あれから僕は、どうしたこの前のような化け物を倒せるか考えていた。

「うーん。やはり、真正面から戦うのはリスクが高いし、かと言って考えなしに戦うわけにもいかないんだよなぁ」

現状で出来ることはかなり限られている

「とりあえず自分の能力について確認しようかな」

・治癒魔法【小】レベル4

→すり傷程度しか治せなかったのだが、多少の切り傷なら治せる

・鑑定眼【低】レベル７

→敵とレベルが離れていても、ある程度敵のステータスが読める

・痛覚耐性レベル３

→切り傷程度ならば、痛みを感じなくなる

・剣術【低】レベル5

→剣がうまく扱えるようになる。

「そして、何よりやはり切り札になり得るこいつだよな」

僕はそう呟きつつ、ユニークスキルに目を通す

※【無限収納】

「この能力をいかにうまく扱えるかで、今後の方針が変わって来る」

僕はどうしたら活用できるのか、試行錯誤しこうさくごを始めるのであった。

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