第29話孤児院の大改造

さてと、みんな眠ったからこの劣悪環境変えてあげないと、また病気になる。

ボクは、まず遊び場と思われる大きな部屋に入った。


うわーこの部屋も糞尿酷いなぁ、たぶんほとんど動けないからここでしたのかな・・ 


ボクはスライム達の能力をフルに使って孤児院を綺麗にしていくことにした。



ボクは、先に全員を綺麗な部屋で休ませるために、空いてる部屋をパルムに火と水を使った合成魔法でスチームを発生させて、部屋全体を綺麗に殺菌しお湯で洗い流した。


その汚れた水をミルムに畑に空間魔法で転送してもらった。


『うん♪これでこの部屋は綺麗になったね』


ピキー M『まだまだやれるの』


後は、寝てる先生や子供たちを、生活魔法クリーンで全員を綺麗にしていった。


寝てた板みたいな敷物はポイするけど、今は使ってもらうからちょっと高温でクリーンしてしいた。

さっきの部屋に敷いて子供たちを運んで寝かせて行った。


『パルム魔法大活躍助かったよ、魔力は大丈夫?』


ピキー P『大丈夫なの、マスターすごく嬉しそうなの、パルムもっと頑張るの』


『この感じで、全部の部屋綺麗にするからね』


ピキー P『頑張るの』


ボクは全ての部屋を、綺麗に高温のスチームで汚れを取り、除菌をし温水で洗い流した。


うん♪新しい家みたいになったね、食堂も綺麗にしたし、部屋にあった糞尿も処理できた。


後はトイレだ、全体を高温のスチームで洗って汚水を畑に転送、畑を深さ30cmくらいまで、畑全部を土魔法で、ミキシングしてもらった。


孤児院の裏全部を畑にし、土壌をエルムの土錬成の能力で、痩せた土地を栄養分のある土壌に変えてもらった。


【この時ボク自身が、スライム達を使って土壌をいじると、精霊の加護が発生し、状態が激変することを知らなかった。】


よし後は、トイレのタンクだ!このままだと、また同じことになるからスライム達に頼った


『ミルムこの前のポッドワーム達でて来てもらえるかな、この糞尿を処理してもらって畑の方の土壌もいじってほしいんんだけど』


ミルムがワム達と話してるのかな静かになった。


ピキー M『ワム達喜んでやるのマスタの命令嬉しいのマスターお願いするのもっと喜ぶの』


それくらいなら喜んでするよ、ボクはミルムの指示で座ると、ポッドワーム達が出て来る。


あ!これダメだ、結構エッチな感じだ、ボクの股間から50cmのワームが出て来る。

ボクはワームが出やすいように股間を広がるように体育座りをしてる。

なんか出産してる感じがして、めちゃ恥ずかしい


『ワム達、今日からここで頑張ってほしいの、ここにあるトイレを、前と同じように処理して、向こうにある畑に吐き出して、かき混ぜてほしいの、土の中の虫も食べてほしいの』


なんかうねうねしてる

キー

キー


ピキー M『マスタこの子達喜んでる、あの畑もトイレも、この子達に任せておけば大丈夫なの』


よし♪これでトイレ問題畑もOK、後はボロボロの建物の修復だけど、敷地に散らばってる石を利用するか・・


ここは町のはずれ、周囲も建物は密集してないから、空いてる土地に転がってる石も集めてライムにお願いしてみるか


『みんなこの家と、周りの空いてる土地に転がってる石を、集めてエルムに渡してくれる』


みんなボクから離れポヨンポヨン跳ねながら散っていく


ピキー『わかったの』

ピキー『沢山集めるの』

ピキー『頑張るの』


ボクは自分がほぼ裸なのに気づいた。


『ちょっと待って!みんなボク裸だからぁー』


あれ?エルム何で残ってるの?裸エプロンってエロイけど、今のボク裸にミニスカートも凄くエロなんだけど


『エルムは何で離れなかったの?それにスカートもみんなが離れてから短くしたでしょなんで?』


みんなが離れて、この姿は人に見られたら恥ずかしくて死んじゃう



ミルムが離れてボクの下半身はスッポンポン、ヤバイ早く何とかしないと


『エルムお願いだから、みんなが集まるまで何もしなくていいから、もうスカートやめてショートパンツでいいから擬態変えてくれる』


ピキ『嫌!』


またかよ・・ はぁ何でこうも肝心な時に言うこと聞いてくれないの?


『ミルム何で嫌なのかな?』


ピキ『スカート短くしたのもマスターの可愛いおちん〇〇を見て○○○○するためなの』


はぁー何言ってるの?

見て何がいいの?

何する気なの?やめてぇ!

ほんと何考えてるのこの子


『お願いだからご褒美の魔力吸っていいから』


『嫌!ミルムいないうちにいっぱいできるの』


おい!何するつもりだ!やめろぉーー!ミルム早く戻って来てぇー


エルムが何か始めてた時すぐミルム達が戻って来た。危なかったぁー、


皆がそろい、孤児院を大改修する準備が整った。


スライム達は、ボクの前にユラユラ揺れながら並んでいる。

さすがに裸は恥ずかしいので、フードコートだけ着て、ボクのやりたいことをみんなに説明していった。



『エルムは集まった石を細かく分解してこの建物全体を修復強化してほしいの、後中のテーブル椅子、ベッドも全て作り変えるからできるかな?』


ピキー E『大丈夫なの粘着液まだ沢山あるの粘着液に混ぜて固まると凄く硬くなるの』


おお!なら大丈夫かな


ピキ E『みんなに協力してもらって建物崩れないように張り付いてもらって、壁全部壊して粘着液と集めた石混ぜて白い硬い壁にするの』


何この子達!そんな凄い事できるの?

建物壊れないようにって一面ずつ全部壁壊してライムが取り込んで強化して新しく作るって事?凄い・・


ピキー P『パルム壁壊すのぉ』

ピキー R『ライム建物支えるの』

ピキー M『ミルム混ぜ混ぜするのぉ』

ピキー E『エルムはマスターの沢山もらったから♡頑張って壁作るの』


ミルムの動き怪しいけど、まかせるしかないけど、さっきボクに何かしてたんだ・・

何も異変無いからいいけど・・


孤児院は、スライム達によって見る見るうちに、綺麗な白い建物に作り変えられていった。


外壁や中の壁すべてが、新しく作り変えられ、屋根もミルムが分解して錬成し直し、真っ赤な綺麗な屋根に変わってた。


部屋の中もボクの指示で、テーブルも白い石の大きなのが置かれ、ベッドも、綺麗な2段ベッドに変えて、寝室は広くした。


先生のいた部屋もにも、テーブルとベッドを置き、以前とは比べ物にならないくらいに綺麗な部屋になった。


ボクはまだやりたいことがあったので、スライム達に材料を集めに森に採りに行ってもらった。


『ライム達、みんなの服とか布団とか作りたいからいっぱい材料集めて来て!いい絶対見るからないようにね!』


ピキ R『大丈夫なのライム達みんなレベル上がってる人間の強い人でも見つけるの無理なの』

ピキ E『絶対捕まえるの無理なの』

ピキ P『何かしてきたらバン!するの』


パルムお願いだから、いきなり攻撃何てしないでね


『じゃみんなお願いね、パルムいきなり攻撃しないでね』


ピキ R『行って来るのぉ』

ピキ P『わかったのぉ』


ほんと頼むからね


ボクは残ってもらったミルムに手伝ってもらい、みんなをベッドのある部屋に運び寝かせていった。

先生も同じ部屋に寝かせた。


ボクは食堂に行き、ミルムに新しくボクのデザインした食器に、木材を使って作り変えてもらった。


まだまだやることあるけど、後はライム達が戻ってからかな、暫くしてライム達が素材を集めて戻って来た。


ボクは早速作業に取り掛かった。

まずエルムが召喚したシルクキャタピラの魔物の糸をライムに加工してもらった。

できた掛け布団の袋にパルムが刈って来たマリウサギの毛を詰めて布団の完成だ。


敷物は、森で採取してきたモムの実をすりつぶし、加工して薄いマットにしてもらった。


モムの実はすり潰すと、ドロッとした液体になり、それが冷えて固まると柔らかいスポンジみたいになる。


ボクはエルムにマットの形にしたモムの液体の水分を抜いてもらい固めた。


『できたぁーうわーこれ異世界版低反発マットじゃん♪これいいよ』


これを先生と子供たち16人分を作り、ベッドに置いた。

その上に先生と子供たちを寝かせて、マリウサギの布団をかけていく。


『今日はこんなもんかな、みんなよく頑張ってくれました。ありがとう、またボクの服に擬態してもらうから自由に動けなくなるけどごめんね』


ピキ R『ライムマスターと一緒がいいの』

ピキ P『パルムマスターから魔力ご褒美ほしいの』

ピキ E『エルムもマスターのおちん○○守るがいいの』

ピキ M『ミルムマスターのおちん○○わたさないの』


またかよ、おい問題児二匹何を言ってるの!

ほんといい加減にしてほしい・・ん?

何か話してる?っと思ったらパルムが服を長くしてワンピースみたいになった。

え?どういう事?

エルムは?


ニョンポコポコ


ピキ E『エルムおっぱいがいいのぉ』


はぁ?何言ってるの?

ボクまだ身体小さいのにこんなにはっきりとしたおっぱいダメでしょ!

巨乳の子供なんて気持ち悪いよ!

ダメダメ!何考えてる!


『エルムおっぱいダメだからねボクまだ小さいから必要ないから!』


ピキ E『嫌!おっぱいがいいの!』


はぁー何で君たちはボクの言う事聞かないの・・

これまたごねるな、もういいか・・


『わかったから、でももう少し小さくして!』


ニョン


ピキ E『これ以上は嫌なの』


はぁ…これでもまだ子供のボクには大きいと思ううんだけど・・

何言っても無駄だしもういいか


スライム達も落ち着いたので、ボクも空いてる部屋で眠ることにした。

なんかホント疲れた・・

おやすみライム



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