情報の取捨選択を部外者の子供が決めるのは間違い
本当の事を知れば悲しむだろう
可哀想という感情で物事を決めるのは
責任者という立場からすれば大きな大きなお世話
後日、長という責任を知っているレオナルドがジュードに話すかもね
正確な情報を知っていないことは危険な世界で
また騙されない為にも知らない事は罪となる
それに亡くなった子供たちの事を、悲しんで悔やんであげられる人もいてほしい
と思います
作者からの返信
こんにちは、コメントありがとうございます。
ティナは一度情報の取り扱いで失敗していますからね。
あと、普通に『言わなくていいこと』『知らなくていいこと』の判断です。
そもそも、ドゥプレ孤児院は前孤児院長が見目の良い子どもを娼館に売っていた前例があるので、そこを引き継いだジュードさんは、そこまで打たれ弱くはないんですけどね。
そのうち本物のゴドウィン様が必要だと思えばフォローに訪ねることでしょう。
偽ゴドウィンはいくつかの孤児院を回っていたという記載があったのに、各孤児院へ誰がいつ偽ゴドウィンに引き取られたか、孤児院の院長等が偽ゴドウィンと通じていないかなど確認しないのでしょうか?確認しなければ被害状況が明らかになりませんよね。孤児院へ確認しなければ、既に骨になってしまった子供達が誰であるか把握できませんし、ましてや犯人である偽ゴドウィンが一人一人の名前を覚えているはずもなく。
名もなき子として葬られてしまう方が孤児院に知らせるより酷い事なのではないでしょうか?
孤児院へ知らせない確認もしないという事が、ファンタジー世界の警察に値する機関の対応とはいえお粗末すぎるかと思います。
孤児院へ知らせないというよりは、孤児院の子供達に知らせるかどうかを大人が悩み、孤児院の子供達には知らせないままという流れの方がしっくりします。
孤児院の院長には事件を知らせる事で安易に貴族という事を信じてしまった管理者としての責を負うべきではないかと。そして二度と同じ事を繰り返さないようにする事が亡くなった子供達への弔いになるのではないでしょうか?