第38話  アテナ救出作戦5

民間人を輸送するための輸送艦が捕虜を乗せる事になるとはなと、ため息を吐くヘルメス

使える艦を吟味して、修理等直せるかみる

ダメな艦は沈める事になる必要な材料等を集めて海に廃棄する物を減らす四隻くらいは使えそうだ

後から合流した艦とこの四隻をどう運営するか確認する

特に何事も無ければいけるとの事

燃料を入れたらこの艦のみ出航

「先発隊のみ港へ向かう他は帰還せよ

潜水艇一隻に物資移動他は帰還組と同行せよ」

予期せぬ事に悩むがしょうがない

なんとかするしかない

とヘルメスは前を向く

「航海長操艦」

「航海長操艦いただきました」

「部屋に入る。何かあれば呼んでくれ」

「了解しました」



アルテミスとアンタレスは港付近に定着して最低限度の人数を残し港へ移動していた

港町は襲撃される心配をしていないか、平穏だった

捕虜がいると思われる建物の警備兵を弓で瞬殺し、同時に突入する

捕虜兵は半分づつに分けられ収監されていた

海に兵を出していた分港の兵も少ないようで捕虜の奪還は上手くいった

丁度その時プテランらしい魔物が此方にきた為、其々の艦に乗せ迎撃体制をとるように指示する

「アルテミスさま陸から魔物の集団が来ます」

「魔物だけか?」

「魔物だけです」

「味方ではないか?」

プテランから一人飛び降りて来た

その瞬間、アルテミスは安心した

港町から、魔物の襲撃に対して人員を割いていたようだ

ならばやる事は一つ

「アンタレス」

と声かけると、アルテミス直属兵が動く

司令部の占領だ

守備兵も少ない為、アルテミスやアンタレスを抑えれる人材はいない

港にいた艦を無事確保して、どれを奪うか吟味する

アテナ達が到着し、アルテミスとの再会に花を咲かせていた

此処のことはアルテミスに任せて僕たちはプテランで帰る事にした

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