第48話 ギリシア神国崩壊5
アルテミス軍は安土国の中間にある領地を占領していたサークマシゲモリ軍と対峙していた
ノブーナガはギリシア神国王都侵攻軍から奇襲にあった連絡を受けた為、全軍を持って出撃
先鋒アケーチ光秀三万、本体ノブーナガ五万
後詰ハーシバヒデヨシ三万で十一万の兵だ
国境を越えようとした時魔物の軍隊と対峙していたのだ
アケーチは異様な光景を見た
本能で感じた敵対しても敵わないと、ノブーナガの時もそう思ったが、それ以上だ第六天魔王と言われているが、こちらは神や魔王すらも殺す悪魔だ
伝令を走らせる
アイチさま敵大将から伝令が来ました
「受け取ろう」
「ハハッ」
「話はわかった。アケーチ殿と話はできるか?」
「わかりました。ここから1キロ西に行った所で御供は10人程度で会うのはどうでしょうか?」
「良いだろう」
「2時間後でよいか?」
「わかりました」
「初めまして、私は安土国先鋒大将アケーチと申します」
「私はアイチと申します」
「貴殿の兵は魔物でしょうか?」
「人種の兵もいるが殆どが魔物を使役している」
「なるほど、私の感は間違っていないようだ
私の軍三万は貴方の軍門に降ります」
「いいのか?裏切り者の汚名を切る事になるぞ」
「はっ私は民のために戦っております、私の兵も民なのです。死ねば路頭に迷う家族がいます
負けると分かっている戦に勝負しても仕方がありません。これが侵略されているのであれば懸命に戦います。しかし、無益な侵略で命は落としたくありません」
「トウカ?」
「嘘偽りはないようです」
「わかった、アケーチ殿」
「はい」
「移住する気はあるか?当然家や農地は約束しよう。鍛治士についてもしっかりと保護しよう」
「移住については家も土地も保証してくれるならば願ったり叶ったりです
しかし、大人数の為…」
「アケーチ殿以外全員帰れば良い」
「へ?、この戦いに不参加で良いと言うのですか?」
「当たり前だろう、死なせたくないから降伏してるのに戦ったら死んでしまうだろう?
我が領地に来たらしっかり頑張ってもらうよ」
「ありがたきお言葉、この御恩忘れません」
「バレないように帰れよ」
「早速に」
「魔獣馬車を五台かそう、馬より早いはずだ」
「何から何まで」
アケーチ殿は陣に戻り、他の全軍は敗走して領に帰り移住の準備し、無事ここまで来てくれ」
アケーチは陣に戻り部下に話をした
「私は他の者が裏切らないようにまた他の者がが無事に来るまでの人質だ」
「わかりました。必ず奥方も連れて参ります」
「頼む」
アケーチ軍は解散、ノブーナガには敗退し全軍散り散りに、アケーチ殿は捕虜になりましたと報告をした
伝令者も報告後何処かに消えてしまった
サークマと対峙していたアルテミスは攻城戦に入ろうとしていた
やはりここでもキラービークイーンたちの活躍は目を見張るものがある
空を飛べるのは大きい、城壁は無視だから
なんなくサクーマを打ち取り城の安定に努める
守備兵にアンタレスとアルテミス軍五千を置いて一日休み出陣した
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます