第7話  魔の森

黒のネコも僕の部屋に入り浸りになりいつの間にか従魔になっていた

名前はミケにした。ありきたりだが昔飼っていたクロネコがミィーと付けていたからかもしれないがミケと浮かんで付けてしまった

ミケは戦闘スキルはほぼ無い

索敵能力や偵察任務に向いているスキルばかりだ

暗殺があれば優秀な暗部になるくらいだ

まぁ何故か此方ね世界の魔物とは少し違う

何度も思うが前の世界から転移して来たのでは無いかと思うほどだ

それほど見た目は普通のネコなのだ

魔の森にきた僕と従魔三匹は魔物を倒す練習をする

ミケが索敵し、ヤマトとミズキで奇襲をかける

それでも倒せない時は僕が矢を射る事で倒していく

熊のような魔獣はグリーズリベアと言うらしい


風魔法でウィンドカッターと言う

風で切り裂く魔法を使用して魔の森の木を切ってみた

他の木に邪魔され倒れなかった為邪魔した木をまた切った

詠唱はしてないけどね

ある程度木を切ったら枝打ちをした

大木と枝と分けていく

だいたい20m四方の空き地にした

大木は10mほどに切り細い方を仮に魔法で乾燥する

水抜きが急だと木が割れて使い物にならない

その塩梅を確認しながら試していく

成功した細木で仮置き場屋根付きを作った

枝木は乾燥させ薪にする

しかし子どもでは木を運べない

グリーズリベアと戦っている内に何故か4体仲間になったのだ

此方が敵対関係を持っていると使役は出来なかった

此方がアバウトながら仲間にならないかな?くらい思いながら戦い、相手が降伏状態?仲間になりたいと思った時に仲間になる様だ。

実際は経験則であり確定事項ではない

そのベアに木を運んでもらっている

木を切りながら範囲を広げていく

全体的には150m四方を伐採をしその端から

20m明け8mの堀を設けた

土地の形は六芒星、ホワイトハウスを浮かべて貰えばわかるだろうか

元いた日本にも北海道に五稜郭という城がある。その上位版になるだろう

当時の時代ならあまり意味を成さないだろう

遠距離ミサイルで終わりだからだ

この世界なら意味があると思った

外壁(△部分)は2m内壁(六角形部分)は4m

で作った

入り口は南側△のてっぺんに作る

門を作り橋を作る橋はいつ壊してもいいように作る

橋を埋め尽くした時に爆破する為だ

兵力を削る為と防衛強化になるためだ

可動式にしても良いが緊急時に時間がかかるのが難点だ

取り敢えず雨風が防げれば良い程度の建物が有れば十分だし、魔物に家は要らないからね

5年の歳月を作り魔の森に自分の城を作ったのだ

キルビーと言う蜂のような魔物を仲間にして

物見櫓を作りそこを巣にしてもらった

索敵要因だ

櫓の数は12ありそれぞれ1000匹いる

貴重な蜂蜜まで作ってくれる

ヤマトはシルバーウルフの頂点になるらしく5年の間に魔の森にいるシルバーウルフは全部仲間になった(1000匹)

六箇所の三角に振り分けて住まわせる

堀の中にも実は魔物がいる

ワニ型のアリゲリー魚型のピラニーアそれぞれ10匹づつ

ピラニーア以外は自分でエサを調達している

シルバーウルフがピラニーアの分のエサを取ってきている

そして土魔法を得意とする土竜が仲間になったのだ個体は今のところ30匹と少ないが彼らが仲間になった事でこの城も早くできたのだ

13000強の兵がいるのと同じだ

だんだん狭く感じるようになって来た為さらに開拓しなければならない


キルビーの女王蜂にはハニー

グリーズベアの族長にはグリー

土竜の族長にはドン

アリゲリーの族長にはアリ

ピラニーアの族長にはピザ

と名付けた

一番上のをティマーするとその配下も眷属の眷属のように配下になり、同族であれば此方の名持ちのが勝てば仲間になるようだ

名持ちには念話で会話できる

他の魔物とは会話ができないようだ

何処かのラノベのように名前を与えたら進化をしてくれないみたいだ

残念で仕方がない


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