第27話 女王さまと召喚魔法使い 2

「げ!!またあの異界の人間を償還してしまった!!惨殺されるううう!!」

泣きモードのデイアル


「・・ふむ あの時(酔っ払い天使の店)のデイアルというダメダメ償還魔法使いか

この火焔の女王ヴァルジニテを償還するとは 面白い奴だな ハハハ!!」


すると見張りのゴブリン達がやってきて

麗しいナイスすぎるスタイルのヴァルジニテを見て 興奮して

ひっぱり出そうと檻に入って来る


「はん! エロい視線で 我を見るとは 命知らずな くくっ!!」

勢いよく 蹴り飛ばし 殴り倒す


「・・・そなた達 こやつらモンスターに捕まってるのか?」


「はい!そうなんです 御願いです 助けてください 何でもしますうう

でも 惨殺しないでくださいいい」デイアル


「お願いです 助けてください 美しい強い方!!」他の皆も御願いモードである


「・・・困ってるようだから助けてやろう 

惨殺はしないから安心していい ふふ


その代わり 高級な夜の店に連れていけ 

美味しい酒や食べ物に綺麗なおね~さんかおにいさんがいいな ぐふっ」


「おにいさんはわかりますが おねえさん?」


「両刀使い ふふふん」舌なめずりするヴァルジニテ


「了解しましたああ!!!!」「はいはい!!おごりますうううう」

「交渉成立だな ぐふふふ では行くか」


閉じ込められた檻も女性陣の捕まった檻も指先一つで破壊するヴァルジニテ


「炎!!炎の柱!!」

「火焔の女王ヴァルジニテが命を下す 我が敵を燃やし尽くせ!!」

あっと言う間に 敵のモンスターが全滅


余裕で 街へと帰り


そして

夜のお店

癒しの妖精のお店では・・


「いや~ベルダの乳酒もクリスタル冷酒もいい!!

リンゴのブランデーもいいな~

もっと強い酒とおつまみとご飯はまだか?」


「いや~んヴァルちゃん(ヴァルジニテ様?)そんなとこさわちゃ

だめえええ!!」


「だめでええすうう いやんんん」

「くく・・エルフのアルエンにリステインかわいいのおお♡」


「ヴァルジニテお姉さま お酒 お注ぎしまあす」

「エルフの坊や アシュリー うんうん可愛い♡」


「あのヴァルジニテ様 スライムの蜂蜜漬けです」デイアル

「うむ!!!美味だ!うふふ」


「支払い大丈夫か?」

「・・き・・聞くな なんとか前借りと‘‘つけ‘‘で何とかする」


「いざとなったら デイアルの奴を奴隷商人に売ろうか?」

「だめだ あいつは金にならん」

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