地方創世！ 都道府剣４７

第16話 岐阜剣、愛知剣

「やって来ました！　お団子！」

　ユリたちは岐阜県にやって来た。

「お団子は何処かな？」

　ユリは地図を見る。

「白川郷にしよう！　テレポーテーション！」

　ユリたちはワープした。

「たどり着きました！　お団子！」

　ユリは白川郷にたどり着いた。

「いただきます！　お団子！」

　ユリはお団子を食べ始めた。

「ちょっと待った！　お団子は食べさせないぞ！」

　そこに少女が現れる。

「何者だ？」

　ユリは尋ねてみた。

「私は岐阜のアイドル候補生のチエコ！　お団子泥棒め！　くらえ！　岐阜剣！　奥義！　レンゲソウ！」

　チエコは攻撃してくる。

「欲しがりません！　勝つまでは！　東京刀！　秘剣！　ユリカモメ！」

　ユリは応戦する。

「やるな！　岐阜！」

「お主こそ！　東京！」

　ユリとチエコはお互いに称え合う。

「ギャアアアアアアー！」

　その時、ドカーンっと爆弾が爆発する。

「何者だ？」

　ユリは尋ねてみた。

「私は世界征服を企む悪の軍団ジョーカーの妖怪のお団子！　アイドル候補生ども！　ここがおまえたちの墓場だ！　くらえ！　お団子・ボム！」

　妖怪が爆弾で攻撃してくる。

「チエコ！　一時休戦だ！」

「いいわ！　先にあいつを倒そう！」

　チエコが仲間に加わった。

「負けるもんかと勇ましく！　くらえ！　必殺！　都道府剣２連撃！」

　ユリたちのコンビネーション攻撃。

「ギャアアアアアアー！」

　妖怪は倒された。

「正義は勝つ！　ワッハッハー！」

　ユリたちは勝利に大喜び。

「岐阜の勝利の歌を歌います。岐阜！　岐阜！　岐阜！　ギクッとしても岐阜！」

　阿鼻叫喚の世界。

「ベリアル様！　岐阜で負けちゃいましたね。アクアク。」

　小悪魔が大悪魔ベリアルに報告している。

「どうして私は東海地方のボスなんだ？」

　ベリアルの素朴な疑問。

「日本の妖怪が少ないからですよ。」

　その通り。

「じゃあ、そのまま悪魔ベリアルで登場させないで妖怪ベリアルとかで登場させた方が面白いのではないだろうか？」

　真面目な悪魔妖怪ベリアルであった。ということは天使妖怪ミカエルでいいのかな。

「さあ！　全国を横断してアイドル候補生を４７人集まったら、夢のアイドルデビューよ！」

　ユリたちは夢のために努力して苦難を乗り越えるために戦っている。

「次は味噌カツね！　テレポーテーション！」

　ユリたちは愛知に行くらしい。

　つづく。

「やって来ました！　味噌カツ！」

　ユリたちは愛知県にやって来た。

「味噌カツは何処かな？」

　ユリは地図を見る。

「名古屋城にしよう！　テレポーテーション！」

　ユリたちはワープした。

「たどり着きました！　味噌カツ！」

　ユリは名古屋城にたどり着いた。

「いただきます！　味噌カツ！」

　ユリはお団子を食べ始めた。

「ちょっと待った！　味噌カツは食べさせないぞ！」

　そこに少女が現れる。

「何者だ？」

　ユリは尋ねてみた。

「私は愛地のアイドル候補生のエミ！　味噌カツ泥棒め！　くらえ！　愛知剣！　奥義！　カキツバタ！」

　エミは攻撃してくる。

「欲しがりません！　勝つまでは！　東京刀！　秘剣！　ユリカモメ！」

　ユリは応戦する。

「やるな！　愛知！」

「お主こそ！　東京！」

　ユリとエミはお互いに称え合う。

「ギャアアアアアアー！」

　その時、ドカーンっと爆弾が爆発する。

「何者だ？」

　ユリは尋ねてみた。

「私は世界征服を企む悪の軍団ジョーカーの妖怪の鯱！　アイドル候補生ども！　ここがおまえたちの墓場だ！　くらえ！　鯱・ボム！」

　妖怪が爆弾で攻撃してくる。

「エミ！　一時休戦だ！」

「いいわ！　先にあいつを倒そう！」

　エミが仲間に加わった。

「負けるもんかと勇ましく！　くらえ！　必殺！　都道府剣３連撃！」

　ユリたちのコンビネーション攻撃。

「ギャアアアアアアー！」

　妖怪は倒された。

「正義は勝つ！　ワッハッハー！」

　ユリたちは勝利に大喜び。

「愛知の勝利の歌を歌います。燃えろ！　名古屋城！　燃えろ！　竜球団！」

　阿鼻叫喚の世界。

「ベリアル様！　愛知でも負けちゃいましたね。アクアク。」

　小悪魔が大悪魔ベリアルに報告している。

「もって言うな。愛知でもって。」

　ベリアルは意外と敗戦を気にしていた。

「どうせ悪役は負けるんですから。仮に主人公を倒しても、あの世で修行して生き返ってくるんですから。」

　その通り。

「悪役が勝つ物語がいいな。」

　悪役勝利願望が強い悪魔妖怪ベリアルであった。

「さあ！　全国を横断してアイドル候補生を４７人集まったら、夢のアイドルデビューよ！」

　ユリたちは夢のために努力して苦難を乗り越えるために戦っている。

「次は伊勢海老ね！　テレポーテーション！」

　ユリたちは三重に行くらしい。

　つづく。

　おまけ。

「二つの剣を先に終えた。」

　これで体裁はよしとしておこう。ここにたどり着くまでに作業が長いので、前回の思考を見てこよう。

「なんも決まってない。」

　概要だけのだいたいで何も決まっていない。ここから決めていこう。

「思いついたものを適当に。」

　・気象予報士アスカさんの大冒険。

「主人公の性格。」

　一般大衆に好かれる人。見た目が可愛い、美人、純粋。長田の子もそうだし、昔の愛ちゃんも大人気になった。そういう意味では今のフジテレビはお天気はキャバクラ色が濃い。どうして採用したのだろう？　採用担当のオッサンがケバイ方が好きなのだろう。だから人気面で長田の子に負けたのだ。話を戻せば、そういう主人公、若しくはヒロインであれば、あまちゃんの様に人気者になれるということだ。現代情報番組からの民衆心理である。

　勇者ではなく気象予報士。ワンピースのナミさん扱いになるのは確実。それで許されるのか、それともパクリと非難されるのか？　その場合、魔王を倒す勇者の異世界ファンタジーの勇者は、全てパクリと非難されてしまう。ということは何人勇者がいても、気象予報士がいてもパクリにはならないのだろう。なんなら他の職業をパクっても、名前や性別が違えば構わないのだろう。創作は自由だ。

　・主人公が悪魔と契約して、正義とうるさい天使を倒す。

「敵役の心情。」

　悪い役の悪魔であっても勝ちたい。正義とうるさいのは親、教師、大人。自分は正しいと間違ったことを子供に押し付ける大人と天使はどこか似ている。正義貫徹ではないのが問題か？　正義が悪くなるのだから・・・・・・逆に人間と天使が契約して悪を討つ。これが正義貫徹である。だな。巨人が勝って、鬼が勝つ物語なんかはない。１８禁の同人誌かアニメならあるか。その他もろもろでダメ。不採用。しかし悪魔が正しいことをすればいいのか。天使が悪いことをしていれば倒してもいいのだろうか？

　・ミニオンの様なぬいぐるみキャラ。

「狙って売れた黄色い悪魔。」

　それがミニオンだ。見た目とぬいぐるみ要因。言ってしまえば人間のキャラクターは覚えてもらえないが、ゆるキャラは覚えてもらえる。これポケモンのピカチュウもしかりである。何をぬいぐるみにしようか？　ピカチュウは知っていてもサトシを知らない人は多い。

「狙って売れた能力。ギアス。」

　人に命令を効かせる瞳。ナルトの写輪眼のパクリといえばそれまで。さらに狙ってウケるために命令を効かせて自殺させたり、日本人を大量虐殺。進撃、毀滅しかり、そこまで酷い不幸がないと人気がでない現代日本人の心の闇。怖いね。しかも人を殺しまくるのはヒット作の共通点。まったく嫌な時代だ。暗い。

「モンスターを集めて遊ぶ？」

　正にポケモン・ゴー。

「モンスターを装着して戦う。」

　スライム衣？　サラマンダー衣？

「メジャー路線と読者ウケを狙う。」

　プラモデルが男ウケ？　ギリシャ神話が女ウケ？　聞き覚えのある名前。

「カワイイぬいぐるみであり、剣・鎧であり、巨大ロボットが求められる。」

　更にギリシャ神話。いったいどんな物語だ？

「スライム。スライムの剣、スライム・ロボ。」

　更にスライムのギリシャ神話？

「名称はタイトルに直結する。」

　聖闘士？　セーラー戦士？　ポケモンマスター？　ガンダム？　戦隊モノ？　全部のミックスは多い？　でも戦隊モノって、ほぼ全部を盛り込んでいるんだよね。

「ほぼ戦隊モノ？」

　都道府剣４７は戦隊モノの５人より多いけど、ほぼ戦隊モノなんだよね。他に例えるとAKB系やラブライブ系も戦隊モノと言えなくはないグループ。個人では売れないけど、人数がいれば、一人ぐらいは共感できるメンバーがいてファンになってお金を落としてくれるだろうというのが汚い大人の事情である。

「一つ一つを考えるか？」

　このままでは進まない。仮定として進めるしか前に進めない。

「まずモンスターに出会う。」

　タイトルも決めなくっちゃ。ポケモン、デジモンに続いてカオスモン？　ガチャかゴチャでいいな。とりあえずスライムに出会う。これでカワイイぬいぐるみ販売はOK！　モンスター同士で戦う。

「次にスライムは剣と鎧になる。」

　これ擬人化？　聖闘士？　セーラー戦士？　戦隊モノ？　モンスター戦士？　ヒーロ―と英雄はやめとこう。勇者？　これもやめとこう。ポケモンマスター？　スライム・レッド？　スライム・ナイト？　おお！　少しタイトルが近づいてきた気がする。

「次にスライムが巨大ロボットになる。」

　スライム・ロボ？　機動戦士スライム？　スライム・Z？　昔、ジャパロボなるものを創作したな。あれは楽して語呂の良い創作活動であった。

「せっかくだから都道府剣４７も採用しよう。」

　経験値、ああ経験値、経験値。きれいな俳句。沖縄スライム？　沖縄の剣？　沖縄のロボット？　おお！　当てはまる！　一つ一つ具体的にしていくと話が進みますな。例エヴ、沖縄の剣は都道府剣４７でバッチリ一致。巨大ロボットもフェニックスやバハムートを巨大ロボにしないで・・・・・・いや、敵役にして、沖縄剣の巨大ロボッとなら首里城モチーフの巨大ロボットにすればいいのだ。あとは沖縄のスライム？　地域限定スライム？　沖縄のゆるキャラ？　沖縄のポケモン？　沖縄の妖怪？　シーサー？　キジムナー？　動物？　名産品？　なんかだ。

「ぬいぐるみを動物とか妖怪、名産で乗り切るべ。」

「人間を都道府剣４７で処理する。男でも地元出身の俳優の名前でOKだべ。」

「巨大ロボットは建造物で済まそう。そうすればプラモデルにもなるはずだ。」

　超完全地域密着型エンターテイメント作品。勧善懲悪で正義に勝たせておけば純粋な田舎の人も支持してファンになりお金を落としてくれるだろう。

「最後に勝利して歌を歌えばいいのだ！　ウイニング・ライブ！　これでアイドルになれる！」

　結局、ラブライブも面白いのは結成するまで。その後は・・・・・・ストーリーに困っているんだろうね。継続しないでタイトルを変えて次回作を作るから。

「完全に別タイトルの話なのに、よく都道府剣４７と結び付けたものだ。ワッハッハー！」

　自画自賛。

「現代のゲーム設定にすれば、全てがまとまる。」

　ただしビルドダイバーのパクリと言われかねない。でも、それを言っていると何もできないし、他の作品全てもパクリである。他の作品がパクリと叩かれないのだから問題はないのだろう。

「目指せ！　ｅスポーツ！」

　世界大会だ！　賞金１０億円だ！

「・・・・・・生身の人間、こんだけやらされたらアイドルデビューどころじゃないな。疲れて倒れそうだ。」

　次の三重剣でリニューアルを試みよう。点と点が繋がって線になったので、清々しさはあるがちゅかれた。

愛知剣　エミ　　カキツバタ

岐阜剣　チエコ　レンゲソウ