dear…
枕元で笑うのは あなたの写真
みんなが見ている 美しいあなた
その素顔に近づきたくて その声に魅せられて
気づけば心奪われて…なのにもうここには居なくて
失ってから気がついたこんな感情
どこに捨てたらいい?
あなたにしか捧げられなかったはずの憧れ 感情は
少しも色褪せないままなのに
あなたの姿はどこにだって見当たらないんだ
答えはどこにもないけど
返事は帰ってこないけど
虚しさに苛まれても 止まらない問い
あなたが遺したものが
どれもこれも儚く 綺麗すぎるから…
あなたにとって僕は
たくさんいるうちの一人だけど
そんな僕にとってのあなたは
他人の顔もまともに覚えられない僕が
初めて『一生心から尊敬できる』と確信した
そんな憧れの人だから
馬鹿馬鹿しいね 重たいね
きっと僕の嫌いなあいつには笑われる
それでもこの感情に嘘はない
ずっと好きでいる 届かない想いだとしても
確かに届いていたメッセージ
それだけで満たされていく心
あなたが初めて流してくれた
僕の好きな曲を今も聞いている…
あなたがくれたサインを今も眺めている…
いつかあなたのもとに旅立つときには
僕は年老いているかもしれませんが
きっとあなたのように
たくさんの愛とかけがえのない友情と
語り尽くせないほどの思い出を
手土産に持っていきます
それまでどうか そちらのみんなと
楽しく過ごしていてくださいね
愛を込めて…see you, again.
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