がっつり詩を書いてしまいました。
コメント欄には不似合いです、すみません。
また、問いかけの答えにはなっていないように思います。これも、すみません。
~~~~~~~~~~
まっくろな夜風に揺れる、白いカーテンのひだひだに
かくれて、かくれて、顔を覗かせ、
おや、そこにいたのか、ひさびさですね
よければ、ゆっくりしていきなさい
なくしてしまったシャープペンシル
ないしょでくすねた教室のチョーク
君がやさしく撫でていた、パステルカラーの文房具入れ
窓をひらいて、ほんのちょっとだけ毛布を被れば、
きっと少しだけスキマはひろがる
目蓋をとじれば重奏される、たくさんの忘れものを、
夢の中まで招きいれて
朝までゆっくりしていきなさい
朝日がさしたらわかれましょう
刷り終わった原稿と、インクに染まった君の指
「完成だね」と言った言葉や、教室を染めていた夕陽の角度
卒業の日、晴れやかに笑ったあの笑顔
低く、低く、高く、高く、
波のように揺れる、小さな忘れものたちに
今夜ばかりは、心預けておきましょう
作者からの返信
藍染乃さん、ありがとうございます!
すごい…私のコメント欄ごときにあっていいんでしょうか、なんて思うくらいです。
答えになってないどころか、こちらの詩が食われているかな!?くらいの良いものを頂いてしまいました。
良ければまた、お付き合い下さいませ!
どんな思い出が残っていますか。
昔、夢だった
その思い出の欠片に
もし名前を付けるとしたなら、きっと
それはきっと。
日付変更線を超えた招き猫が、
しずかに笑っていた。