衝撃的な出会い〜初めての中国人の友達〜

現地の友達が出来るのが留学の魅力だと思いますが、皆さんはいかがでしょうか?


ちなみに私はそのきっかけを楽しみにしていた一人なのですが、正直色んな人と連絡先交換しすぎてほぼ覚えていません(笑)


でも、その中で唯一覚えているのは一人の女の子。


本名は伏せますが、『シンちゃん』とあだ名で呼んでいたのでここではそのように呼んでいきます。


シンちゃんは、流暢に日本語を話す大学院生の女の子です。

どこにでもいるような彼女は生粋の中国人だなぁ、と遊ぶ度に感じさせられました。


彼女との出会いはタイトル通り、衝撃的ですw


だって、日本人の友人とご飯を食べている時にいきなり日本語で話しかけてきたのですから(笑)


ある日、その時仲良くしていた日本人の女の子と食堂へご飯を食べに行った時の話です。

その子とはよくご飯を一緒に食べていましたが、その日は授業はなく、一緒に遅めのお昼ご飯を食べに行ったんです。


もちろん日本語で会話しながら食堂へ行き、各自ご飯を注文してテーブルで食べていました。日本語を話すのは、日本に留学していた人か、日本人くらいです。


なので、周りの人は何を話しているか分からないんですよね、普通は(笑)


しかし、それを全て理解していた女の子がいたんです。


そうです、シンちゃんです。


「あの、こんにちは!あなた達、日本人ですか?」


これが彼女との出会いでした。


実はこのように話しかけられるのは意外と多かったんです。中国人の生徒達が授業で必要なデータを取るために、どうしても日本人の話を聞きたくて話しかけて来たんです。


しかし、彼女達にとってあの莫大な人の中から日本人を見つけるのは至難の技。


だって、日本人、中国人、韓国人の見分けが難しいくらいですから(笑)


それに加えて大体の日本人の性格上、恥ずかしがり屋の人見知り、更には英語も中国語も満足に話せない子が多かったので逃げる人が多かったのだとか。


それはまたおいおい書きますので、楽しみにしていてください♪



さて、お昼ご飯の真っ最中の私たちに話しかけてきたシンちゃんの手にはジュースが。彼女もお昼ご飯のために来たのかな?と思いましたが、それよりもいきなり話しかけられたことに少し戸惑い「そうだよ〜」と返しました。


そこからは「私は日本語を勉強している」「日本人ともっと仲良くなりたくて話しかけた」「友達になりたい」などとこれまた熱心に口説かれましたねw


私と一緒にいた友達はもちろん二つ返事で了承し、そこから週に一回彼女と会う時間を作っていました。


彼女自身もまだ日本語は練習中だったようで、互いに教え合おうと言うことに。

しかし、シンちゃんの話す日本語はほぼ日本人と変わりありません。むしろ、「え、日本人だよね?」と勘違いしてしまうほど。


私の拙い中国語では彼女との意思疎通は不可能だったので、ほぼ毎回日本語で会話をしてもらっていました。


そんな心優しい彼女には秘密があったんです。


実は彼女、一度も日本に行ったことがないんです。


これを聞いた時、本当に驚きました。


一度も日本に行っていない、留学もしていないのに綺麗な発音で日本語を話しているんです。


凄くないですか?


心の底から驚いて、開いた口が塞がりませんでした。


きっと彼女自身も相当な努力をして練習をしたのでしょう。

それでも、彼女自身が持ち合わせている才能もあるんじゃないかなぁと思った時でした。



まだまだ書き足りないことがあるので、次の話に彼女と出かけた話を書こうと思います!



<衝撃的な出会い〜お出かけ編〜>へ続く……


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る