応援コメント

羽休め」への応援コメント

  • あと一話ありますが、続き物のようなので一旦ここでコメントさせてください。

    堕天とはよく言ったものだな、と思いました。
    理を外れてしまうから堕ちたということになるのであって、かくあれかしとされてしまえば、敵対するような存在と共にあることも許される。許されるというより、お墨付きを得る?というんでしょうか。うまい言葉が思いつきません、すみません。愛の力は大きいですね。ずっと幸せでいてほしい。

    悪魔さんの献身ぶりがひたすら健気というか、本来ならそういうことをしないであろう種族が、他の存在に愛を向けて、愛のために自分が消滅することすら選ぶっていうのがすごく尊いです。天使さんの、本来なら分け隔てなく誰にでも同じだけ向けられているはずの愛がたった一人(人ではないですが)に特大サイズで向けられているのもめちゃくちゃいいです。色んな個性を持っていそうな悪魔よりも、天使はより機械的というか、画一的な印象を持ったのですが、そこを少しはみ出していた天使さんが幸せになって本当によかったなと思います。しょっちゅう悪魔さんを精神的に消滅しかからせてるところが大好きです。天使なのに小悪魔的ですね。

    そしてダイアナちゃんが可愛いですね。敬虔なクリスチャンであった彼女が、悪魔に絶望させられて、同じ悪魔に救われ、使い魔になるというのは皮肉的でありつつ救済でもあって本当に神様ってのはさぁ!という気持ちになりました。どこまでが手のひらの上なんでしょう。
    ご両親にも救いがあって、本当にこれからもっともっと幸せになるんだよ。という気持ちでいっぱいです。
    悪魔さんの他の使い魔さんたちも、愛嬌があって何だか可愛らしく、ほっこりしてしまいますね。でもいざお仕事ってなったら容赦しないんだろうなぁと思えます。

    本当にどの話も面白くて引き込まれて、いつの間にか読み終えてしまった感じです。まだ終わりではないことがとても嬉しいです。
    本当に素敵な話をありがとうございました。これからも楽しみにしています。

    作者からの返信

    須堂さん、天使と悪魔をここまで読み進めてくださって、誠にありがとうございます。毎日読んでいただけているのを感じて、とても嬉しい数週間でした。
    二人のお互いへの愛情について、「尊い」と表してくださってありがとうございます。滅多にありえない奇跡であることが伝わったのだなと……。
    ダイアナちゃんや他の使い魔にも目を向けていただけて、書いてよかったと思いました。
    これからも楽しく書いていきますので、引き続きお楽しみいただけますようにと願っております。
    丁寧なご感想を、本当にありがとうございました。