第26話 召喚魔法使いと女王さま

敵に捕まり 牢屋の檻の中である・・モンスターが見張りで食べられるかも

「だあああ!もう 何とかしろ!デイアル」 


「このままじゃ俺たちはオーガやゴブリンどもの飯だ!!」


「いやああ!!オーガやゴブリンにや~らしい事されちゃう!!

お嫁に行けないわ!!

ゴブリンやオーガの子供を産むなんていや~んん」


デイアル達 グランの義勇兵の一団はオーガやゴブリン達に捕らえて

木で出来た檻に閉じ込められている


ぐつぐつと煮えたぎる大きな鍋は 数10人は入りそう


や~らしい目つきで見張りのゴブリン達は 

女性陣を見て たまにお尻を檻越しに触ったり

木の棒で胸元やお尻を突いたりする


「よし!!僕 頑張ります!」やる気を出す償還魔法使いデイアル


魔法陣が書かれた大きな紙を広げて 怪しげな呪文を唱える

すると もくもくと煙が上り 魔法陣が怪しく光る


「あ・・異界の人間は除くって言い忘れた・・・大丈夫かな?」デイアル


ボン!!


現れたのは くせ毛の長い黒髪の美女 古代の衣装に 長い耳に赤い宝石の様な瞳


「げ!!またあの異界の人間を償還してしまった!!惨殺されるううう!!」

泣きモードのデイアル


「・・ふむ あの時(酔っ払い天使の店)のデイアルというダメダメ償還魔法使いか

この火焔の女王ヴァルジニテを償還するとは 面白い奴だな ハハハ!!」


すると見張りのゴブリン達がやってきて

麗しいナイスすぎるスタイルのヴァルジニテを見て 興奮して

ひっぱり出そうと檻に入って来る


「はん! エロい視線で 我を見るとは 命知らずな くくっ!!」

勢いよく 蹴り飛ばし 殴り倒す


「・・・そなた達 こやつらモンスターに捕まってるのか?」


「はい!そうなんです 御願いです 助けてください 何でもしますうう

でも 惨殺しないでくださいいい」デイアル


「お願いです 助けてください 美しい強い方!!」他の皆も御願いモードである


「・・・困ってるようだから助けてやろう 

惨殺はしないから安心していい ふふ

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