第34話 高校生編
俺達は、次のエリアに向かっていると前から見たことがある人達が歩いて来ていた。俺はそれを見た時に咄嗟に翔梧の後ろに隠れ、顔を隠した。そして、ある人達が通り過ぎるのを見て、ホッとしていると翔梧が話しかけてきた。
「どうしたんだ颯真?」
「ちょっとな・・・。」
「そうか。もう大丈夫なのか?」
「あぁ。もう大丈夫。心配かけたな。」
俺は、翔梧から離れいつも通りに歩き始めた。しばらくして雑貨エリアに着いた。俺達はいろんな雑貨を見た。みんながバラバラで見ていたので俺も雑貨を見ることにした。家の装飾にいい感じのがないのかを探していると鳥の置物が売っていたのでそれを買うことにした。その鳥の名前を知りたくて調べてみるとシマエナガという鳥だったらしくとても可愛らしい見た目だなと思った。
俺は一通りの買い物が終わり、数十分したらほかのみんなの買い物が終わったらしく次の目的地に行く前に俺はトイレを行こうとしていると翔梧も一緒に行きたいみたいで涼加たちには待ってもらうことにして俺たちはトイレに行く事にした。
俺たちはトイレから帰ると涼加たちがヤンキー4人にナンパに遭っていた。俺たちは急いで涼加たちの元に急いだ。
「お嬢ちゃん達俺たちと遊ばない?」
「い、いいえ。私たちは男友達を待っているので。」
「そんなほっといていいからさ。ねぇ。」
涼加たちが怯えていたのでつかさず俺が話を横入りした。
「どいてもらってもいいっすか?邪魔なんで。」
「何だテメェは!!!!どけよコラァ!!!」
「俺たちは彼女らと遊んでいるのですか。分かりませんか?」
「分かる訳ないだろ!!」
「そんなことも分からないとか頭悪過ぎでしょ。」
「テメェ舐めやがって!!!ちょっとお前こっちこい!!!」
俺はヤンキー四人に人気が無いところに連れてかれて、囲まれている状態だ。
「おい!!テメェ!!俺たちを舐めすぎじゃないか!!俺たちはなここを占めている
「そうなんですね。それは知らなかった。hahahahaha・・・。」
「一回痛みつけないと分からないようだなぁ!!」
「そんなこと言うのならお前らのところのリーダー連れて来いよ。そしたら相手してやる。」
「なんでウチのところのリーダーを出さないといけないのだぁ!!」
「別にいいだろ?どうせ呼んだとしても君らは殴るのは変わらないだろ?」
「いいぜ!!後悔してもしらないからな!!」
しばらくしてリーダーが到着したらしくこちらに向かっているらしい。
「どんまいだなお前!!もうすぐでリーダーが到着するからそれまでの命だな。」
「ソウデスカ。」
「チッ!!」
俺は、そいつらを無視をしてケータイを弄っているとリーダーらしき人がこっちに向かって来た。
「何だよ・・・。急に呼び出しあがって。」
「リーダー。こいつが喧嘩売ってくるので今からボコボコにしてもいいっスか。
」
「喧嘩を売ってくるそいつは誰だぁ。」
リーダらしき人が俺に睨んでくる。だけど俺はそいつを無視してケータイを弄り直した。
「おいテメェ。こいつらがお世話になったようだな。」
「勝手にこいつらが突っかかって来たのだろ。俺は関係ない。」
「そんなの知らねぇよ。っていうか顔に見せろよ。」
俺は強引に顔を掴まれた。そして、俺の顔を見てリーダーが驚いていた。
「お、お前。颯真か。」
「そうだが。 久しぶりだな蓮。」
「久しぶりにも程があるだろ!!帰って来たのか!!」
「帰って来たというか。遊びに来たって感じだな。」
「そうなのか。ならば何で言わなかったんだ。」
「言ったらお前らが絶対に来るから言わなかったんだよ。っていうかこいつらのせいで俺はここに連れて来られたんだよ。」
「そうなのか。それはすまんな。友達を待たせているだろから行ってこいよ。」
「わかったよ。来週ぐらいにまたこっちに来るからな。」
「それは嬉しいことだな。また来週な。」
「ちょっとリーダー!!逃していいんですか!!」
「バカ言え!!颯真はな俺らの長なんだぞ!!」
「そうなんですか!?すいませんでした!!」
「蓮。ちゃんと教育しとけよ。そうしないと俺がめんどくさいからな。」
「わかったよ。」
俺は何とかやり過ごし涼加たちの元に戻った。
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