第31こ話 にやんな魔法使いの少女と償還魔法使いの勉強会 1

街の外れ グランの義勇兵の一団の住まい

「おお~盟主様が見つかり 軍団も元気が出て活気づいているわね

戦いに遅れを取り 行方不明で どうなるかと思ったけど

今は勢いが増してるわ うん」

にやんこな魔法使い少女魔法使いエイル(白猫耳としっぽ付き)


「ですね~イリン・エイルさん」償還魔法使いデイアル


「じゃあ 魔法の練習の続きをしましょうね

デイアルさん」


「イリン・エイルさんも償還魔法を出来るの?」デイアル


「ええ、まあ 私の場合は 

言わば 故郷の白や黄金の属性の魔法です~♪


まあ 一部 火の妖精 風の妖精や水の妖精もですが

・・火の竜は私のキャパでは出せません

‥上位クラスの魔法は神様たちしか使えないものも在ります


では幻獣とかを出現させますよ 


古代の神さま達の力をお借りします 

じゃあ披露しますね うふ」エイル


「・・白き幻獣 フェンリル

最後の白の宗主 片腕の2つの国の王リアンの名のもとに

出現せよ!我に従え!!」

呪文の詠唱が終わると 光と共に 白い狼が表れる


「可愛い!」デイアル


ゴロゴロとエイルになつくフェンリルこと白い狼

ゴロゴロした後 姿を消すフェンリル


「うふふ 次は・・と

火竜王・火焔の王にして黄金の王アーシュラン

嘆きの時の王よ

その力を我に・・出現せよ黄金の竜!!」


小さな金色の竜が表れる

ゆっくり空を旋回した後で エイルの元に降りエイルが頭をなでなでした後で 

消え去る


「こんな感じです♡ 

出せるのはおもに幻獣とかゴーレム系と一部の妖精系になります うふふ

次はデイアルさんの番ですよ」


「う・・・はい じゃあいきますうう」

魔法陣を描き 難しい呪文を唱えるデイアル


「・・・あ・・また最後に異界の人間は除くと言い忘れた」


ボン!出現する二人の寝巻姿(大きなシャツタイプ)の少年

長い黒髪に長い耳片方の耳にピアス 金と赤の瞳 アーシュ・・ことアシャル

もう一人は肩程の長さの黒髪 長い耳に 金と青の瞳 レン


「ああ!!きゃあああ!!アーシュ様ああ!アシュテア様ことレン様あああ!!」

大喜びするイリン・エイル


「ひ・・・ひいいん!!またやってしまったああ!!」


「あ・・エイルじゃないか 俺たちは部屋で寝ていて

・・!!!お前 あの時のダメダメ償還魔法使いデイアルじゃないか!!

今度やったら ぶち殺すっと言ったろうが!!覚悟はいいな!!」

怒り狂うアーシュことアシャル きょとんとしてるレン


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