金融都市香港

 スメリアを出るのは初めてで、この城壁を見ることさえ初めてだった。スメリアは海底火山の噴火した場所にあるがゆえに、陸路はない。それ故大陸までは船移動となる。核戦争が起きてから地球温暖化が激化することで、海上水位がどんどん上がっていく一方だった。護岸工事を行うことで地表の面積は保たれていたものの私たちの国の様な場所以外では海抜ゼロ地帯が多くを占める。船に乗り込むのはいいものの接岸時は基本的には堤防の上でそこから数メートル下に潜ることになる。海の景色はどこまでも青くて、空は蜃気楼のように海を忠実に再現されていた。核を無効化する装置のおかげで街の上は雲が晴れ日差しが差し込んでいたけれども核汚染エリアは基本的に雲に包まれていて日が差さない永久凍土の下に広がっている。高速船に乗り、デッキに出て息を吐く、たちまち息は白くなり強烈な冷気に襲われる。デッキには数人が出ているが放射能警報のアナウンスが入ると皆船室へと入っていく。船室は暖房が効いていてとても暖かい。上に来ていたコートを脱ぎ、自室へと戻る。タイプライターは非常に貴重な品物らしくマザーには決して外では見せないようにと言われていた。移動の時は極力部屋を取るようにして、タイプするときは部屋の中で静かに行っていた。タイプライターを打鍵するとそれなりに音が鳴る。だから打鍵するときにはゆっくりとした動作が求められる。しかし勢いに任せてインクリボンを押すものだからタイプしてもしっかりと印字されなくて少し滲んだような文字になってしまう。それに加え改行の際スライドを動かすときにそれなりに大きい音が出るからそればかりは仕方ない。私はマザーに向けて手紙を書いていた。

 大陸に着くころにはとっくに夕方になっていた。街はガス灯で灯り日中でさえ厳しい寒さなのに夜は更に寒さが厳しくなり靄がかかっている。息するたびに肺が凍り付くように冷たい空気に身震いした。駅舎に入るとともに切符を切られ、私はアジア行の鉄道に乗る。鉄道といえどもレールが走っているわけではない。リニアモーターカーのため地上から少しばかり浮き走る。昔は列車で二週間はかかった大陸横断鉄道は今や三日まで短縮されている。私はひとまずモスクワに向かって乗り込んだ。リニアの寝台車の中はじめじめした空気で満たされていて重かった。私は重いタイプを持ちながら割り当てされた部屋を目指す。自室にたどり着くとともにまず、ゆるくクーラーを入れて湿度を下げる。どうにもこの湿度っていうのは苦手だし、タイプがさびてしまいそうだからできるだけカラッとした状態に保ちたい。スメリアにいるときはこんな湿度を感じたことがなかったから少しながら新鮮に感じた。リニアが駅から滑り出すように出発するとともに五分程度でスピードに乗る。渡航費としてマザーからは各国のお金を沢山もらったから少しばかりは贅沢してもいだろうと思って食堂車へと向かう。食堂車は二階建てになっていて下が通路になっていて寝台車と普通客席との間をつないでいる。食堂は上にあり解放感のある空間になっている。車窓を横目に食事をとるのはなんだろうか非常に快適だし爽快な気分だった。ペスカトーレのパスタを食べた終え食後の紅茶を楽しんでいた。今私はスメリアから出てきて、アジアに向かっているのかと車窓を見ながら実感した。今までは外に出ることさえ許されなかったので外といえば東屋のあるあの庭園しかなかった。子供たちが芝の上を転げまわり、東屋のタイプを弄っている。それと比べると対角に居るような気がした。車窓から見える街並みは薄暗く、雪が降っている。積もった雪もそれなりの量でリニアの周りはほとんど雪で覆われている。リニアは毎日走るからだろうか、レールの付近だけ雪が積もっていなくて、食堂車の二階からだと景色がよく見える。部屋に戻ったらそそり立つ積雪の影響で半分くらいしか街を見ることができないだろう。結局私は、自室に戻らずに一時間くらいティータイムを楽しんでいた。自足七百キロを超えるリニアの速度だから街の近い部分は一瞬で過ぎ去って詳細を見ることができなかったが山並みを見ることができる。モスクワまでは約六時間程度で到着する。そうすると明日の早朝になるので私は自室に戻ると同時に寝ることにした。移動しながらの移動は揺れてなかなか寝付くことができないのではないかと思っていたが杞憂に過ぎず思いのほか深い睡眠をとることができた。翌朝三時にモスクワについた。外が非常に寒くて北極にでも来たような寒さだった。暖房があれだけ効いた部屋から出てきた所為もあり凍り付くようだった。コートを羽織り、タイプをもって街に向かう。街はまだ始まっていないから、とりあえず夜間喫茶を利用して時間をつぶすことにする。夜間喫茶も同様にしてじめじめした暖房の効いた部屋だった。席に着くと老人が左手に、右手に薄汚れた青年が席に座っている。老人はコーヒーを飲みながら右手では水をすすっている。私が席に着くと同時に水が出てきたので青年は少なくとも何も頼んでいないのだろう。それもそのはずで外は永久凍土なので水資源の確保が難しい。勝では大きな運河も世界各地にあったようだが今は砕氷船しか移動することができないから貿易をするのも限られたわずかな国だ。水資源は各国により事実上牛耳られていて、スメリアのように自国で採水できる国は海に面している国々でも数が限られているのではないだろうか。少なくても砕氷船の技術が必要だし、核戦争後はどこの国も技術を出したがらない。スメリアの軍事関連の技術を出さないそれと同じように。

 私は紅茶を頼むと、白髭を蓄えた店主が茶葉は何がいいと聞いてきたので、私はアールグレイを注文した。茶葉が別に出てくるスタイルで、お湯は無限にくれるらしいから薄めればかなり長居できそうだった。台湾に伝統の喫茶スタイルがあると聞いたことがあるがそれもこのタイプで、茶葉が先に出てきて、卓に置かれたポットにはお湯が常に沸いていて茶葉を陶器の茶器にいれてお湯を入れて一分ほどまっていれるそうだ。スメリアで入れられる紅茶はガラスのポットに茶葉とお湯が入っている喫茶タイプなので、時間をかけて香りを楽しむというよりかはマカロンを食べながらパサパサになった口を潤すというイメージの方が強い。夜間喫茶は朝までの時間を過ごす人が多いらしく、多くは日雇いの人間だという。私は朝までこの空間でしのいでインクリボンを買いに市場へと向かう。朝の冷え込みはひどくて肺が凍るほどに寒い。ブーツを履いているがそれも凍るように冷たくて、歩けどもつかないような感覚に陥る。市場に着くと朝から人でにぎわっていた。日差しが出ないから時間感覚が狂うので時計を見ながら行動する。七時過ぎには市場は人でごった返していて、朝食を求める人たちであふれていた。ユーロで昨夜水揚げされた鮮魚を売りさばく者、朝から暖かい粥を売っている者。どこもかしこも湯気が出ていて活発な風景に見える。八時になると仕事を始めるという人が多いということを夜間喫茶で聞いたがこんなにも朝の市場に活気が溢れているとは思わなかった。市場の中でも文具店は朝早くから営業しているわけではないらしく、十時まで時間をつぶす羽目となった。十六時にリニアが出発するのでそれまで粥を食べて空腹をごまかし行商人たちと情報交換をしていると次第に十時になった。市場の東側の果ての路地を南に入っていくとその文具店はあった。ショーケースには最新のコンピュータが置かれ、タイプライターも何機種か置かれていたが主導のタイプは置いてなくて、電子のものが占めていた。文具店に入るとからっとした熱気に包まれる。エアコンだ。薪ストーブはコストが安い半面でカビが生えるデメリットがある。しかし熱交換器を用いたエアコンならば湿気は外に追いやってくれる。どうやら相当の取引のある文具店なのだろう。文具店の中にはシャープペンシルや今や寒い中では凍ってしまうので使われないボールペンシルなども豊富に扱っている。インクリボンを求めてきたがどうやらインクリボンは棚には置いていない。店主に聞いてみるとすぐに出してくれたがなぜ置かないのか聞いてみると高価なので万引きが多発しているとのことで聞かれない限りは売らないらしい。確かに物価表をマザーから預かっていたけれど相場の二倍近くの値が付けられており、庶民に手に入る価格ではなかった。母国の通貨を出すと使えないといわれたが硬貨を差し出すとその純度の高さからか高値で取引されるらしく通貨としてではなく金属として取引ができた。銀枠に中心に金をあしらったその高価は分解して再度精錬されなおし工業製品に代わっていくのだそうだ。私にとってはそんなことはどうでもよくて、インクリボンが手に入りさえすればそれでいい。殊の外硬貨が高値で取引ができたので想定していたよりも多くのインクリボンを得ることができた。店主と話をしながらほかの文具の流通元を聞いてみると日本国から来ている者やドイツから来ている者が多いらしい。その昔技術力の長けていたドイツはシャープペンシルを開発し、スペインにおいてはタイプライターを量産していた。現在ではスペイン製と記載されているもののほとんどがドイツ製とのことだった。核汚染によって永久凍土となったスペインは国民の流出を防ぐことができず国家が崩壊してしまった。ユーロには数えるほどの国しか残っておらずその中でもとりわけドイツは技術力に優れていた。日本国は核戦争前には経済大国として有数の国であり、工業製品を数多く出荷していた。日本国からくる文具の大半は戦争前の在庫であり、これがなくなると次に入るの次期は未定とのことだった。当初から書類をまとめるのに苦労をしていたのでステープラを調達して駅へと戻った。駅に戻るとすでにリニアは到着していて、物資の搬出をしていた。リニアの足もとから蒸気が出ていて蒸気機関のそれに近いと感じた。輸入物資を見ていると、生鮮食品やレーションがドイツからやってきてここで荷捌きされ商人たちが各国へと行商の旅へと出かける。私はベンチに座りその様子をじっと眺めていた。途中で大型のトラックが来て新聞を集荷する以外には車の往来はなかった。三時半になると乗車が開始され、私はあのじめじめした空間に再度入ることとなる。文具屋のからっとした空気か懐かしい。自室へとこもると徐にタイプを始めた。今回は鍵付きの部屋なので音を気にすることなくタイプすることができた。マザーへの近況を綴る日記のような手紙だったがいまだに出せていない。モスクワの郵便局に立ち寄ろうかとも思ったが歩いていける距離ではないし、かといってタクシーを使うにも通貨がないので移動できなかったため断念した。リニアが滑り出すと景色は次第に点から線になっていく。高速で走るリニアから見える景色は一階から見ると防音壁で囲まれていて景色を楽しむどころではない。案の定また食堂車に行って紅茶を頼み二階から景色を見渡す。廃墟寸前の街並みに雪が積もっている。ここからリニアで三日間の旅となるのだから景色が変わり映えしないのはなんとなく残念だった。

 旧ロシア領を二日間かけて駆け抜けると次に中国に入る。中国は世界の工場と揶揄されていたものの世界一人口が多い国としても有名だった。私はリニアの布団でタイプを横において寝ていた。スメリアに居る頃はよく小説を書いていた。もっぱら軽文系ばかり書いていたがそれでも周りの子供たちはそれを熱心に読んでいた。毎日一万数千字をタイプして子供たちに渡すとたちまちそれを印刷にかけて重版される。マザーも私の執筆活動に賛成していたから、ファイルに閉じて書棚においてくれていた。いくらか活版印刷の技術は持っていて、印刷機の音はけたたましいけれど重版するには苦労しなかった。難しいのはやはり漢字だった。漢字は活版がないためどうしても英語表記かローマ字表記になってしまう。ローマ字表記する場合にも各国の文字発音は必要だからその言語を知る必要があるけれど。

 紅茶を頼んで時間を過ごした私は部屋に戻ってきた。部屋には人が寝れる程度の椅子と机が作り付けてあった。私はタイプを出して再び手紙の途中を書き始める。外はとっくに夜の十時を過ぎていて窓からは何も見えなかった。上海から深圳は上海までの二日間は食堂車に行ったり、本を読んだりしていた。スメリアには電子ペーパの技術があったから回線を用いていつでもダウンロードして読書をすることができる。とりわけ日本のKeikaku Itohの作品を読むのが好きだった。英訳版が出ているので古来の日本語の勉強は必要ないうえ、ペーパーバックは軽くて読みやすい。常に持っているがスメリアから出るときに荷物の整理をしていて入れるのを忘れてしまった。まさかと思ったが電子書籍市場にはHarmonyが配信されていたので読むことにした。近未来を描く作品だが当時描いた未来とは全く違う世界が広がる。生命主義の名のもとWHOが主導権を握り人は病気をするどころか死ぬことだって自由にできない。Watch Meによって身体情報は管理されていて病気も薬もすべてが自動化されていた。スメリアにも医療に関しては自動製薬機があったから少し似ているけれど人は死ぬし病気にもなる。おおよそサプリメントのようなものをさしているのだろうけれどスメリアでは普通の薬が自動的生成されるだけだった。核戦争後からWHOが主体となっている国も少なくはないのでその点は似ているのではないだろうか。旧世代の世界は国連によって支配されていて軍事力は抑制されていた。しかしその箍が外れたところで核戦争が勃発した。中東ではすでに紛争状態だったけれどロシアが持ち込んだウランが戦況を大きく変えた。核を手に入れた過激派は国家を跡形もなく消し去ってしまいその地には放射能が残った。過激派たちは宗教と密接に関わっていて過激派組織は各国で核戦争を起こしはじめた。二千三十年には全世界で核戦争が勃発してたちまち各国は放射能に汚染されてしまいシェルター生活を余儀なくされた。Voltと呼ばれたそのシェルターは生命維持には最適の環境が整っていたがあくまで生命維持を行うだけでそれ以上の機能はなかった。人間が集まれば必ず人間は争いを起こす。Voltにおいても同様でVolt内で争いが起きて消えるシェルターもあった。そんなシェルターの一部では核を無力化する装置が研究されていた。出来上がったVoltはその情報を一斉に世界へと発信した。するとたちまち人は再び世界へと立つことができた。かつての開拓時代のように金属や鉱石を発掘することからのスタートだったためファクトリの設立までは時間がかかったし、核を無力化するにも程度があった。精度の高い装置を作ったエリアでは雲が晴れ、永久凍土とされていた土に光が差し、四季が訪れた。アメリカではホワイトハウスが建設されITの中心として栄えた。シリコンバレーもコンダクタの製造を始めたし、二千三十年の技術は皆無だがファクトリは確実に技術をつけていく。核戦争後も日本は放射能が晴れるときがあって、開拓した人間たちによってリニアの残骸から研究が進み今日のリニアの技術にいたる。当時は時速五百キロ程度だった技術は大幅に改善されて大陸横断を三日程度で移動できるようになった。終日運航するための自動運転技術も発達していった。しかし都市の多くは滅んだため近い都市通しでも数千キロは離れているのでリニアが必須となっている。これから向かう香港はWHOの統治下に置かれていて放射能を浴びた人間は浄化されてから入国することになる。モスクワには若干の放射能が残っていたので入国には浄化が必要となってくる。リニア内でも浄化設備は整っていて、私は体中の洗浄を行うとともに衣類の洗浄を行った。リニア内は放射能に耐える構造になっているので物質が入ってくることは許さない。

 深圳に着くころには夜が明けていて十二時くらいになっていた。私はパスポートを出し入国の準備をする。パスポートには名前と生年月日と番号が記載されている。スメリアの国章とともに私はキリカという新しい名前が与えられた。霧花とかいてキリカ。日本の古い名前で手紙を書く仕事が花が霧のように現れ、消えていくことからこの名前をもらった。アジアで活動するには十分な名前らしいのだが本当に通じるのかは定かではない。深圳駅に着くとそこからローカルに乗り換える。ローカルは昔ながらの軌道を走る電車でリニアに比べると半分程度の大きさだ。標準軌と呼ばれるそのレールの幅は各国で使われるように規格化されている。ドイツの鉄道会社が基本的には製造を行っており、各国がレールを製造し導入することで走れるようになる。電車の上にはパンタグラフという電気を受電する設備がついていて、これがこすれながら移動する。深圳から香港国内までは三十分。終点までは一時間半ほどかかる。電車の中はリニアのそれに比べると幾分狭い。寝ることを考えられておらず椅子座を基本としているためシートがリクライニングするのが精々だった。机も備わっていないし、プライバシーが保たれないのでタイプを出すわけにもいかず私は本を読んでいた。香港駅は旧中環駅が使われていて、香港島に位置する。そこから尖沙咀までは更に地下鉄を使って十分程度だった。中環駅に着いて外に出ると街は晴れ渡っていて遠くにかすかに黒い雲が見える。赤道が近いので非常に暑い。今の時期は特に乾季になるからじめじめはしていないがとにかく気温が高くて適宜水分補給をしないと歩いていて眩暈がしてくる。香港は唯一の非核地帯にあたり、放射能汚染を免れた。多くの移民が流入している点はスメリアとも同様で電車においては車内改札で入国審査を受けることができるが電車は基本的に高級な乗り物なので庶民が利用することができない。電車の中は決して空いてはいなかったけど混雑しているというわけでもなかった。中国や中東から逃げるように香港に入国しようとする人間でイミグレーションは混雑していて、スメリア以上に厳しい入国規制が設けられている。一か月や二か月で入国できれば運が良い部類らしい。中環駅周辺は旧来からの遺物であるコンクリートの建造物が多くみられる。アジアの金融の中心であり、物流の経由地点にもなる。もはやアジアの玄関口といっても間違いないだろう。アジア各国にリニア網も特徴の一つだろう。中環は晴れ渡っていて暑かった。追加の国が定める基準値まで浄化が行われ私は香港へと入国した。尖沙咀に向けて地下鉄に乗って移動した私は近くの宿を探すことにする。数週間は滞在することになるので家を手配しなければならないのだが一日目にそうそういい物件が手に入るわけもないし、金銭的にも香港の高い家賃を払うだけの経済力もないので安いホテルを探す。旧K11跡地が巨大なホテルになっていて私はそこに滞在することに決めた。とりあえず一週間とフロントで伝えると英語で返事が返ってくる。カードキィとともに除染スプレィをもらうことができた。部屋に入りまずマザーへの手紙を書く。書く途中でインクリボンを使い切ってしまったので新しいインクリボンに変えなければならないがとりあえずモスクワで手に入れたインクリボンを使ってみることにした。本の少し青黒い色は万年筆の色味を感じた。仕事前の前日の夜は麺類を食べて部屋に戻り読書と、タイプの練習をしてすごした。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る