衝撃的な出会い〜お出かけ編〜
皆さん、お久しぶりです。
長い間更新せずに申し訳ないです(泣)
かなり間は空いてしまいましたが、またつらつらと書いていこうと思うので最後までお楽しみください。
さて、前回の話では私の友達『シンちゃん』のことを書きました。
えぇ、めちゃくちゃ日本語を流暢に話す彼女です。
そんな彼女ですが、一緒に何度か遊びに行ったことがあります。
週に一度は会っていたのですが、それ以外にも予定を合わせて買い物に行ったり、ご飯を食べに行ったりしていました。
ご存知の通り、私全く中国語が話せないので幾度となく助けてもらいました。
特に服を買いに行った時のことはよく覚えています。
北京の冬はめちゃくちゃ寒い(昼でも0度とか)ので、日本から持ってきたコートでは防寒対策ができないと思い一緒に買い物へついてきてもらったんです。
その時に靴も買ったのですが、その靴が私は一目惚れしまして。
真っ黒な靴に桜の刺繍がしてあって、可愛かったんです。
真っ先にそこへ向かった私は、「ねぇ、これ可愛くない?」と聞いたんですよね。
まぁ大体の子は可愛くなくても「そうだね!」って言うと思うんですけど、シンちゃんは違いますよ。
「え?それ、あまり可愛くないよ!しろちゃんには似合わないよ!」
………いやぁ、ここまでハッキリ言われると笑っちゃいますよね(笑)
特に気にしてはなかったんですけど、私はすごく気に入っていたのでゴリ押しして試しに履いてみました。
すると、「しろちゃん!やっぱ似合うよ!可愛い!」と言われたので、思わず笑ってしまいました。
あまりにも手の平返しが早かったのと、素直だなぁと思ったのと、両方の意味で笑っちゃいました(笑)
そんな彼女ですが、思ったことはハッキリ言ってくれるので私としては楽でした。見えない所であれこれ言われるのは気持ちの良いものではないですからね。
それに、中国のことをたくさん教えてくれました。
インターネットや本だけでは分からない話をたくさんしてくれ、そしれ私にいっぱい中国語や美味しいもの、楽しい所など教えてくれました。
頻繁には連絡を取ってはいませんが、たまに来る連絡で私のことを覚えてくれていることに喜びを感じます。
国が違っても、言語が違っても、こうして友達として仲良くできるのは大変喜ばしいことです。
文化の違いがあるとは言っても、同じ血の通った人間なんだなぁと思ったり。
今はまだ中国へ行くことは躊躇いますが、またいつか行ける日が来たら私は一人でも行こうと思います。
私の大好きな友達のために。
<消える日本人、探す中国人>へ続く………
Dear China 〜茉莉花しろの留学記〜 茉莉花 しろ @21650027
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。Dear China 〜茉莉花しろの留学記〜の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます