不完全ワクチン

第8話人体実験…

そこは様々動物が檻の中にいる部屋

リッチモンド、オレゴンが目覚めると

右腕の感覚が無い。そして右足の感覚も

ベットに縛られて見る事が出来ない、

まだ、頭がハッキリしない。

横の檻の中の猿が騒がしい。

扉が開いて人が入って来た。

「お目覚めかな？」聞き覚えのある声。

ジモンがリッチモンドの顔の前に覗き込む。

リッチモンドは声が出ない。

「ウゥゥ！」

ジモン「まだ、喋れないかな？すまないがもう一本腕をいただくね。痛くしないからまた、麻酔を使うね。」

注射器を出してリッチモンドに刺した。

リッチモンド「ウゥゥ！」

それはむごたらしい姿になった。

リッチモンドは意識が薄れていった。

ジモン良いサンプルだ、黒人がこんなにウイルスの培養に良い結果が出るなんて！

培養ウイルスは毒性を増していった。

ジモンは同時にこのウイルスに効くワクチンも研究していった。

この研究を中国共産党中央委員会に報告。

混迷をしていた、ウイルスをほぼ開発できた。

ジモンはリッチモンドに開発中のウイルスを投入した。

が、しかし、リッチモンドには、全く効く事ができなかった。