第4話 連絡
とりあえずあの後、ラインを交換した。
帰宅後。夕食を食べ終え、入浴を済ませた私は布団に腰掛け、意味もなくスマートフォンを眺める。
否。意味もなくはない、あの子からの連絡を待っていた。あの時、
「後で連絡する。私から連絡するからね、待ってて」
と言われたのだ。やたら念押しされたので、どうしたとも思ったけれどとりあえずこれは待つが最適だろう。もう夜の十時だが。っと、そんなことを思っていたらスマホの上部にあの子からの通知が来ていた。
---- 明日、カメラ持ってきてね ----
---- わかった ----
待たせた割にはシンプルな内容だったがとりあえず明日のためにカメラのバッテリーを満タンにしておこうと、バッテリーを取り出し充電器を用意しコンセントに差し込んだ。
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