第182話鍵の謎
サリアス達が話し合いいろいろ大きく変更され情勢が変わっていく中女神様から鍵について調査をする者達もほぼ調査が終わり結果行づまっていた。
エルフの隠れ里については数箇所あることがわかった。
真鑑定の魔眼の持ち主がモルトンの孤児院にいるネネが鑑定持ちとわかった。
後はバチアス国がどこかわからない今チェリアス王女達が書物を調べてもらってるが、ここ数百年ではこの国の存在がわからない
『バチアス国・森の町・魔眼・ミレイ』
アイラが今までわかった事と鍵の事を智謀のアイムに尋ねる
「ねぇアイムちゃん今までわかった事は森の町はエルフの隠れ里で間違いないと思うの。それで今見つかってる隠れ里は3箇所よ。
後魔眼もわかったわ。真鑑定の魔眼の持ち主がこの孤児院のネネちゃんなの。
それでアイムちゃんは鍵について何かわかった?」
アイムが眠そうに答える
「うにゅ・・バチアスは古の国その国にある森の都に鍵の人物がいる?でも名前わからない。封印されてるから本人もわからないの。
ミレイがどう関係するかわからないの。」
アイラも考え込む
「そっか本人も記憶封印されてるからミレイが呼んでもわからないのか・・しかもどう呼ぶの?うーん女神様もう少しヒントがほしいの・・全然わかんないのよ」
アスカ達も大陸中飛び回り隠れ里について調べるもナンバーズ冒険者とギルド関係者のエルフ族の出身場所がほぼ3箇所に集中したためこれ以上の進展はなかった。
3箇所全てバイスル王国内に点在していた。
もしこれがヒントにあるバチアス国が現在のバイスル王国でなかったらまだどこかに隠れ里が存在するかもしれない。
そう思ってアスカ達は探している。
一方シルフィー王女とセレスティア王女は王国の書庫や各領地の保管書庫で歴史書を探していた。
フェリアス王女とチェリアス王女も自国に戻り書庫で歴史書を調べていた。
王女達はミレイが開発した魔道具携帯電話で連絡を取り合っていたが、いまだ発見に至っていない。
アイムも4人から相談を受けるがわからずそのまま昔の国の名を調べるようにとしか答えようがなかった。
アイムは女神様からのヒントを考えていた
『バチアス国・・そんなに昔にあったの?ここ数百年ではないらしい・・・うーん何か違うような・・
たぶんそんなに古くないはずでないと調べてもわからないの。
森の町も3箇所見つかったって、これだけ難しいのにそんな簡単に見つかる?
それに場所と町がわかってもどうやって鍵の人物見つけるの?
真鑑定で何がわかる?うーん難しいのね。
ミレイの女神の力目覚めさせるのだからミレイって何故ヒントにあるの?最後はミレイなのわかるのに何で?』
多分この疑問が解ければミレイが目覚める・・
その頃クアトラ皇帝と聖女ホーリア一行は定例会議が終わり直ぐにモルトンに向かっていた。
むくれる宰相達をおいて…
2台の馬車に分乗したクアトラ皇帝は馬車の中では終始ミレイの話で盛り上がっていた。
「ホーリアよやっとだぞ!女神グランシア様より聞いてから会いたくて仕方無かったのだ。」
ホーリアも嬉しそうに話す
「はい!私もです。今からドキドキします。女神グランシア様の愛し子ミレイ様どのようなお方なのでしょうか…」
技術開発局のナタナラはモルトン訪問馬車の6席の激しい座席争いに勝利した者の一人でもある。
この6席を巡り60人以上の帝国幹部達が争い手に入れた特権だった。
馬車の中では終始喜びを爆発させていた。
「陛下私嬉しくてここ数日全く寝れていません。グランシア様の愛し子様やっと…やっと会えるのです。
ミレイ様ぁ~」
クアトラはナタナラに少し落ち着くように促す
「ナタナラよ嬉しい気持ちはわかるが、少し落ち着かんか!今からそれではあった時身体が持たないぞ!」
ナタラナと同じように興奮してるのが生活支援課の責任者バービーだった。
バービーはただひたすら妖艶な声をあげるだけだがうるさくてたまらない
「はぁ~~ミレイさまぁ~」
「こやつはこやつで変な声ばかりあげおってうるさくてたまらん!」
同乗してる聖女ホーリアが二人にがっかりさせるような事を言ってみる
「二人ともミレイ様に妄想を膨らますのは結構ですが、大柄で筋肉質で男のような方だと聞いてますよ。」
二人は益々興奮する
「はぁ~ミレイ様が筋肉質ほゎぁ~素敵」
「大柄いいわぁ~抱きしめてぇ~」
聖女ホーリアは二人に呆れる
「陛下この二人は何を言っても無駄ですね。到着まで我慢しましょう。」
こうしてクアトラ皇帝一行は数日後モルトンに無事到着した。
そして一日宿屋で疲れをとった皇帝一行はモルトン孤児院に招かれる
孤児院に入ったクアトラ達はミレイハウスの来客用応接室に通されついにミレイとの対面を果す。
「クアトラ陛下わざわざ田舎の町モルトンまでお越しいただきありがとうございます。
今日はミレイに会いたいとのことですが、ミレイはまだいろいろと幼い故失礼な事をするかもわかりませんのでご容赦下さい。」
ミザリーに呼ばれミレイが可愛い妖精のようなピンクのワンピースで部屋に入って挨拶をする
「初めましてミレイと言うです。よろしくなの」
ズキューン
ズキューン
ズキューン
ズキューン
ズキューン
ズキューン
クアトラに付いて来た幹部6人は見事ハートを撃ち抜かれ興奮して倒れる
「「可愛いー---バタッ」」
「「はぅー---バタッ」」
「「ミレイ様ぁ~バタッ」」
クアトラは6人に呆れかえる
「こやつらは何をしに来たんだ?」
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