第3話 ナマズからタコへ 副店長登場

いつもヌメッとして、

汗ばかり拭っていたナマズ副店長は、

私を見ると、

「猫野、今荷物持っていて手が離せないんだ、汗拭いてネクタイ緩めてくれ」と言ってきました。


固まっている私に「早く汗拭いてくれ」…まったく動かない私に代わって、

レジの先輩が自分のハンカチで汗を拭いてあげていました。


『えっ?こんな気持ち悪い事するの嫌です~』と思っていたら、

新しい副店長が…。


『やったー!』と3階に挨拶にいきました。


動きが変なタコ副店長でした。


挨拶した私に向かって、

「猫野、君の目はキャッツアイだね」


『はあっ?』


副店長は続けて、

「君はガラス細工のようだ、触れると壊れてしまいそうだ、誰かが守ってあげないといけない」


言動まで変でした。


迷惑度 

  ナマズ副店長100% 

  タコ副店長30% まだ被害がないから


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