第49話  ギリシア神国崩壊6

「ノブーナガの軍はどうなっている」

「はっ、ノブーナガ本陣は五万、ハーシバ軍後詰で三万です。ハーシバの軍師であるタケーナカとクローダが双璧となっています

ハーシバも猿事ながらこの二人をどう攻略するかが鍵と思われます」

「そうか、じゃあ後詰から潰すとするか」

「五万の中に突っ込む気ですか?」

「そんな危ない橋は渡らないよ」

プテランを呼んだ

「こいつで行くのさ」

「本気ですか?」

「当たり前だろう。トウカ行くよ」

「はいアイチさま」

二人はプテランとキラービー3個師団連れて飛び立つ

「アケーチ殿もくるか?」

「良いのですが?」

「あぁ、私の戦を見るが良いさ。それでも謀反起こす気があるなら受けて立つから」

「謀反を起こす気はないですよ」

「じゃあ乗りな」

「はっ」

「場所教えてくれるか、その方が早いから」

「ここから北東10キロ離れた所です」

「じゃああれか?」

「そうですね」

「全軍突撃」

キラービー達は突撃して行った

「じゃあ飛ぶよ」

トンと軽く地面に降りるとハーシバは

「お前たちはどうやって此処に来たのだ、あアケーチ殿もどうして、デアエデアエ」

「落ち着いて周り見ろよ」

ハーシバ軍本陣六千人が麻痺毒になっている

タケーナカとクローダハーシバにはキラービークイーンが張り付いており何時でもさせる状態だった

「さて君たちには、これから私と敵対して今すぐ死ぬのかノブーナガを裏切り我が配下として安土国を自分の手にして北部統一をするかを決めろ」

「おみゃあさんの仲間になるわけにゃがや、たわけかおみゃさんは」

ブスとキラービークイーンがクビに針を刺した

「にゃあ」

「今そんな事言える状態じゃないだろう、頭悪いのか?で、そちらの二人はどうする」

「私どもはハーシバ殿について行くと決めた身であるが、今の発言で嫌気がさした。あなたの元に降ろう」

「トウカ」

「うそはないようです」

「じゃあ誰を頭にして統一をしようか、ハーシバが使えるならハーシバにしようと思ったがこんだけバカだと嫌だわ」

「アイチさまで良いではないでしょうか?」

「ウーン、アケチ殿はどう思う」

「私もアイチさまが陣頭で良いのではないかと」

「そうなるとアケーチ殿に我が領地に来てもらうわけにはいかないな」

「何故です?」

「戦する人間が必要だからさ、農民はさて置いて軍で率いる部隊は置かねばならぬからな

北部を再編して五つの領土にしたいな

小国で争っても仕方がないからな。

例えば東西南北の国に統括者一名づつ、中央に俺の代わりになる者の国、その他の大名は

東西南北か中央に入り国づくりをする感じだ」

「大名たちが頷きますかね」

「如何だろうね」

「南部はアケーチ殿に頑張って貰おうかな、

中央には二人は軍師で入ってもらうよ」

「「「ははぁ」」」

「と言う事で領地に帰ってやる事をやって、安土国の城に集合かな」

「わかりました」

「アケーチ殿、最後の仕上げをしに行くよ」

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