第54話 高校生編
※ 涼加 side
今日は、待ちに待った颯真君達と遊びに行く日です。寝坊しないように早めに寝ていたので集合時間より早めに起きてしまった。早く起きてもやることがないので一階に降りてリビングで寛ぐことにした。
一階に降りるとリビングにお父さんとお母さんがいたのでおはようの挨拶をして、顔を洗いに行った。
顔を洗い終えて、リビングに入るとお父さんが話しかけてきた。
「今日は、珍しく早起きだね。」
「だって今日は、遊びに行く日だよ。寝坊しないように早く起きたの。」
「そうか。それは偉いな。」
「いつもこんなに早く起きてくれればありがたいのだけど・・・。」
「ちょっとお母さん!!」
朝に家族で話していると優花さんから電話かかってきた。
『もしもし。おはようすずちゃん。』
『おはようございます優花さん。』
『ごめんね。こんな朝早く電話しちゃって。』
『そんなことなですよ。それでなにか用ですか?』
『今日の集合場所なんだけど、なんかしょうちゃんとそうちゃんがいつもドライブをする時に集合する場所があるのだけど、そこになったから。』
『そうなんですね。それで場所はどこなんですか?』
『それがね。しょうちゃんが場所が分からないと思うからしょうちゃんとそうちゃんが乗せてくれるみたいだから気にしなくていいよだって。』
『そうなんですね。』
『だからすずちゃんは、そうちゃんのバイクに乗ってね。ゆうちゃんは、しょうちゃんのバイクに乗るから。』
『そ、颯真君のバイクにですか?』
『そうだけど、それがどうしたの?』
『な、何にもないです。』
『ふん〜。まあそういうことだからよろしくね。』
『分かりました。朝早くありがとうございます。』
『じゃあ。今日は思いっきり遊ぼうねすずちゃん。』
『はい。思いっきり遊びます。』
『それじゃあ。また後でね。』
私は、優花さんとの電話が終わってしばらくして、颯真君からRONEにメッセージが送られてきた。どうやら颯真君も翔梧君から連絡もらってらしく家の前に着いたら連絡してくれるそうなので私は、颯真君から連絡が来たら行くことにした。
颯真君と連絡を終えて、お母さんが軽めの朝ごはんを作ってくれたのでそれを食べて、私服に着替えに行った。
今日は、バイクに乗るのでスカートだと万が一危ないのでズボンにすることにした。そこから今日のコーディネートをした。軽くメイクをしてリビングで颯真君から連絡を待っていると連絡がきたのでお母さんとお父さんに行ってきますをして家を出た。
玄関のドアを開けると家の前に颯真君が待っていたので颯真君に挨拶をした。服装を褒めてくれるかと思ってら褒めてもらえなくて少し落ち込んだがちらっと颯真君を見ていると顔を赤くしていた。どうやら褒めるのが恥ずかしいみたい。
私は、颯真君が私のヘルメットを渡してくれた。それを被り、颯真君の後ろに乗った。私は、颯真君に抱きつく形で腕を回し、ようやくバイクが発進した。初めてバイクを乗っているので車と全然違う。直に風を切っているみたいなので乗ってるのが楽しくてしょうがない。しばらくして、集合場所に着いたがまだ、優花さん達が着いていないみたいなので待っていると優花さんたちが少し遅れてきたのでどうやら翔梧君が寝坊したらしくそれで少し遅れたそうです。
全員が集合したので目的地に行くことにした。どうやら最初は、城に行くみたいなので私は颯真君の後ろに乗り、優花さんは翔梧君の後ろに乗ってバイクで目的地の城に向かった。向かっている最中は通話をしていた。どうやら優花さんは、バイクを乗るのが二回目らしく、その時に颯真君と翔梧君が通話していたらしくそれにキレていたらしい。颯真君と翔梧君は、怒った優花さんのご機嫌をとるのに必死だったみたい。
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