人間の努力は、異能を超えるか。

誰もが授かるはずの異能を得ることが出来なかった主人公が、自身の実力のみで困難に挑んでいく物語。

これを書いている現在、入学試験編3までを読んでいる。
主人公のこの実力が本当に努力して得たものであるのなら、必ず同世代ではなくとも「能力を得た上で、同等の努力を重ねた人間」が存在するはず。

先輩か同級生か後輩か、はたまた十年以上も離れた先達かもしれない。
先のことなど分からないが、もしもそんな人物が登場するとしたら、そのときに主人公は何を学び、何を得て、何を失うのか。