三十話 セントラル大陸暦一五六五年 春 三/五
北の森の入り口の村に到着した。
馬車を降り、背の高い樹々の生い茂る森を仰ぎ見る。この森に何匹の野犬がいるのだろう。出来たら狂犬病の犬がいないことを祈る。
予定では先生と共にリットン隊長と王女様が村長へ挨拶し、その後すぐに野営地へ向かう手筈になっている。
既に第二討伐隊が到着していた。隊長の証の腕章をしたリットン隊長とアナベル王女様がハリーお兄様と挨拶を交わす。そのまま二人は予定通り担当の先生と村長宅へ向かった。
ハリーお兄様がおじい様と孫のような二人を連れて来た。
「ハンダーさんとそのお孫さんだ」
「ハンダーです」
しわくちゃな顔が微かに笑っているようだと判別できた。好々爺と言っていい。
「ナナリーナです。今日から六日間よろしくお願いします」
私は頭を下げた。
「孫の、セオとルカです。二人は従兄弟同士で今年十四歳だ」
二人が頭を下げる。私の一歳下になる。すばしっこそうだ。
「二人は一年前でさえ、機敏に動き戦力になった」
ハリーお兄様の褒め言葉に二人そろって口元を緩め、当たり前だろ、という顔付きをした。
「お前の髪もハリー様と同じ銀色だが、雷は撃てるのか」
「セオ、お嬢様に失礼だぞ」
「もちろん撃てるわよ。それと、失礼じゃないから、私の事はナナリーナじゃ長いので何かあった時困るからナナと呼んで」
ハンダーお爺さんは、意外な顔をして言った。
「ほー、じゃワシもナナさんでよいかな」
「もちろん」
村長宅から隊長とアナベル王女様と先生が戻ってくるのが見える。それを機にハリーお兄様が自隊へと去っていく。当然のごとくお兄様は第二討伐隊長だ。腕章が物語っている。王家領のクララと西家のクロエが小さく手を振っている。彼女たちは私たち第一討伐隊と互い違いでハリーお兄様の第二討伐隊の一員になっている。
全員揃ったところでハンダーお爺さんたちを紹介した。
すると「もう一人増えた」と、村長宅から挨拶に行った三人と一緒に来ていた壮年の男をリットン隊長が紹介した。
「村長の息子さんだ。案内を買って出てくれた」
兵士たちが案内人を根こそぎ連れて行ったのでは……。
「村長は抜け目のない男だ。王女が来るのを見越して、息子を兵士たちの案内人とならないよう隠したのに違いない。狩人としての腕はまあ普通だが、村長同様要領だけはいい」
ハンダーお爺さんの村長の息子の評価が聞けた。
野営地に向けて出発する。
途中までは馬車、それ以降は荷物を全員が担いで徒歩で向かった。野営地となるハンダーお爺さんの炭焼き小屋に到着したが、まだ時間が早いので、食事班の私たちサンダー領以外は、近辺に数カ所罠を仕掛けに向かった。夕暮れには全員が戻ってきたのは予定通り。遊び感覚ではないことにホッとする。既に私たちは食事を
「明日は、今日の罠を確認してから、さらに奥へ行き、罠を仕掛ける。もちろん今日の罠に獲物がいれば退治する。途中で遭遇してもだ。私たちの担当エリアの最深部地点への到達が昼の予定だ。昼食後、別の道を帰り、罠を仕掛けながら、ここへ戻ってくる。明日の出発は八時、以上だ。副隊長、リーダー他に何かあるだろか」
隊長がそれなりに気を使ってくれたのか、私を見る。
「罠を仕掛けに行っていつもと違う変化は感じられませんでしたしょうか」
「いや、これといった特徴的な違いはないと案内人も言っていた」
「分かりました。お分かりでしょうが、明日罠の確認に行く際は、不用意に近づくと危険ですからご注意くださいね」
私の言葉に、リットン隊長は案内人を見る。案内人が何かを言っている。それをリットン隊長はうんうんと頷き聞いている。そして私の方を再度見て答えた。
「もちろんだ」
いったい何を案内人と話していたのだろう。まさか私が念の為に言った意味を理解していなかったのか。捕まった獲物は、人が近づくまで息をひそめて隠れていることがあり、人が不用意に近づくと飛び出てきて思わぬケガをすることがある。
――大丈夫だろうか。
「みんなもいいな、罠に不用意に近づくなよ」
みんなに取り敢えずは言ってくれた。理解はしただろう、でも理由まで分からないと納得できないのになあ。これ以上言うと出しゃばりととられかねない。罠にかかった獲物からの攻撃では、ケガをしたとしても命にかかわることはない。自重しよう。
隊長は、視線を西家のタイラー副隊長に向ける。
「ありません」
「では、明日からの為に食事をして就寝してくれ。解散」
翌朝、空は快晴、空気は乾燥している。第一討伐隊は王家領、サンダー領と教会、北家領、西家領の順番で出発した。
進んでいくと罠を仕掛けてある目印に出くわす。教科書通り設置してあるようで、その場になじんでいる。第二班の私たちは第一班が確認済みなので黙視して通り過ぎる。
五つ目の罠を通り過ぎ、しばらくすると、「ワッ」男性の驚いた声と「キャッ」女性の悲鳴が聞こえる。
近寄ってみると、罠にかかったイノシシが襲い掛かったようだ。男性が腹を押させてしゃがみ込み、女性が介抱している。
「この野郎」
五年生の一人の男子から赤の魔力が高まっている。火の魔法を発動しようとしている。
「……ファイア」
詠唱と呪文がした途端、イノシシに火が放たれた。
――乾燥しているのに、後先考えずにどうして火魔法を。
火に狂ったイノシシが罠をものともせず火元の男子向けて突進しようとするが、動けない。罠に後ろ脚をがっちり食い込まれているようだ。
何人かの男子生徒が便乗して火魔法をイノシシに放つ。
イノシシが動かなくなった。燃えている。イノシシもそばの草木も燃えている。
「ウォーター」
私が水魔法で草木の火を鎮火すると、他の一年生もチリチリ燃えている草木に向けて水魔法を放つ。最後に私が燃えているイノシシに水をかけた。
「この野郎」
五年生の倒れていた生徒がイノシシ向かって剣を突き刺す。他の五年生の男子三名も続いて剣を刺す。めった刺し。私は目を覆いたくなったが、覆わない。最後まで見る。
何回か刺した四名がようやく落ち着いてきた。
「ふん、思い知ったか」
四名がイノシシから離れて仲間の元に戻る。
「あまり派手にやるんじゃない」
リットン隊長が苦笑いしながら注意した。
「惨いことをする」
ハンダーお爺さん呟いた。
私は息が切れたイノシシのそばによる。私の後に四人の仲間たち。土魔法で深めの穴を掘る。その穴にイノシシを葬る。風魔法で乾燥させる。五人で合掌する。火魔法で再度火をかける。そして土魔法で土をかける。
「これで少しは山に還せたかもしれん。ナナさん、ありがとう」
「いいえ、狩人として当然のことをしたままです」
「サンダー領の人間は分かっていらっしゃる。それに比べて王都の者は、だからやつらと付き合いたくないんじゃ」
「出発するぞ」
リットン隊長が号令を出した。
「待ってください、隊長」
私は声を張る。
「今日の天気では火魔法は危険です。山火事の恐れがあります」
「狙いを外さなきゃ問題ない。次からはもっとうまくやる」
隊長が先ほど火魔法を放った生徒に向けて言う。
「大丈夫だよな、お前たちも」
「もちろんさ、問題ないよ。今はちょっと焦っただけさ」
これ以上ここで言っても無駄だ。懐柔しよう。私は極力笑顔で優しい声を意識して話す。
「隊長、今晩お時間よろしいですか?」
「うん、なんだ」
よし、引っかかった。すまし顔をしている。
「戻ったら、五人で幹部会議を開きましょう」
「分かった、そうしようか。アナベル王女どうだい」
「いいですわ」
「承知した」
「分かりました」
隊長と王女、タイラー、ジェームスの幹部が了承した。会議は楽しくないが、山火事を起こすよりまし、仕方がない。
道々ハンダーお爺さんがこぼした。
「今までも学院生が狩りの授業でやって来たが、ワシは王都領の案内は遠慮しとるんじゃ。いつもあんな調子でやっていられないんじゃよ」
次の罠の地点で、隊を少し離れて、私はいつもの四人と相談した。
「何かあったら、マンドレイクの風で、無詠唱無呪文で対応しよう。そうすれば誰も何が起こったか分からずに獲物が倒れているだけだから」
「分かったわ」
マイアの声と頷く四人。隊へ合流し、森の奥へと進む。
昨日仕掛けた罠の確認が全て終わり、新たな罠を仕掛けながら移動する。
しばらくすると山の息吹が色濃くなった。樹々もそうだが、獣の気配をそこはかとなく感じる。
「次のなだらかなカーブの箇所は要注意だ。上から下へ獣道が横切っている」
ハンダーお爺さんの言葉を聞いた刹那、何かが膨らんでくるのが分かった。
「隊長、停止を」
私たちの十数メートル前を行く第一班へ大声を上げた。
ド、ド、ド、ドッ。
上の獣道から多数のイノシシが第一班目がけて突進してくる。
ドン、ドカ、バーン、ドシン、ドン、ドサッ。
イノシシに跳ね飛ばされて人が飛んでくる。九人がやられている。剣を何人か抜いているのが見える。何頭かが第一班を突破しこちらに来る。先頭をハンダーお爺さんと歩いていた私はすぐさま緑の魔法で風圧をかけイノシシの突進を阻む。サンダー領の狩りで慣れている。続けてそばを歩いていた四人の仲間が私の横に並ぶやいなや、全員で風魔法のマンドレイクを無詠唱無呪文でやってくるイノシシを倒していく。
イノシシの群れが下の獣道へそれて行った。十数頭が倒れている。一体何頭の群れだったのだろう。五十頭ほどがいたような気がする。
「ライラ、一緒に来て」
私たちはライラと第一班のところへ向かう。
「イタッ」「ウー」「クソッたれ」
ケガをした呻き声と何もできなかった事のイラ立ち。
腹や脚を牙でえぐられ血を流している重傷者が四名、軽傷者が三名いる。
「チャーリー、男子で周りを警戒して」
「了解」
「ライラ、私が合図したらエリアヒールをお願い」
「分かりました」
四人が私の回りに来る。すぐに重傷者を対応する人を決めた。
「ライラ回復魔法を」
ライラが詠唱後、呪文「エリアヒール」と回復魔法を展開する。
「みんなも一緒にヒールと声に出して祈るのよ、効果が増幅します」
金の光が舞い始める。私たちは個別に決めた重傷者の前で、傷口に手をあてる。
私の担当するケガ人はお腹をえぐられている。確か昨日発言した女性、相当重症のようだ。アナベル王女が後ろで「アンナ、アンナ、しっかりして、ヒール、ヒール」と焦って声を出している。もう一人いる女性は茫然としてそばに立っている。
私を見ると「助けて、お願い」と懇願する。
「医療の心得があります。大丈夫です。ヒールと言いながら祈ってください」
アンナの手を取り耳元に語り掛ける。
「一緒にヒールと心の中でいいから祈るのよ」
「……」
アンナの口からは声が出てこない。
開いた傷口から内臓の一部が裂けているのがうかがえた。回復魔法では難しい。無詠唱無呪文で紫の復元魔法を、光を出さずにかけた。内臓が復元しだす。
「ヒール、ヒール」
アンナが声を出すまで回復した。私は回復魔法に切替え、さらに盛大に光の粒子を周囲全体に振りまいた。ライラの回復魔法では心許ないのでみんなを元気付けるために出し惜しみはしない。
あちこちからもヒールと聞こえだした。
しばらくすると全員が立ち上がっていた。
「ライラ、もう大丈夫よ」
まばゆい光の舞が終わる。
「聖女ライラ様ありがとうございます」
「ライラ様本当にありがとうございます」
「「「「「ありがとうございます」」」」」
アナベル王女が、リットン隊長が、そして負傷し回復した全員が感極まった様子でお礼を口々に言う。
「いえ、私はきっかけを作っただけです。実際に皆さんを回復したのはサンダー領の方々のおかげです。私はナナさんがいなければ何もできないでウロウロしていただけです」
「ナナさん、そしてサンダー領の方々、本当にありがとう」
アナベル王女が頭を下げた。
「助かってよかったです。しかしこの状態で、前に進むのは不安が残ります。王家領の方々は本日食事当番なので今日は野営地に戻った方がよろしいですね、服も着替えないと」
血だらけで、破けてぼろぼろになった服の人が多い。
「俺は隊長として前へ進む、アナベル王女すまないがみんなを引率して戻ってくれ」
「分かりました」
こうして隊長を除く王家領組は案内人の村長の息子と担当する教師一人と、念のため付けたハンダーお爺さんの孫二人とで帰って行った。
私たちが倒したイノシシは、既に西家と北家で処理されていた。王家領とは異なり地方の領の生徒はそれなりに狩りをしていたのだろう。頼りになりそうだ。
私たちは罠を仕掛けながら進んだ。第一討伐隊が担当する最深部に到達した。ここはちょっとした広場になっている。
犬が何匹も倒れているのが目に入る。狂犬病に感染した犬だ、私の目に茶色いモヤが
「全員停止。狂犬病の疑いがある。私たち以外は待つように」
「私も同行する」
残っている教師が申し出た。教師と私といつもの四人、そしてハンダーお爺さんで死骸のそばによる。全部で六匹の犬が血を流した痕と涎の痕がある。生きている犬はいない。どのくらい時間が経っているのだろうか。何時間、一日程度か。さらに奥へ行くと犬であった形跡がようやく分かるものが何匹かある。さすがに死後の時間が経ち過ぎてモヤが確認できない。
「これは狼にやられている。新しいので数時間、古いのは、そうだなあ一か月は経っているかもしれん」
ハンダーお爺さんが傷口を見て断言した。
「狼か」
先生が反応した。
私はハンダーお爺さんの次の言葉を待った。
「普段はもっと奥にいるんだが……。こいつらが来たから縄張りあらしと思って群れで襲ったのだろう」
ニーヴが私の袖をつつく。お互い小声で交わす。
「茶色いモヤが
「分かっている、私も
ニーヴが首を横に振る。ニーヴでも分からないようだ。
とても厄介な状況だ。もし争っていて、やられた狂犬病の犬が狼を一噛みでも噛みついていたら、また狼が狂犬病の犬の喉周辺を噛んでいたら、狼が感染してしまう。古い方も狂犬病だったら……、恐ろしい、狂犬病の狼が群れでいることになる。
「この犬は明らかに狂犬病にかかった症状を示していますね」
私は先生に言った。
「まずいな……」
先生は苦虫をつぶしたような顔をしている。事の重要さを認識しているようだ。
戻ってみんなに説明する。
「対策室で聞いた狂犬病の症状を示した犬の死骸でした。最近死んだ犬が六匹、以前に死んだ犬が分かるだけで五匹です。狼の群れにやられたようです」
「狼?」
リットン隊長の反応が薄い。心ここにあらずといった
「ええ、案内人のハンダーお爺さんが傷口から断言してくれました。もしかしたら狼も狂犬病の犬から感染している可能性があります。最悪一か月前の出来事です」
「そうか……」
先ほどのイノシシのショックから抜け切れていない隊長に今は何を言っても無駄かもしれない。
「今から死骸を処分して、戻ります」
犬の処理に向かう背後から先生の声がかかった。
「すまんが、犬は焼かずに埋めてくれ、後で調査に来る可能性がある。目印もつけておいてくれ。いや、そうだな、私も一緒に行く」
先生も幾分混乱している様子だ。一緒に行き、深い穴を掘って犬を処分し識別用に大きな石を置いた後、往きとは異なる道で罠を仕掛けながら野営地に戻った。
しばらくすると先生に呼ばれた。リットン隊長、西家のタイラー副隊長、北家のジェームス、そして疲れた顔をしたアナベル王女様がいた。
「狼の件を大至急王都本部に戻って報告する。もし感染した狼の群れがいたら大変なことになる」
「そうですね、北の森の獣たちが軒並み狂犬病に感染してしまう可能性があります。狂犬病の獣たちが里に下りてきたら、パニック間違いなしです」
私が解説する。
「狂犬病は犬しかならないんじゃないのか」
時間が経って幾分正気に戻ったリットン隊長だが、訳が分からんと不満顔だ。
「いいえ噛まれると人間も狂犬病に感染するのと同じように獣も感染し、かつ狂犬病の宿主として、他の生き物を噛めば感染させます」
「そんなことが……」
隊長があ然としている。
「もし戻るようでしたら私たち王家領組も一緒に戻りたいのですが」
アナベル王女様が申し訳なさそうに言う。
――この人はダメだ。責任感が全く足りない。もう嫌になる。
「そうですわね。その方がよろしいかと存じますわ」
心とは裏腹に答えた。お荷物はいない方がよい。
「ありがとう」
私の同意がよほど嬉しかったのか、笑顔が戻った。
「隊長もご一緒してください。王女様を守ってください」
「そうか、じゃ王家領組は狼の報告という重要任務のため帰還することにする。隊長は誰に代わる?」
「ここは一旦西家のタイラー様がお預かりください」
「ナナリーナ嬢がそう言うのであるならば」
王家領組が一列に並んでいる。服は着替えてしゃんとしている。気分は戻れると知ってか幾分嬉し気。普通は落ち込むところでしょうが、と私は突っ込みたい。見送りは残留組を代表して私と新隊長のタイラーさんの二人だけとした。他の人間は見送るなんてとんでもない、でも役立たないばかりか、山火事でも起こして迷惑かけられるより、お払い箱ができて丁度いい、という人の方が多かった。
「ではさらばだ」
新隊長のタイラー様は一言だけだった。隊長の証の腕章を巻いていないのは、ぼろぼろになった為、したくてもできなかったのだ。
「アナベル王女様をしっかり守るのですよ。今日のような
私は真剣な顔付きで王女以外の顔を端から見る。一人ずつ頷くまで視線を外さず見据えた。私の表情に慌てて厳しい表情で頷く。仕方がない、許そう。本当は今晩会議で王家領組の昼間の不手際を正すつもりだったのが空振りになってしまった。
「ナナリーナさん本当にありがとう」
アナベル王女様、私はあなたを厄介払いしただけ。
「では出発する」
担当の教師一人と王家領組が去った。
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