第4話 本当に怖い人とは

これは自分の先輩に対してゾッとした話です。


自分の職場にはYという先輩がいた。

Y先輩は自称霊感が強い人であり、当時住んでいた、建物の8階には幽霊がいっぱいいる、や実家で飼ってた犬の霊が常にそばにいると言っていた。


そのY先輩の同期にH先輩という人がいた。H先輩には霊感はない、だが、Y先輩はH先輩は霊媒体質だという。


Y「Hってさ、霊感ないけどめっちゃ霊に影響されるんだよね。」

Y先輩はものすごく楽しそうに言う。

自「そうなんですか?」

自分は適当に相づちをうちながら聞いていた。

Y「こないだあいつが8階の幽霊と重なったときあいつめっちゃ鳥肌たっててめっちゃ面白かった。」

ものすごく楽しそうに笑いながらY先輩は言ってきた。

正直、自分の住んでる階に幽霊がいるより、楽しそうにそんな話をするその先輩のほうが俺はゾッとしてしまった。


みなさんはこの場合どちらに恐怖してしまいますか?

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