第3話

さて洞窟を出たところでマップを確認すると

意外と近くに街道があるのでそこまで行って

街道を進むことにした

〔葵!〕

!?「どうやって出したんだ?」

〔[念話]だよ念話!〕

〔こうか?お!できた〕

〔そうそう!これでこの状態で会話できるから〕

たしかに不審だよな1人でに喋る17歳の男って危ない匂いがする

〔教えてくれてありがとう〕

〔うん!〕

その後念話でイリスと喋りながら歩いていると街が小さく見えた

「まだだいぶ遠いなぁ〜」

走ると人外な速度になってしまうため周囲に衝撃波が起こってしまうので無闇に走れないまあ転移すればすぐに着く事を知っているのだがかなり門の前で並んでいるのでやめている

〔そうだ!暇ですから人工の魔晶玉を作りませんか?〕

〔魔晶玉?〕

〔魔力10000%を超える魔石のことです!〕

〔面白いかもな〕

早速始めた

やり方は魔力を超高温、超圧力で一点に凝縮させるだけ

数秒で1万%を超えたなんか楽しくなってきたのでどこまで行くかやって見ていた

うわぁ!

気づいたら魔力がΩに差し掛かっていたのでみると

【極魔宝玉晶】

直径1mmの球体

Ωの魔力が超えられた魔石

周囲に超高濃度の魔力を永遠に放出し続けることができる


これをなんとなく1万個ほど量産してみた

一個試しに価格を調べてみると

販売価格は虹金貨1兆枚となったこれでお金も困らないだろう(元から困ってない)

俺は実験で属性付与と効果付与を試して見たところ

できることが判明単なる火属性の付与をしてものが販売価格が10倍になることも判明

これは〜いろいろな付与ができる上に魔力が桁外れに溜まっているので威力がでかいしばらくこいつの研究だな

〔葵?なにしとるんだ?〕

〔これ〕イリスに見せると

〔これは〜えらい物を生み出したな〕

〔あはは〜〕

俺は次にこいつら(極魔宝玉晶に魔法属性を全てと全強化付与、全無効付与を施した物)を融合させてみた結果

【神極魔宝玉晶】

Ωの魔力を永遠に放出し続けている魔石

持っているだけで全属性魔法を操れ

全干渉を無効化でき更に強化付与がされる

Ω魔力放出

全干渉無効

全属性、全強化付与


〔イリス、仕舞っといて。〕

〔はーい〕

そうこうしているうちに門の前に着いた

「身分証を出せ」

「無いです」

「それならこの水晶に手をかざせ」

「はい」

なにもないので通された

「すみません身分証を取るにはどうすれば?」

「手っ取り早く取るには冒険者ギルドで冒険者登録だな」

「ありがとうございます」

冒険者ギルドに行こう!

街に入るとマップを見て移動する

「ここか」剣と杖がクロスされたような看板

扉を開けて入る

受付の人がいるカウンターに向かって

「へ〜やっぱりテンプレどうりだね〜酒場もある」

どうかテンプレに絡まれませんように〜

何事もなくカウンターに着いた

「よかった。」

〔葵なら絡まれても問題ないって〕

〔まあ確かにそうだね。〕

「どうしました?」

「ああ!いえなんでもないです。登録できますか?」

「はい!ではここに名前と生年月日を書いてください。」

カキカキ

「終わりました。」

「ではこのプレートに血を垂らしてください。」

俺は針で指を刺した

「終わりました」

「ではこれにて登録完了です。説明に入ります。」

「はい」

「ではまずギルドではランク付けをされます。

上からS,A,B,C,D,E,F,となりアオイさんは現在Fランクです。ランクは上げることができます。貢献度や討伐数、信頼でランクは上がるのでそうそうに上がるのはCまでですがそれ以降になりますと試験を行なって適しているとされればBやA、Sに上がります。」

「そうですか。依頼の受け方とかは?」

「ランクの低い物は基本的に常設されている採取と討伐が主になります。ので依頼はありません。ただし例外でスタンピードが起こった際には住民の避難指示をしてもらいます。」

スタンピードか〜

叡智慧で記憶に入っていた

ダンジョン内の魔物はダンジョンから溢れ出るほど異常に増殖して出てくる現象

未開拓のダンジョンがあった場合によく起こったり攻略者が居ない田舎のダンジョンなんかで発生してしまうらしい

それに意図的に起こすことができるらしい

それは危険だ確かに戦力を持たない人にとっては死を覚悟しないといけないな

「わかりました」

「では最後にこれを登録証です。これは登録者が討伐した魔物や完了させた依頼の記録、更にギルドは銀行の役割もしていますのでクレジットとしても使えます。入金しておきますか?」

「じゃあお願いして」

「ではあちらでできます。のでご案内します。」

そう言われてついたのが水晶?の前

【登録水晶】

エトルをクレジット化させる機械としてだけでなく嘘発見器、ギルド証の本人確認までいろいろできる

また商人登録もできる


へーすげー

ウインドウが出た

『[異次元売買]がクレジット化されました現代でも使えます。パスワードを設定しなくともあなたしか使えません。』

うん?なんか出た便利じゃん!これ!!

とりあえず入金しておきますか

『入金等の手続きを行う必要が無くなりました。

額2e60エトル:日本円2e61円

指定の売買を自動で行う設定もできますが設定しますか?』

これは〜遠慮しておくか

無限にお金が手に入るってことだろ?

それはまずいんじゃ〜おまけにぼったくりの効果これでも出ちゃうんじゃ〜

それでなくとも無限にお金増えるのに

でも俺だけだったらいいのか?いや駄目だろう。

現代でも使えるってことは向こうでも無限にお金が使えるっていいことだから

まずまず今現在の金額すら使いきれないだけど

タワマン買ってもどんなに高くて55億だって

5.5e10だよ数字だよ使える切れんわ!

いやここまで来たら諦めて無限にする?

最高効率は虹金貨1枚を1円玉に変えてからエトルに変換すると

虹金貨1枚:1e10円

これで1円玉にすると1e10枚になる

1円玉1枚が銀貨1枚になるから・・・

それにぼったくりがつくのでってことはになり

こんなことを自動で行なってくれるのはありがたいかも?

結局いろいろ考えていたが諦めて無限になった

わーいお金持ち〜\(^o^)/

まあいいか俺1人が原因で経済が崩壊なんてしないだろうし

好きなように生きる!

さてじゃあ登録も終わったことだし現代に戻るか

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