2021年プレイした作品トップ5
2021年も、もうすぐ終わりますね。年末特別企画第2回です。
今回は今年プレイし、フルコンした作品をランキング形式で5作品挙げます。
第5位。
『BUSTAFELLOWS』
痛快な裏社会系シナリオが私の好みにぶっ刺さりましたね。シリアスとギャグの配分が最適で、まるで洋画を見ているかのような格好いい演出には驚きました。攻略対象だけでなく、主人公、サブキャラと全員魅力的なキャラクターばかりです。サブキャラの中では、攻略対象であるリンボの姉、ヴァレリーがお気に入りです。強引で絶対に逆らえないけど、豪快で格好いい姐さんって感じが好きです。
本当に、この作品は続編の発売が楽しみすぎます。
第4位。
『剣が君 for S』
業と罪、苦悩といった負の感情と恋愛が結び付けば、感動するのは道理でしょう。攻略対象がそれぞれ抱える重みによって、シナリオの味わい深さが増していきます。世界観設定も大変練り込まれていましたが、ここにキャラクターが加わることで、秀逸なシナリオが完成していました。ハッピーエンドとバッドエンドが設定されていない点が大変面白かったです。どの結末も正統なものであり、彼らが辿り着き得る終着点なのだと思い知りました。
第3位。
『ピオフィオーレの晩鐘』シリーズ
えげつない、この一言に尽きます。この作品のキャラクター達は皆で幸せになることが不可能といっても過言ではありません。数多の犠牲を築き、ようやく手に出来る幸福な日々。傷つき、喘ぎながらも、誇り高く戦うマフィア達の生き様を見せつけられました。
第2位。
『ビルシャナ戦姫 ~源平飛花夢想~』
戦う女の子という時点で好きになることは見えていましたが、シナリオが想定を超えてきましたね。攻略対象が苦悩を抱える展開は他の乙女ゲームにもよくありますが、この作品は主人公も多くの苦悩を抱える形となっています。この苦悩は主人公自身が蹴りをつけるしかないものであり、それでも気高く前を向いて刀を執る様は本当に美しいものでした。
第1位。
『終遠のヴィルシュ -ErroR:salvation-』
数多の絶望と幾多の死。これらを突き付けられ続け、その先にあった真相には泣くしかありませんでした。この作品の伏線の張り方には、もはや恐ろしさを感じています。ありとあらゆる展開全てに意味がありました。そして、心がボロボロに傷付けられた後に見る救済。この作品の結末は、ハッピーエンドではないのです。あくまで、救済エンドなのです。プレイヤーは彼らの歩みの果てを歯を食いしばって受け入れるしかありません。本当に、乙女ゲームとは思えないくらい容赦のないシナリオでした。
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