第52話 高校生編


 ※  涼加 side


 お母さんが私の体を覆っている布団を剥ぎ取り、目を覚ました。


「早く起きなさい。いつまで寝てるの!!」


「おはよう。今起きます。」


 私は、ベットから体を起こして、一階に降りてリビングにいる両親に挨拶をして洗面台で顔を洗いに行った。


 顔を洗い終えたらリビングに戻り、テーブルに用意している朝ごはんを食べた。テレビを見ながら朝ごはんを食べているとあるニュースが目に入った。そのニュースは、この街で暴力団が暴れているらしくその被害がデカいというニュースだ。私は、そのニュースを見て、夜の時間帯で出歩かないと心に決めた。


 朝ごはんを食べるのに少し時間がかかったが食べ終わることができて、急いで制服に着替えて家を出た。


 私は、家を出ると颯真君のアパートの前で待っているとしばらくして颯真君が部屋から出て、私に気づいた颯真君と一緒に学校に向かった。


 学校に向かって歩いていると颯真君が話しかけてきて、内容が明日の必要な物を買いに行こうと誘ってきた。颯真君の家にはヘルメットの予備がないらしく私に合うヘルメットを買いに行くことにした。私はその後も颯真君と話していると学校に着いた。


 学校に着き、私と颯真君は自分のクラスに向かった。教室に入ると私は颯真君と離れてクラスの人と話す。そしていつもみたいに日常を過ごす。山下先生が教室に入ってきて朝のHRのチャイムが鳴った。


 朝のHRが終わり、いつも通りに授業を受けた。時間が経ち、4時間目の終わりのチャイムが鳴った。私達は、いつもみたいにいつもの中庭に向かい、昼ご飯を食べた。翔梧君が颯真君に買ってきて欲しいものがあるらしくそれも買うことになった。


 昼休みが終わり教室に戻り、残りの授業を受けた。私はどのぐらいお金がかかるのかを心配していた。一応お母さんから昨日もらっているけど足りるのかが心配してきた。そして、6時間目が終わり、山下先生が教室に入ってきて帰りのHRが始まった。山下先生の話が終えて、帰りのHRが終わった。


 私は颯真君と一緒にショピングセンターの外れにあるバイク専門店に来た。この店はいろんな種類の物が売っており、初めて入る私もワクワクしてたまらない。いろんなところを回っているとお目当てのヘルメットのコーナーが来た。


 私は、どのヘルメットを買うか迷っていると颯真君が話しかけてきた。颯真君が通話できるヘルメットにしたほうがいいと言われたので理由を聞いてみると優花さんと翔梧君も同じのを買っているそうなので私も買うことにした。ヘルメットを選び終わり、そのから私に必要な物をカゴに入れて、そして翔梧君に頼まれていた物もカゴに入れたら、レジに通した。お会計するときに颯真君が奢ってくれるそうで、私は拒否したが颯真君が頑なに言っていたので私は渋々了承した。その代わり、今度奢ってくれればいいと言われたのでそうすることにした。


 私と颯真君は、買い物が終わり時間がまであったのでショッピングセンターに行き、中を探索していると私はゲームセンターに目がいった。私は、初めて行くのでどんなものがあるのが気になっていたら颯真君に行くかと言われたので入ることにした。中に入るといろんなゲームがあり、颯真君と一緒にいろんなゲームやった。どれも楽しくて次どのゲームをやるか迷っているとあるコーナーが気になった。それはクレーンゲームだ。私の視線に気づいたのか颯真君が誘ってくれてやってみることにした。けど、中々取れなくて諦めようとしていると颯真君が取ってくれる言ってくれたのでお願いしたら取ってくれて嬉しかった。このぬいぐるみは私の宝物にした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る