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時間はかかってしまいましたが、読了しました。
着地は予想通りだったので、推理が当たっていて良かったです(笑)
複雑な人間模様が描かれたミステリーで面白かったです。
特にガマさん親子、父と娘はやはり難しいですね。
ちなみにシリーズとして、スピンオフも含めると、
撫子の君→悪意の学園→遺恨の劇場→名探偵・木場茉菜香の事件簿→本作
でOKでしょうか?
最新作を読んでしまったので、初期に戻って読破したいと思います。
作者からの返信
最後までお読みくださり誠にありがとうございます!
コメントだけでなくレビューまで頂戴できるなんて感激です。
本作は倒叙形式なので、明らかな犯人をどう追い詰めていくか? に主眼を置きました。もっと意外性のある展開もいずれ書いてみたいですね。
親友、親子、師弟と様々な人間模様が渦巻いた作品でした。お楽しみいただけたようで嬉しいです。
わだかまりを抱えた蒲田親子でしたが、最後には和解の兆しが見えましたね。お互い難しい性格なので簡単に関係は改善されないでしょうが、事件を気に少しずつ歩み寄ってくれることを願います。
シリーズを読破してくださるなんて……! 嬉しすぎて言葉もありません。
『悪意』と『遺恨』が逆ですね。時系列で言うと『撫子』→『遺恨』→『悪意』→『名探偵』→本作です。
ちなみに、『遺恨』の前に第一作目があるのですが、現在公募に出しているため非公開にしています。結果によってはいずれ公開するつもりです。
自主企画の自薦で読み始めました。
『楓』の言葉にいくつもの意味が込められていて、とても感心しました。
(人の名前、植物の種類、紅葉との対称として、事件解決のキーワード)
また、木場兄妹の会話が一服の清涼剤となって、暗くなりそうな事件や事実を、救ってくれました。
面白かったです。
他作品もユックリ読ませていただきます。
作者からの返信
わたくしさん、最後までお読みくださり誠にありがとうございます!
実を言うと、執筆開始当初は『楓』のアイディアは全くありませんでした。紅葉を舞台にすることは決めていたのものの、登場人物の名前に使うことも事件解決のキーワードにする発想もなく。
ただ、調べていく中で紅葉=楓ということを知り、登場人物の名前に使おうと思い立ちました。さらに花言葉の意味や黄色い楓があることを知り、これも使おう……とどんどん構想が膨らんでいきました。結果的に『楓』の要素があらゆる場面で上手く絡み合ってくれて、自分でも気に入る作品となりました。
本作のストーリーはシリアスですが、木場兄妹のコミカルな会話で重さを緩和するよう配慮しました。ライトなタッチを売りにしているシリーズなので、興味があれば他の作品もお読みになってみてください!
自薦した作品を読んでもらえてとても嬉しかったです。
ありがとうございました!