第44話 高校生編

 今日は中間テストの当日。いつもより早い時間に目覚ましを覚ました。早めに朝の支度をして家を出る時間まで勉強をした。大体40分ぐらいしてそろそろ学校に行く時間になったので勉強を切り上げ、荷物を持って家を出た。アパートの入り口には涼加が待っており、一緒に翔梧たちの集合場所まで歩いた。


 翔梧たちの集合場所まで涼加が簡単な問題を出して、それに俺が答える。それをやりながら歩いているともう集合場所に着いていた。けど、一人足りなかった。翔梧が遅刻したらしい。優花が呼びに行った時にまだ起きていないらしく翔梧のお母さんに起こしてもらったらしく準備には時間がかかるらしく先に優花だけきたらしい。優花からそれを聞いた俺と涼加は、相談して翔梧を置いて先に学校に行くことにした。


 俺たちは、学校に到着して自分たちのクラスに向かい自分の席に座り、そこで最終確認をした。そうしていると朝のHRのチャイムが鳴りそうな時に翔梧が教室に入ってきてギリギリ遅刻にはならなかった。そして、朝のHRのチャイムが鳴り、それと同時に山下先生が教室に入ってきて朝のHRが始まった。


 山下先生から連絡事項を聞き、朝のHRが終わった。そこからクラスのみんなは、それぞれ最後の確認をしていた。翔梧も遅れたので必死こいて確認していた。しばらくして、最初のテストが始まるチャイムが鳴った。


 俺は、テストに集中した。これまで涼加に教えてもらったことを信じて問題を解いていった。今までは、分からない問題は解かなかったけど涼加に教えられたことでなんとか解けるようになった。そして、月日が経ちテスト最終日になった。


 最後のテストは、苦手の英語だ。涼加に散々教えられても中々覚えることが出来なくて諦めていたが涼加は、覚えの悪い俺に最後まで教えてくれたので頑張って勉強した。今までのテストはなんとか頑張って解いていたので最後もしっかりと解きたい。そして終わりのチャイムが鳴り、最後のテストが終わった。


 やっと終わったことでホッとしていると翔梧が俺の席に来た。


「この後、打ち上げ行くか?」


「いいね。女子組も誘うか?」


「そうだな。いつものファミレスにするか。」


「そうするか。」


「優花はそちらで誘ってくれ。俺は涼加を誘っておくから。」


「分かったよ。」


 その後も軽く話し、優花の元に向かった。俺は、翔梧と決めたことを涼加に伝えにいった。翔梧と決めたことを涼加に伝えたら元気よく了承し、山下先生が教室に入ってきて帰りのHRがはじまった。


 帰りのHRが終わり、俺達はいつものファミレスに向かった。


 ファミレスに着き、店員さんに案内された席に座り注文をした。商品が届くまでテストのことについて話していた。女子組がテストは余裕に解いたらしいが男子組は、そうとはいかず、手こずりながら解いていたので頭の賢さの違いが痛感された。そんなこんなしているうちに注文していた商品が届いたのでみんなでいただきますをした。


 俺達は、食べながらいろんなことを話していた。夏の予定のこととか優花と翔梧は、大会が近いからこれからの練習を一層取り組むことになり、大会の応援に来て欲しいと言われ、今後の予定がわからないので考えておくこと伝えた。注文した商品を食べ終わり、この後の予定を決めてファミレスを出た。


 この後は、みんなでショピングセンターに向かった。ショッピングセンターはいろんな店があるから遊ぶ時には困らない。俺達は時間が許すまでジョッピングセンターを遊び尽くした。


 そして月日が経ち、中間テストの結果がきて前回よりも点数が上がっていてよかった。翔梧も同様に上がっていたらしくとても嬉しそうにしていた。優花は、あまりテストの順位に変動がなく、涼加は上位30位ぐらいには入ってらしい。そして、休日になり、俺は自分の地元に戻っていた。

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