の虫だったというランヴァルドは、これまでに読んだ本の内容をある程度覚えているようだ。

 とにかく片っ端から本を読んでいたようで、今日のように読みたい本の内容を指定すると、丁度いい本を持って来てくれる。

 ランヴァルドは使用人としては意外に役立つ、お買い得な人材だった。


 ……おまけに白銀の騎士が二人も付いてくるしね。


 礼を言って本を受け取り、木箱の中身を聞いてみる。

 木箱の中身は、メンヒシュミ教会でこの一年に印刷された本らしい。

 レオナルドが変わらず寄付を行っているため、こちらも変わらず献本が届いていたようだ。


「……本といえば、レオナルドお兄様がモデルにされた冒険活劇がある、って聞いたことがあるのですが?」


 レオナルドをモデルにした冒険活劇小説があるとは聞いたことがあるのだが、考えてみればまだ私は読んだことがない。

 他に読みたい本も、やりたい刺繍や翻訳作業もあったために、気になりつつも後回しになっていたのだ。

 本に詳しいランヴァルドが来たので、とついでに聞いてみたら、ランヴァルドは笑いを堪えるような顔をした。


「レオがモデルというと……『白銀のレオ』だったら、書庫の奥に片付けられてましたよ。書庫の本棚よりももっと奥の箱にしまってあったから……あれは故意に隠したんだろうな」


「……後でこっそりわたくしの部屋へ運んでおいてください」


「お望みでしたら、ベッドの下に隠しておきますが?」


「艶本ではないのですから……堂々と机の上に置いておいてください」


 私の机の上に自身がモデルにされた本を見つけた瞬間のレオナルドの顔が見たい、と今日も私の悪戯心は絶好調だ。

 好きな子をいじめる男児と変わらない気がするのだが、自覚はあるので良しとしておく。

 私はレオナルドの、ちょっと困った顔が好きなのだ。


 ……あれ? そういえば、ランヴァルド様って……?


 そういえば、と木箱の中身を整理して本棚へと詰め始めたランヴァルドの背中を見て思いだす。

 なぜこんな重要なことを忘れていたのか、と自分で自分に聞いてみたくなるほど大事なことを見落としていた。


 ……目の前にいたよ、対精霊用最終兵器が。


 本人に自覚はないようなのだが、ランヴァルドは精霊に好かれている。

 ランヴァルドが困った時には精霊が何かと手を貸してくれているようなので、今回のことも間にランヴァルドを挟めばなんとかならないだろうか。

 そう気がついた瞬間には、ランヴァルドへと声をかけていた。


「ヴァルドに苦情を言ったら、悪戯妖精もおとなしくなりますかね?」


「そんなのは俺を挟まなくても、直接本人に言ったらどうですか?」


「その本人を捕まえようがないから、困っているのです」


「判りやすく本体と思われるものがあるじゃないですか。あるでしょう? この騒ぎの重要参考ならぬ、重要参考が」


「……あっ!」


 そういえば、と目から鱗が落ちた気分だ。

 私は今まで悪戯妖精を制御し、エノメナの鉢が保護者たちの手によって廃棄されないことだけを考えていた。

 そのため、エノメナの鉢は私が守るべきものと認識していて、エノメナの鉢に植えられたエノメナの芽こそが元凶かもしれないという事実をスコーンと忘れていたのだ。


 ……おばかすぎるよ、私っ!







 そうと判れば、とサリーサに大きめのパンケーキを焼いてもらって、蜂蜜をたっぷりとかける。

 悪戯妖精の大きさは判らなかったので、コップは私が八歳の時に使っていた館で一番小さなコップを用意した。

 山羊のミルクを入れたコップは二つ用意して、私も一緒におやつを食べる算段である。


「おやつをあげますから、悪戯はやめてください」


 どうぞ、とエノメナの鉢に向かってパンケーキを半分に切って差し出す。

 一緒にミルクの入ったコップも並べ、なんだか気分は『ままごと』だ。

 前世でも本当に幼い頃にした覚えがなんとなくあるが、今生では初めてな気がする。


 ……初めてだよね。メイユ村にいた時は女の子の友だちなんていなかったし、グルノールの街に来てからは、ままごとをするような友だちはいなかったし。


 エルケとペトロナはままごとよりもお洒落やお菓子に興味があったし、ミルシェはエルケたちに引っ張られて行動を共にしていたので近所の年少者と遊ぶことも少なかった。

 私自身、ままごとには興味がなかったので、本当に女の子が一度は通る道を、今生の私は無視してきたようだ。


 おやつをあげるから悪戯をやめて、とエノメナの鉢に話しかけるのは、私への呼びかけを『クリスティーナ』に統一するよりも明らかな効果があった。

 館中で小さな異変が起こっていたのだが、おやつの時間にエノメナの鉢へと話しかけながらお茶をするようになると、それらの悪戯はピタリと止まる。

 悪戯が完全に無くなったわけではないが、ドールハウスの家具の位置が変わる、レオナルド人形が鉢の外に追い出される、といったように、悪戯の起こる範囲は限定された。


「もしかして、ドールハウスに夢中だったから、拗ねてたんですかね?」


 おやつを与え、芽へと話しかけるようになってから、エノメナの芽に変化が現れた。

 ずっと芽しか出ていなかったエノメナが、ようやく葉を見せ始めたのだ。

 指の腹でエノメナの葉を撫でると、葉は優しく揺れる。

 気分的には、エノメナとの握手だろうか。

 撫でているから葉が揺れるのだが、なんとなくエノメナが気分よさそうに微笑んでいるような気がした。


「今日はサリーサがプリンを作ってくれましたよ。プリンは卵料理ですから、早めに食べてくださいね」


 妖精にお菓子を与えるなんて、と思っていたのだが、さすがは精霊に攫われるなんて不思議な現象が起こる今生の世界である。

 目に見えない、触れるかどうかも判らない妖精が、どうやってお菓子を食べるのか、と思ってもいたのだが、お菓子とミルクは知らないうちに量を減らしていた。

 私室で過ごすおやつの時間は判らないのだが、私が夕食の後に食堂から戻ってくると、窓辺に置かれた皿の上からおやつはいつもなくなっている。

 どうやら、私が見ている間は妖精もおやつが食べ難いらしい。

 これに気がついてからは、おやつの時間を一緒に過ごした後は窓辺へ近づかないようにしていた。


「それにしても、不思議ですね。おやつを食べて大きくなる花なんて、どんな品種改良をしたらできるんでしょうか?」


 私が懐いていたらしい人物から貰った球根らしいのだが、残念ながらその顔すら思いだせない。

 レオナルドの話によると、おいそれとは手紙すら出せそうにない相手なので、芽が出てからの数々の不思議現象についてを、報告も相談もできそうになかった。


「悪戯は困りますけど、長距離の移動は故意にできたら便利ですね。王都へもすぐに行けるし、なんだったらジゼルの様子も見に行けるんじゃないですか?」


 そんな独り言を呟いたのが、まずかったのかもしれない。

 悪戯妖精がおやつを食べられるように、と私の食器を片付けるサリーサに続いて部屋を出るべく扉をくぐると、周囲の景色が一変した。







 ……やっちゃった……っ!


 またか、と叫びたかったのだが、咄嗟に飛び出しかけた声を飲み込む。

 一変した周囲の様子に、まったく見覚えがなかったのだ。


 ……さすがに知らない場所へ突然放り出されるのは困りますっ!!


 これは悪戯妖精エノメナには教育的指導が必要だろうか。

 そうは思うのだが、それは無事に館へと戻ってからだ。

 今はここがどこかを把握し、私にとって安全な場所かどうかを知りたい。


 ……とりあえず、女の人の部屋かな?


 青と白を基調に整えられた、趣味のよい清楚な部屋だ。

 おそらくは、高貴な女性のための部屋だと思う。

 少なくとも、平民の部屋ではない。

 机やクローゼットの彫刻が、優美な曲線を描いていて華やかだった。

 個人の好みとしては男性の部屋という可能性も捨てきれないが、天蓋の裾にレースが使われていたり、長椅子のクッションに鮮やかな花の刺繍があったりとして、やはり男性の部屋とは考え難い。


 ……どこだろう? 来たことのない場所だと思うけど……?


 足音を立てないよう慎重に部屋の中を移動し、窓辺へと近づく。

 窓の外に見える対面の壁に付いた窓を数え、現在いる部屋がどうやら三階にあるらしいと知る。

 他に判ったことは、窓の外は中庭で、誰かが畑を作っているようだ、ということぐらいだ。

 やや生育が悪いのか、畑の芽は春も終わりだというのに小さい。


 ……本気で覚えがない場所だ。どうしよう。


 またなにかの拍子に帰れるだろうか、と前回の移動を思い返す。

 あの時はとりあえずクリストフと謁見するために着替えをしようと衣装部屋へ向かい、衣装部屋へと足を踏み入れた瞬間に異変が起こった。

 絨毯に覆われているはずの床が、屋根裏の床に変わったのだ。


「あら?」


「へっ?」


 ガチャっと物音がして、反射的に顔を向ける。

 次に廊下へと続いていると思われる扉が開き、老齢の淑女が扉の向こうに立っているのが見えた。

 ばっちり老淑女と目が合い、しばし見詰め合う。

 先に硬直が解けたのは私だ。

 どう考えても私に非がある不法侵入にしかなっていないため、無駄とわかりつつもカーテンの中へと飛び込んで隠れた。


「クリスティーナ……さん?」


 ……あれ?


 なぜ私の名前を知っているのだろうか、とカーテンの向こうから聞こえてきた戸惑いを帯びた声に眉を寄せる。

 私の記憶にはない老淑女だったが、老淑女は私を知っていたらしい。

 それも声の響きからして、とても好意的な人物だ。


 ……話が通じるタイプの人?


 ならば事情を話し、ここがどこかと詳しい話を聞くのもいいだろう。

 知らない人物は少し怖いが、カーテンに隠れていてもどうにもならない。

 ここは腹を決めなければ、と恐るおそるカーテンから顔を出すと、そこには見慣れた私の部屋があった。







「……ティナが会ったという淑女は、おそらくカルロッタ様だな」


 久しぶりの長距離移動だった、と昼間の出来事をレオナルドへと報告する。

 本当はあまり心配をかけさせたくはないので黙っていたかったのだが、黙っていて良いことと、悪いことの区別はつくつもりだ。

 今回のことについては、心配をかけたくないからといって、黙っていて良いものだとは思えなかった。


 ……レオナルドさんのちょっと困った顔は好きだけど、心配させちゃってる顔は見たくないからね。


 さらなる心配事の種になる可能性があるので、すでに起こってしまったことの報告は大切だろう。

 一瞬だけ目の合った老淑女の容姿や部屋の様子を思いだせるだけ報告すると、レオナルドは私の移動先をズーガリー帝国アウグーン領のアウグーン城、出会った老淑女は領主のカルロッタだろう、と心当たりがあるようだった。


「カルロッタ様と言うと、オレリアさんのお友だちで、お手紙をくれた……」


 オレリアの知人と聞けば、途端に慕わしさが湧いてくる。

 突然の闖入者であったはずの私に対する好意的な声音は、カルロッタが私を知っていたからなのだろう。

 私の記憶は曖昧なのだが、グルノールへと戻ってくる前にカルロッタには世話になっている、とレオナルドから聞いたことがあった。


「ティナの移動距離が、ますます長距離になってきたな。何が原因だ……?」


「今日に限っては、一瞬で遠くまで行けたら便利だな、って考えていたせいかもしれません」


 考えていたというよりも、はっきりと口に出してしまっていた気がする。

 ジゼルの様子を見に行けたら便利だな、と。

 カルロッタの城と言えば、レオナルドがジゼルを預けてきた城のはずだ。

 ジゼルの様子を見たいと言った私を送り込むのなら、丁度いいどころか、ピンポイントで目的地に行っていた。


「ジゼルの様子を見に行きたいと言ったから、アウグーン城まで行ったのか。ということは……」


「前向きに考えたら、悪戯妖精とは意思の疎通が取れるかもしれない、ってことですね」


 口に出した望みが、どんな形であれ叶えられたのだ。

 悪戯妖精としては、私の願いを叶えてもいいと好意的に思ってくれているのだろう。

 毎日せっせと水をあげているおかげか、カリーサの遺骨を埋めた影響かは判らないのだが、意思確認の難しい存在が、とりあえず好意的であるというのは有り難くもある。


「意思の疎通が取れるのはいいが……」


「解っていますよ。うっかり『ナパジに行って本場のナパジ料理が食べたい』だとか、『ティオールの街の三羽烏亭でお刺身パラダイスをしたい』だなんて、鉢に向かって言いません」


「解っているのならいい。完全に想定どおり働く力なら警戒も利用もできるが、いつ起こるか判らないからな」


 便利ではあるが、当てにはしない方がいい。

 この認識は私とレオナルドの間で共通していた。







 ……さすがに三度目ともなると驚かないね。


 うっかりしていた。

 もうほとんど初夏といっていい陽気に、ふと思いだしてしまったのだ。

 しばらくオレリアの墓参りに行けていない、と。


 ……口に出さなくても、悪戯妖精は運んでくれるみたい?


 悪戯妖精は私の心の中を覗いてでもいるのだろうか。

 花壇の花の移り変わりに初夏の訪れを感じ、その際にチラリとオレリアの墓参りをしたいと考えてしまったのだが、館に入った途端に景色が変わった。

 いつもは台所の勝手口を使って裏庭へ出ているので、逆に裏庭から館に入る時には台所へ出るのだが、台所は台所でも現在私が立っているのはオレリアの家の台所である。

 城主の館の台所はそれなりの広さを持っているのだが、オレリアの家の台所は一般家庭よりもやや広いといった程度だ。

 オレリアがほとんど料理をしていなかったことを思えば、広すぎる台所でもある。


 ……方向性を洗い出すと、とりあえず私の行ったことがある場所に出る感じ?


 私の行ったことのある場所に出ると思えば、少しだけ安心できる気がした。

 とはいえ、私の記憶が曖昧な二年の間に訪れた場所へも出るようなので、完全に安心はできない。


 ……あ、出れた。


 せっかくワイヤック谷に来ることができたのだから、と自然な動作で外へと出てみる。

 城主の館の玄関からはどうしても一人で外へ出られなかったのだが、オレリアの家から外へ出ることはあっけないほど簡単にできた。

 もしかしなくとも、レオナルドの横と同様に、オレリアの家があるワイヤック谷を安全な場所だと私が思っているからだろう。

 ワイヤック谷は不思議な霧に守られた場所だ。

 霧の向こうには黒騎士もいて、侵入者を見張っている。

 ここであれば、外から誰かが私を攫いに来ることは不可能なはずだ。


 ……老後はここに住みたい。


 不思議な霧に守られた、安全な住処だ。

 街からは遠すぎるが、安心して引き籠っていられるという意味では、ここほどいい場所はないだろう。


 裏庭に回ると、畑でハーブの手入れをしているパウラを発見した。

 軽く挨拶をすると突然訪ねて来たように見える私にパウラは驚いていたが、それだけだ。

 オレリアの墓参りに来たのか、と聞かれたので、そんなところだと答えておく。


 墓参りをして戻るとパウラにお茶へ誘われたので、少し他愛のない話をして過ごす。

 パウラは谷の管理者としてずっと一人でワイヤック谷に籠っているため、話し相手に飢えていたのだろう。

 外からの情報が入ってきにくいためか、私があまり成長していないことについても気が付いていなかった。

 パウラが最後に会った私と比べれば、今の私でも十分に身長が伸びている。

 それもあって、背が低すぎるとは気が付かなかったのだろう。


 今回の帰還は、玄関からだった。

 パウラとの雑談の終わりに挨拶をして玄関から出る。

 それで周囲が一変して、次に私が立っていたのは館の玄関ホールだった。

 どうやら玄関から出て、館の玄関へと戻って来たらしい。


 お墓参りに行けたお礼として、悪戯妖精へはサリーサに作ってもらったプリンを豪華に飾ったプリンアラモードをお供えした。

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