第55話 高校生編


 ※ 涼加  side



 私達は、目的地の城に着いた。目的地に着くと優花さんがテンションが上がっていた。そんなに遊ぶのが楽しみにしていたのかなと思った。


 入場料を払い、城の中に入った。いろんな書物や歴史の物が展示してあって私は楽しかった。城の中を一周回り城の中にあるベンチに座ろうとしていたら、先に颯真君が座っていた。優花さんたちがいなかったので颯真君に聞いたら、まだ回っているそうで颯真君は歩き疲れたから休憩しているそうなので私も休憩した。


 休憩しながら颯真君と話していた。優花さんは、大の歴史好きのようで城を見るとテンションが上がるらしい。それを知らなかった颯真君は痛い目にあったのでそれ以降颯真君は、翔梧君を盾にしてこっそりと休憩している。こうしている内に優花さんと翔梧君が私たちのところにきた。


 どうやら周り終わったみたいなので次の場所を行く前に昼ご飯を食べてから移動することにした。城の近くに食べ歩きができるところがあったのでそこで軽く休憩して次の場所に移動した。


 次の場所はショッピングセンターで、ここは広いことからいろんな店舗が並んでいる。私達は、最初に洋服が売っているコーナーに来た。私は優花さんと一緒に服を見て回っていたら、男子組を蚊帳の外にしていた。なので、男子組には外で待ってもらって私と優花さんは服を見ていた。


 私は、どんな服にしようか迷っていると優花さんに話しかけられた。


「すずちゃんはどんな服を買うか決まった?」


「まだ決まってないですね。」


「それならそうちゃんに決めてもらったらいいんじゃない。」


「な、なんでそうなるのですか!!」


「だってすずちゃん。そうちゃんのことをたまに目で追っているもん。」


「そ、そうなんですか!!」


「そうだよ。だから今からそうちゃんと一緒に服を見たらいいじゃん。」


「そ、そんなのいいですよ。」


「つべこべ言わす行くよ!!」


「ちょ、ちょっと持ってくださーーーい!!」


 私は優花さんに連れて行かれ、男子組が持っているところに来た。優花さんは翔梧君と服を見る言ってきたので困っていると颯真君が私のところに来て、それを見た優花さんが頑張ってっと小さく応援してきた。


 私は、颯真君と一緒に服を見ていたけど緊張して中々話すことが出来ず、なんとか颯真君の好みのが聞けなかったがアクセサリーのところを行ったら、颯真君が釘付けだった物を買ったので満足をした。服は、お母さんと次に来たらいいので私はこれだけにした。


 私と颯真君は、優花さんたちが来るまで休憩した。しばらくして来たので次の雑貨エリアに向かった。向かっていると前から楽しそうに話しているが歩いてきてが綺麗だなっと思っていたら颯真君が顔色を悪くして翔梧君の後ろに隠れた。私は、何がなんだか分からなくて、見ていると歩いていたが通り去っていくと安心したのか翔梧君の後ろに隠れていた颯真君が出て来たので今聞くと良くないと思ったので聞くのをやめた。


 雑貨エリアに向けて歩いているとしばらくして目的の雑貨エリアに着いてのでここは各自に分かれていろんな雑貨を見た。私は家族にお土産としてどんな物を買うか迷っていると写真立てがあったので私は、それを買うことにした。一応自分の欲しい物を買ったのでレジに通していると颯真君が何かを見ていたので遠くから見ていると何か鳥みたいな置き物をじっと見ていたのでもしかすると買うのか迷っているのか思っていたら手に取ってレジの元に行った。


 しばらくして、全員が買いたいものを買ったので次の場所に行こうとした時に男子組がトイレに行きたいみたいだったので女子組は待っているとガラの悪い人達が来てしまった。

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