第211話モルトン少女隊
アイムが攻略組のパルムからの苦戦の知らせを受け応援要請を求められる
『アイムこのダンジョンパル達だは攻略できない。最初のボスも攻略できてない。
問題正解しないと先に進めない…パル達では無理!
助けてアイム誰か頭のいい人派遣してほしいです。』
アイムはパルムからの情報で少し考える
『なるほどリドル型ダンジョンなのね。
わかったなら…あたいの補佐してくれてるリンナがいいかな』
アイムは念話でリンナを呼ぶ
『リンナお願いがあるからレイハウスの食堂に来てほしいの』
リンナが食堂に行くとアイムがメルティアに抱っこされて待っていた。
食堂ではメルティアと一緒にアイムが待っていた。
アイムはリンナにNo.18フルレルダンジョンの攻略部隊の応援に向かうように指示をする
「リンナ達すぐにNo.18フルレルダンジョン攻略部隊の応援に向かってほしいの。
パルム達が泣きついて来た。最初のボス部屋も攻略できてない。」
リンナは攻略組が泣きついて来たと聞いて驚く
「えーー!パルムお姉ちゃん達が攻略できないのに無理だよー!」
アイムは微笑み答える
「大丈夫。パルム達が攻略中のダンジョンはちょっと特殊なリドル型ダンジョンなの。
ボス部屋では戦闘ではなくクイズをだしてくるみたいなの。
どうもかなり意地悪なダンジョンで毎回ボスが違うみたいなの。」
リンナが尋ねる
「ふーんそんなダンジョンあるんだ。それでパルムお姉ちゃん達どこまで進めたの?」
アイムは少しためらいながら答える
「それが…最初のボス部屋5階層がクリアできないらしい…」
「えーー!そんなに難しいならリンナ無理だよ」
アイムは微笑みリンナに話しかける
「パルム達はパワータイプ考えるの苦手だからリンナなら大丈夫。クイズ好きな仲間と一緒に助けに行ってあげてほしいの。」
「わかった。お手伝に行って来る。」
「リンナ行くメンバーは任せるから、できたら5人くらいがいいのね。準備できたらもう一度ここに来て。ミカンに送って貰うから」
「わかった。」
リンナは孤児院の食堂に向かった。
孤児院の食堂は遊戯ルームも併設されていてほとんどの子供が集まっていた。
リンナはさっきのアイムの話をみんなに伝えるとララが立ち上がる
「それならララがメンバー決めてあげる。そういうの得意なのはララとユユとココとネネとナナだね。」
リンナは選ばれたメンバーを見るとみんな自分と同じくらい小さく幼い一応みんな8歳は超えてるけど…リンナと同じくらい小さいから幼女にしか見えない。
確かにララ達なら大丈夫かも…
リンナはララ達にお願いする
「ララ達リンナと一緒にダンジョン行ってお姉ちゃん達助けに行ってくれる?」
「「「「うん!」」」」
リンナはメンバーを連れてアイム達のところにユユ達と向かう
アイムは選ばれたメンバーを見て微笑む
「うん。ララやユユ達なら大丈夫だね。たぶん応援に来たのがみんな幼女だからパルム達攻略組は驚くかもアハハ」
アイムはミカンを呼んでリンナ達を攻略組のいるダンジョン入口に転移させるように指示する
「ミカンここにいる応援部隊をダンジョン入口に運んでほしいの。まだあの子いるんでしょ?」
ミカンは笑いながら答える
「うん。まだ変な言葉呟きながら瓦礫に埋もれてるね。アハハ何言ってるかわかんないけどほんと面白いよ。
フフフこの子達ね。任せてパスつながってるからダンジョンに戻れば送れるよ。」
リンナ達はミカンと一緒に一度ダンジョンに転移してそこからNo.18フルレルダンジョン入口に転移する。
リンナ達は自分達がダンジョンに挑める事にワクワクして、入口のまえでおしゃべりを始める
「ここがダンジョン…何かワクワクするね。」
「うん。ココ達でも攻略できるダンジョン楽しみだね。」
「何か意地悪なダンジョンみたいだからナナ達が仕返ししてあげようよ!」
「うん。それいい!でもネネ達で答えられるかな?」
「大丈夫だよ。いつも沢山の大人をいろいろ指示してるアイムちゃんが何も言わなかったんだから」
「うん。ユユの言うとおり駄目だったらアイムちゃんがハッキリ言うよララ達では無理だって」
リンナ達が入口でいろいろ話してるとパルム達攻略組が戻って来る。
パルムは応援に来たのがリンナ達で納得していたが、他のメンバーは明らかに不安そうにリンナ達に話しかける
「リンナ大丈夫?このダンジョン同じ問題出して来ないしイライラさせるよ。」
「そうなんだ!私達もみんなで分担していろいろやったけど無理だったんだ。ほんとムカつくから注意してくれ」
エリアリアが散々やられたメンバーの思いを伝える
「リンナ、ララ、ユユ。ナナ、ココ、ネネ頼むバカにするあいつをギャフンと言わせてくれ」
メンバーがエリアリアの言葉に何度も頷く
パルムがリンナ達を安心ささるために一言伝える
「リンナもし魔物が出てもパルム達がリンナ達を全力で守るから心配いらない。」
パルム達は隊列等打ち合わせした後ダンジョンに入って行く。
「じゃ行くよおー!」
「今度こそ撃破するぞぉー!」
「「やぁーー!」」
リンナ達もワクワクしながらパルム達の後に続いて入って行く。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます