なかなかの厳しい現実に辟易としてきた
この日まで述べ4軒の不動産屋を巡ってきたがとある四文字の言葉を発した途端に不動産屋は口を閉ざしていく。
『精神疾患』
筆者もなりたくてなった訳ではないが、一言で言えば『大人の発達障害』と区分される種別に入る。
しかし、これが今の状況を悪い方に作用している。辟易するくらいにだ。
一軒目は50%は何とかできた。
しかし、残りの半分の詰めが甘かった。
でも確かに審査会社が掘ってくる所はそこだけとも言える。
現住所の所はどういう所なのかを審査会社は掘ってきたのだ。
話を少し細かく聞き取りをしてみた。
すると二種類の回答がきた。
回答その1 不動産屋の人
審査会社さんが電話をして【たんぽぽ並木というグループホームはどういう所なのですか?】と聞いてきてホームの職員の人が【精神障がい者が住む場所です。一名を除いて統合失調症の人がほとんどです】と返答がきた。筆者の個人情報は話されなかったらしい。
回答その2 その電話を取った人物
審査会社(書きたいけど敢えて伏せさせていただく)の名前は知りません。そのような電話も受け取っておりません。電話がきたら記録に残しております。
例えどのような会社であろうと個人情報は話しておりません。
つまりは回答が正反対である。
更に裏を取った(と言えるか甚だしく疑問)が、たんぽぽ並木の記録は一切残ってなかった。
どちらが真実なのかを掘り返す暇はないがやらないが不覚にも悟ってしまう。
このまま、不動産屋を巡っても堂々巡りで進展はしない。
物件探しを勝ち負けで判断するのは違うと思うが、勝ち負けで話すなら『勝ち』は半分は見えていた。しかし、その半分が恐ろしく遠い道のりなのだと今更な認識に至った。
そう。『精神疾患』の四文字は重い十字架となって筆者の背中に一生、つきまとうのだ。
それが世の中では【ゴミ】のような認識なんだなって考えに至った。そんな事を言ったら世の中全て敵に回す言い方だが、実感はまさにそのようなものである。
じゃあ、障がいのグループホームで燻る生活をするのかという問いには断固として『NO』の一点張りである。
筆者は少なくともゴミではなく、己の生き様を示す為に生きている。安穏とした所で大作は生み出せない。
『生活大変なんだよ!』
でも、それじゃあいつまでも社会のゴミじゃんって話に聞こえてくる。
筆者はゴミ溜めに埋まる為に産まれて来たんじゃない。己の生き様を示す為に産まれて来たんだ。だが、それもいとも容易く壊れる代物でもあった。
今の筆者は正直に暗中模索である。
目の前にどうにかしなければならない問題を解決する事が絶望的なところに泣いている。
今にも心が折れそうになっている。
親は心配してくれているが、役に立つ助言はなかった。だったらそんなものいらない。
役に立つ知識や裏技を誰か教えてください。
審査会社を通る裏技、コツを教えて下さい。
って書いても虚しさが胸に去来して、無力感に苛まされているのであった。
敗因なんて詮索したって無駄な足掻きだが、敢えて反省するなら、一軒目は障がいをクローズ、つまり隠して望んだ。不動産屋さんにもその態度を通した。
不動産屋さんの人もそのような精神疾患の類には見えなかったとの事だ。
そして第1審査は無事に通過。
いわゆる保証会社と不動産屋で話される会社である。
そして第2関門。ここでグループホームたんぽぽ並木の事を審査会社が問い合わせた事で筆者が『精神疾患』とバレてしまった。この時点では不動産屋さんも確認の電話をしてそうなのかと問い合わせがくる。
事実を報告しないと契約は通らない旨の契約書なので事実を述べた。心の中では『これは隠しておきたかった』想いと『でも事実を言ったから隠し事もせずに済む』と安堵していた。
結果はダメだった。
プロの不動産屋さんも食い下がってくれたので、その点はいい人に出会えて良かったと思った。
多分、問題はこの現住所のここに起因していると筆者は読んでいるが、皆さんはどう考えているのか忌憚のない意見と、ちょっとしたお節介のようなアドバイスを求めてみたいと考えている。
今の所の進捗は障がいのオープン(不動産屋にはあらかじめそういった疾患持ちである)と知らせた上での話をしているが、正直、タイムリミットまでに間に合うのか?
奇策として考えたのは書類の類の現住所を実家にしてしまい、実家暮らしにしてしまうか。だがリスクがある。
生活保護のケースワーカーが初期費用をケチる事がリスクとして高い。
結果、第1審査に落ちるということ。
どうすればよいのか筆者はオロオロして右往左往している。
情けないと想いつつ、皆さんの知恵があるとしたらお節介でもいいのでコメントしていただきたい。
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