第10話

 デート当日。

 かなり余裕をもって来たせいか、立川の姿はまだなかった。

 周囲には、俺たちと同じ時間帯で入場する人たちだろう。大勢の人でにぎわっている。噂にたがわず、すごい人気だ。

「……お待たせ」

 適当に時間をつぶしていると、立川がやってきた。いつものおしゃれな服で身を固めたものとは違い、今日はすごく落ち着いている。ベレー帽がワンポイントになっているおかげで、地味にはなっていないのは流石というべきか。好意的に思っていなくても、魅力的に見えてしまう。

「何してるの、早く」

「……お、おう」

 念願のシアターに来れて浮かれているのか、彼女は俺の手を引っ張る。いつもなら考えられないことだ。

 入り口でチケットを見せて、中へと入っていく。エントランスは黒を基調としており、データをイメージした粒子的な緑が所々に散りばめられていた。設置されているオブジェクトも造形にかなりこだわっているようで、緑色のフレーム線が透けて見える。そりゃ人気も出るわけだ。

 中でも目を引くのが、エアロヴィジョンというアトラクションの車だ。ネオンライトで彩られた車は、近未来的というのにふさわしいデザインをしていた。俺たち以外の客も、その車をここぞとばかりに撮っている。

「す、すごい……」

 キラキラと目を輝かせて、立川もエアロヴィジョンにくぎ付けになっていた。

 彼女を見ていると、デートというよりは小さい子を連れてきてるようである。

「やっぱ、あれ狙いなのか?」

「当たり前でしょ!? どれだけあれに乗りたかったか……あんたにわかる?」

 気迫のこもった声で詰め寄られる。

 彼女がどれだけ待ち望んでいたのか、この時点で十二分に理解することができた。

「見て見……あ」

 はしゃいだ声で、無意識にこちらを見る。俺の顔を見て我に返ったのか、彼女の表情がいつものようにふてくされていく。

「……忘れて」

「あぁ、もちろん」

 少しからかうように言ってはみるが、今日は何も突っ込まれない。よほど来たかったのだろう。これだけ喜ばれるなら、相手が立川でも連れてきた甲斐ってものがある。

 彼女に手を引かれ、俺たちは海の中を体験できるというホールにやってきた。そういえば、立川って魚が好きだっけか。付き合ってたときにも、水族館に行ったりしたなぁ。確かあいつが一番好きな魚は……

「あ、クマノミ」

 隣で立川がすごい勢いで首を動かしている。クマノミを探そうと必死になっているその姿は、あの頃と全く変わっていなかった。

「あ……」

 見つけたのだろう。笑顔が隠しきれていない。

 俺はずっと忘れていた。今までずっと険しい顔をしていたが、こいつがこんなにも表情豊かなやつだということを。

 いや、待て。何を感慨深くなっているんだ。こいつがどれだけ無邪気に笑っていたって、正体はあの立川だ。人の忠告は聞かないし、危機管理能力が壊滅的だし、何より自分が目立つためなら手段を選ばないようなやつなのだ。

 俺はまたこんなやつにときめきそうになったというのか。バカバカしい。

 隣で笑っている立川を見て、俺は気持ちを引き締めた。

「ふぅ……」

 結局、そのあともひとしきりシアター内を回っていった。

 外から見るよりも様々なアトラクションが用意されており、気づけばもう夕方だ。俺たちの時間も、あまり残されていない。見ることができても、せいぜいあと一つといったところだろう。

「……で、最後はどうするんだ?」

「んー……」

 立川は真剣に悩んでいるようで、手に持っているパンフレットはⅤの字に折れ曲がっていた。

「決めた!」

 彼女が指さしていたのは、一日に数回開催されるという体験型イベントだった。確かに、時間的にはちょうどいい。だが。

「今から行って間に合うのか?」

 水を差すようだが、このイベントはシアターの目玉アトラクションで、特に人気だと聞く。自由に空を飛び回っている感覚を味わえる室内型のライドアクションなのだが、ヴァーチャル映像が他とは気合の入りようが違うらしい。近くにテーマパークの一つもないこの街で人気になるのは必然だったといえるだろう。

「そうならないために、今すぐ行くんでしょ」

 凛としてはいるが、声にトゲがない。人というものはこうも変えてしまうのか。バーチャルシアターおそるべし。

 早速アトラクションの前までやってくると、そこには長蛇の列があった。一応定員も設けられているアトラクションなのだが、この人数が全員乗れるのだろうか。

『これより、エアロヴィジョンの入場を……』

 入場開始のアナウンスが付近に流れ出す。それに合わせて、列もぞろぞろと前へ進み始めた。一人、また一人と進んでいく。

 立川もそわそわと落ち着かない様子で、目の前の列を見ていた。そして、ついに俺たちが列の先頭になる。

「どうぞー」

 キャストの人が中へと促す。ギリギリではあったが、乗り込めたようだ。

「すみません、ここで終了です」

 後ろからそんな声が聞こえた。ちょうど俺たちで定員が埋まったらしい。

 ぞろぞろと人が散っていく足音が聞こえたが、その中に幼い声が混じっていた。思わず足を止める。

「いやだ、乗るの!」

「そんなこと言っても仕方ないでしょ、ね?」

 俺たちの後ろに並んでいた親子だ。ここに来るのをずっと楽しみにしていたのだろう。女の子は駄々をこねてその場を動こうとはしなかった。

「何してる……の」

 中々来ない俺を呼びに来た立川も、親子の様子に気づいたようだ。親子を見て、彼女は今来た入り口に戻っていく。

「そんなに乗りたかったの?」

 立川はそのまま女の子へ声をかけた。いきなり話しかけたからか、ぴたりと泣き止み首を縦に振る。

「それじゃ、お姉ちゃんたちの席あげる!」

「いいの!?」

 突然渡されたチャンスに女の子は目を輝かせていたが、母親が申し訳なさそうに立川を見ていた。

「そんな、この子のわがままなんですから……お気持ちだけで」

「いえ、私たちはいつでも来れますから……ね?」

「あ、あぁ……」

 不意に話を振られ、俺はうなずくことしかできなかった。

「めったにない機会なんですから、楽しんできてください」

「……ありがとうございます!」

 立川がそう言うと、母親が深々とお辞儀をした。そのあと嬉しそうに親子共々アトラクションの部屋へと入っていった。

「すみません、ありがとうございます……」

 騒ぎが落ち着くと、キャストさんが俺たちのもとへ駆け寄ってきた。

「いえ、子どもにとっては貴重な体験でしょうから」

 少し照れくさそうに立川が言った。その表情が、中学時代を思い出させる。そういや、こいつってそういやこんな顔もできるんだな。

 少し会話をして、キャストさんは自分の持ち場へと戻っていた。

 いまだに微笑んでいる立川とふと目が合う。

「……何」

「よかったのか?」

「言ったでしょ。私はいつでも来れるんだから」

 いつもの仏頂面にも、心なしか柔らかい空気が漂っている。

 ほんの少しでも、距離が近づいたと思っていいのだろうか。

「とにかく、もう時間的に他は無理でしょ。行くわよ」

 彼女に言われるまま、俺たちはシアターを出る。空はすっかりオレンジ色に染まっていた。

「……んで、次はどこに行くの」

「は?」

 外に出て早々、立川が問いかけてくる。

 何を言ってるんだこいつは。これ以上に何かあると思っていたのか。今日のことがすべてぶち壊しになりそうだし、口が裂けても言えないが。

「い、いやぁ……予約が取れなくてさ。予定は未定なんだ」

「ま、あんたならそうだと思ったわよ」

 そう言うと、彼女は自分のスマホを取り出した。

 適当にいじっているようだが、目的のサイトを見つけると俺の眼前に突きつけてきた。

「ここ、行くわよ」

 スイーツ専門のバイキング店が表示されている。俺も何度か行ったことがあるが、見た目も味もかなりいい。

「俺がいなくても行けるだろ? なんでわざわざ……」

「これ」

「えーと……二十組限定、カップル割!?」

 画面を下にスクロールしていくと、どうやらちょうどキャンペーンを行っているらしい。カップル限定で料金が半額になるようだ。

 まぁ、俺は別に気にしないのだが……

「お前いいのか? 俺だぞ?」

「わかってるわよ!」

 立川が声を荒げる。彼女からしても苦肉の策なのだろう。これ以上踏み込むのはよくない。

「わかった。ついていくよ」

「最初からそう言っておけばいいのよ」

 今日はずっと主導権を取られっぱなしな気もするが、それで彼女が満足するならこれでいいのだろう。

 そう言い聞かせ、俺はまた彼女の後ろをついて行った。



 それにしても、今日は立川と話す機会が多かったなぁ。

 目の前のスイーツをほおばりながら、俺はそんなことを考えていた。

 そりゃ二人きりで出かけているのだから当たり前なのだろうが、昨日までの口数を見ているとどうしてもそう思ってしまう。表情がコロコロと変わっていくのも、そう思わせる理由の一つなのだろう。

「それにしても」

 立川が口を開いた。

「まさかあんたとこんなところに来るとはね」

「同感」

 互いに目も合わせずに会話する。

 俺もいやというわけでもないが、うれしいわけでもない。配信のことがなければ絶対に誘わなかったと言い切れる。

 だが、こいつの意外な一面だって見れたし、こうして普通に話す程度にはなれた。今日は来てよかったのかもしれないと、今ならそう思える。

「ま、これだけ話せりゃ不仲説も少しはマシになるだろ」

「そうね……というか、あんたがまだ配信を続けてたのって正直意外だったわ」

「そりゃこっちのセリフだ」

 互いに軽口をたたきあいながら食べ進める。

 立川が意外に思うのも無理はない。俺は付き合っていたころ、彼女が配信者として活動を始めてから配信活動をやめていた。裏方として、彼女をできる限りサポートするためだ。桐谷一としてライバー活動を続けていても気づかなかったのは、立川自身が俺の配信を見たことがないからだろう。

「あんだけのことがあったのに、どうしてもう一回やろうと思ったんだ?」

「……忘れられなかったのよ。配信の楽しさが」

 それこそ意外な一言だった。昔の立川は自分がちやほやされるためにやっていたというのに。それとも俺には話していなかっただけだろうか。

 詳しいことなんてわからないが、今のこいつは少しでもマシなやつなのかもしれない。

「一つだけ聞きたいんだけどさ」

 いつになく真剣な顔で立川は言った。

 それにつられて、俺も自然と背筋を伸ばす。

「あんたこそ、どうしてまだ配信をやってるの?」

「……そうだな」

 俺自身、明確な答えがあるわけではない。どうしてと聞かれると、楽しいからの一言に尽きるのだ。

 でも、今の立川がそれを望んでいるとは思えない。

 悩んでいたが、ふと口から言葉がこぼれ出た。

「俺にもわからない」

「は?」

 ひどく困惑した様子だ。無理もないだろう。俺は今、彼女が一番望んでいない答えを口にしたのだ。

 誤解されないように、俺は言葉を続ける。

「ただ、せっかく来てくれた視聴者の期待には応えたいんだよ。それに……」

「それに?」

 いきなり距離を詰められたようで、どう話せばいいのかわからなくなってくる。

 でも、こんな機会でもないとこうして話すこともできないだろう。

「同じような言葉を言うけれどやっぱ楽しいしな、配信って。」

「……ふーん」

 含みのある言い方ではあるが、それ以上追及はされなかった。

「そういえばさ」

 ちょうど話題も切れたところで、今度は俺のほうから話しかけてみる。特に不機嫌そうな様子もなく、立川は俺の話を聞く姿勢をとっている。

「ヴァーチャルライバーなんてどこで知ったんだ?」

 俺たちがデビューしたころ、バーチャルライバーというものは今ほど盛り上がりを見せていなかった。今でさえ登録者百万人を超える大物配信者でさえも、当時は一万人にも満たないほどだったし。えふこを知っているとはいえ、彼女がヴァーチャルライバーというわけでもないし、誰かとコラボしたというわけでもない。

「元は知らなかったわよ? 私スカウトだし」

「は!?」

 初耳だ。あの事務所スカウトなんてしていたのか。俺もそうだが、周りでデビューしたライバーは皆オーディションに受かってライバーになっている。彼女だけがスカウトされたってのは何か理由でもあるのだろうか。

「スカウトって、藤野さんが?」

「そ、なんか一人空きができたらしくてね。それが二条あかりなんだけれども」

「ってことは、元々違う人が二条あかりになる予定だったのか?」

「さぁ? そこまでは私も聞かされてないわよ。バーチャルライバーなんて知りもしなかったし」

 よくはわからないが、立川がデビューしない可能性もあったのだろうか。二条あかりにそんな過去があったとは思ってもみなかった。

「まぁ、私からすれば配信できる環境をくれただけで充分なんだけどね」

「……お前、今日はよくしゃべるな」

「うっさい!」

 つい口が滑ってしまった。すねを軽く蹴られる。

「いつまでも意固地になっていても仕方がないでしょ。どうせこれからもコラボとしてやっていくんだし」

「まぁ、そうだけどさ……」

 とはいっても昨日までとは態度が違いすぎるんだよなぁ。どうにも釈然としない。

 割り切ったといえば聞こえはいいが、それにしてもあっさりしすぎていないか?

「てか、あんたの方こそどういうつもり? いきなりシアターに誘ったりして」

「あぁ、いや。お前と同じだよ、コラボするならある程度は……」

「二条あかりって知ってる?」

 話の途中で、そんな会話が耳に入る。隣で話している女子高生たちだ。丸テーブルを囲むように、五人連れで座っている。こうして自分の耳でなじみのある名前が出るのは、俺たちの認知度が上がってきたようで誇らしい。

「知ってるー。あのバーチャルライバーでしょ?」

 女子高生たちは、全員彼女のことを知っているようだった。二条あかりを話題にしてえらく盛り上がっている。

「有名になったもんだな」

「そういうわけでも……」

 口ではそう言っているが、うれしいのだろう。指で髪をくるくると回している。

「まぁ、ここでは俺たちは里宮るいと立川咲だ。気にせず食おうぜ」

「あんたから言い出したんでしょ」

 軽口を言い合いながら、またスイーツにありつく。そうすると、隣からまた声が聞こえてきた。

「でもさぁ、二条あかりってすごい媚びてるっていうかさぁ」

「わかるー、なんかウザいよね」

 悪口だった。ネットに書き込んでいない分まだいい方だろう。しかし、今はタイミングが悪すぎる。なんたって、目の前に本人がいるのだ。

「……気にするなよ」

「わかってるわよ。こんなの配信者の宿命みたいなもんでしょ」

 そうは言うものの、立川の表情は明らかに曇っていった。

俺だってそうだが、いくら気持ちを割り切ったところで無傷というわけではない。多少なりとも落ち込む。どうにかフォローをしようと考えたが、ここで言うのはかえって逆効果だろう。

「前のワンツーでの配信だって見た?」

「あれ? 一くんの邪魔ばっかしてたしてたやつ」

 こっちの苦悩など知る由もない女子高生たちの悪口は加速していく。だが、さすがにこれ以上は立川に聞かせたくはない。いくらコラボだけの関係とはいえ、同じ配信者として放置しておくわけにもいかなかった。

「それにしてもさぁ、二条あかりってすごいよな」

 わざと彼女たちに聞こえるような声で話す。女子高生たちは、突然の一言に話を止める。立川も、驚いた様子で俺を見ていた。

「だってさ、あいつって配信外でも努力してるって他のライバーも言ってたじゃん? この前の耐久配信だって、途中で倒れないように前々から体調管理を怠らなかったって言うし」

 耐久配信というのは、一つのゲームをクリアできるまでずっと配信をし続けるというものだ。タイトルにもよるが、半日以上かかることなんてザラである。立川の場合も、十五時間かけてようやくクリアしていた。たとえ話題性を集めるためにやっていたのだしても、その努力は本物だ。

「それにあれだろ? 前のコラボ配信。場を盛り上げるためにわざと邪魔してたって、一君が前にツイッターで言ってたし。自分の評価を犠牲にしてまでなんて、普通のライバーにはできないよ……そう思わねえ?」

「……あ、うん」

 呆然としていた立川が、やっとの思いで声を出す。

 少しは気休めになっていればいいのだが。

 あのコラボの後、問題にならないようにとツイッターに書いていて正解だった。まさかこんな形で役に立つとは思わなかったが。

「そろそろ時間だろ? 行こうぜ」

「え、ちょっと」

 立川の手を引いて席を立つ。隣の女子高生たちは、バツの悪そうに俺たちを見ていた。

「……ホントどういうつもり? あんなの気にしなけりゃよかったのに」

 店を出て、立川が問い詰めるように言った。

 表情には、嫌悪感ではなく怒りが出ている。

「いやぁ、放っておくこともできたけれどさ……」

 言っていいものなのだろうか。少し迷ったが、言わないことには彼女に真意は伝わらない。大きく息を吸い込んで、俺は口を開く。

「……頑張ってるやつが好き放題言われるのは好きじゃないんだ」

「……はぁ、もう」

 呆れたように立川がため息をつく。何かを言いたそうに、彼女は俺の目を見つめていた。

「なんだよ」

「いや、その……」

 やけに言葉に出すのをためらっている。なんだ、そんなに言いづらいことなのか。

 見つめたまま、時間だけが過ぎていく。いつまでこうしているつもりなのか。

 そう思っていると、立川は再び口を開いた。

「……ありがとうね」

「へ?」

 言うと、立川は慌てて顔をそらした。だが、そんなことはどうでもいい。あの立川が俺にお礼? 化かされているんじゃないかと頬をつねってみるが、確かに痛い。

「何してんの」

「いやぁ、こんな現実有り得んと思ってさ」

「馬鹿にしてるの?」

「あ、いえすみません」

 とっさに謝罪の言葉が出る。改まった言い方になったせいで、なんだか気まずい。

「と、とにかく……明日からまた頼むわよ!」

 この状況に耐えられなくなったのだろう。そう言うと、立川は突然駆け出す。追いかけようと一歩踏み出したとき、立川はこちらに振り返った。そして

「じゃ!」

その一言を残して、走り去ってしまった。

久しぶりに正面から見た笑顔は、とてもまぶしくて見とれてしまった。いくら相手が立川でもだ。あの一瞬だけは、俺が恋をした立川そのものだったのだ。

一人、ポツンと街中に放り出される。

 数年ぶりのデートの結末は、思いもしない幕引きとなった。

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