第4話

「で、真琴はこれからどうする?」

「正くんのところで、お世話になる」

「馬鹿言うな。犯罪になる」

「同意の上だから、問題ないわよ」


たく・・・


「とりあえず、僕の家に来い」

「やったー」

「勘違いするな。同居はしない」

「ブーブー」

「なぜ不貞腐れる?」

「だって・・・」


僕は真琴を連れて、家へと帰った。

海から電車で、3時間くらいかかった。


その間、真琴は寝てた。


「正くん、いいアパートに住んでるんだね」

「もうじき、取り壊すけどな」

「なんで?いいアパートなのに」

「入居者がいないから、仕方がない」

「正くんが、オーナーみたいだね」

「みたいじゃなくて、オーナーだ」


真琴は、驚いている。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る