第149話レイの深い闇
……
…
ん?
ここは… 監禁部屋だ。
今までのは夢かぁ…
ボクが異世界でスライムを仲間にして、綺麗な女の人を助けるなんてあり得ないよね …
これが現実…
お義父さん鍵かけて出て行って戻ってくるのかなぁ…
もうこのまま眠りないなぁ…
あんな辛いの…
あんな痛いの…
役所の人も施設の人も、お義父さんの演技に騙されて、またボクはここに戻って来た…
今度は隣近所の人から何も言われないように、部屋の中にこんな小屋作るなんて…
ボクを閉じ込め暴行するための部屋…
なんか見たことない道具増えてるし…
保護される前…
毎日お義父さんはボクがバイトから帰ると、ストレスを発散するように、ボクを鞭打って罵り、ボクが苦痛に歪む顔を見て喜んでいた。
そのうちだんだんと変になって…
ボクが泣いてる姿を見て…
お尻を………されて…
ボクがそれで泣いて声をあげると喜ぶ
性癖歪んでる…最初あった時から……
…………
……
ボクのこの美玲と言う名前と容姿のせい…
……
身長が低かったボクは、よく女の子に間違えられていた。
最初お義父さんは、ボクが女の子だと思ってお母さんと結婚したと言ってた。
そうお義父さんは、小さい女の子が好きな変態だった。
お母さんと結婚して直ぐお義父さんは、ボクとお風呂に入ろうと言い出し、ボクも男同士だからって思ったから入った。
お義父さんは、ボクを黙って見て一言言って直ぐお風呂を出ていった。
『男だったのか…』
えっ?知らなかったの…
それからお義父さんは、おかしくなった。
ボクに女の子の服をいろいろ買って来て、着るように言って来る。
ボクはも最初は嫌だと拒否してたら、ボクの目の前で、お母さんを暴行するようになって、仕方なく言う通りにしてた。
それからは要求がどんどんエスカレートして、言う事きかないとお母さんに酷い暴行するから…
ボクは黙って従った。服で隠れるところは殴られたり鞭打たれたりして、痣だらけだった。
ほんと辛くて毎日泣いた。お母さんもずっとボクにごめんなさいって謝ってくる。
辛かったけど、お母さんがボクを毎日抱きしめてくれてたからまだ耐えれた。
でもそんなお母さんもお義父さんのせいで死んじゃった。
家では、お義父さんのストレス発散の暴行。
学校では、2つのグループから酷い事をされた。
暴力的なグループは、臭いからとトイレに連れていかれ水をかけられ暴行された。
別のグループの人達には、女みたいな奴だといじめられ、サッカーの授業の時は、わざとボクにボールを回して、数人で囲まれ倒されて触られ嫌がるボクの姿を動画に撮ってネットに拡散された。
それが閲覧が多くて今度は、暴行してたグループの男子まで加わって…先生は見て見ぬふり…
ボクが涙を流して、嫌がるからよけい男子達は、興奮してやることがエスカレートしていった。
放課後男子達に連行され、着替えさせられ、人目のつかない体育館裏で、男子達による集団レイプ…
それをずっと撮影されていた…
その画像をネットで見つけたお義父さんは、怒りボクを激しく暴行した。
近所の人が通報してくれ、ボクは保護された。
お義父さんは、どうなったか知らない…
半年くらいして、お義父さんが反省してるからと、お義父さんが迎えに来た時は、涙を流していた。
あっこれ演技だと思った。
上手く騙すなぁ…
ボクが家に帰るとアパートの中に小さい小屋ができていた。
ボクは、直ぐわかった。
あっこれ暴行するためのハウスだと…
ボクは帰ってすぐハウスに入れられた。
お義父さんは、いきなりボクに動画を見せた。
それはクラスの男子にレイプされてる動画だった。
それを見てニヤニヤして、スマホをセットしていた。
いろんな女の子の服を着せられ拷問器具でボクが苦痛に歪む姿を撮影して、ボクの拷問レイプ画像を撮り続けた。
その後不気味なくらい何もしなかった。
入って来た時、いつも暴言を吐くのに全く何もしゃべらなくなり、ボクを見てにやりと笑い出て行った。
そして外から鍵のかかる音がして、静かになる。
ガチャガチャ…
鍵かかってる
…………
…………
あれからどれくらいたったんだろう…
…………
……
ボクは、動く力もなくハウスの中に寝ていた。
再び鍵が開きお義父さんが入って来る。
「おっまだ生きてる。フフフ俺はまだまだついてるぜ!ほらこれ飲め!」
何日ぶりかで戻って来たお義父さんは、ボクの口にゼリー状の食べ物を流し込んで来る。
ボクはそれを飲まされた。
「暫くそれを飲め。それから少し硬い物食わせてやる。」
………………
やっぱりあれは夢…
ボクの空想の世界だったんだ…
眠ってた後の現実世界…
ボクを奴隷のように扱うお義父さん…
これが現実…
お義父さんは、これからの事をボクに嬉しそうに話してくる。
裏のエッチなサイトで、ボクの動画が馬鹿みたいに売れたから、本格的に撮影して、お金を稼ぐと…
そのために男の娘好きの男達を呼んで、ボクのそういうシーンを撮影するらしい…
また地獄の日々が始まるんだ…
もうボク心壊れてるからどうでもいい
それから毎日毎日辛い日々が続いてる
言われるがまま無言で動くボク、時々痛みと悲しくて涙を流す
ボクまだ涙流れるんだ…
死にたい…
……
…
レイ…
…
…
レイ
あれ誰か呼んでる?
レイって誰?
ボクの名前美玲と似てるけど…
もういいの…
よけいな事しないで。
よけい酷い事をされるから…
これが今のボクの現実…
ボクは人形…
ただの人形…
「おい!早くこっち来い!今日は外で撮影だ!」
ボクは言われるまま着替えて黙ってついて行く…
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