第14話 滋賀剣、福井剣

「やって来ました! 鮒ずし!」

 ユリたちは滋賀県にやって来た。

「鮒ずしは何処かな?」

 ユリは滋賀県の地図を見る。

「ひこにゃんにしよう! テレポーテーション!」

 ユリは彦根城に瞬間移動した。


「たどり着きました! ひこにゃん!」

 ユリは彦根城にやって来た。

「いただきます! ひこにゃん!」

 ユリはゆるキャラを食べるつもりだった。

「やめろ! 助手を食うな!」

 そこに少女が現れる。

「何者だ?」

 お約束。

「私は滋賀県のアイドル候補生のケイだ! くらえ! 狼藉者! 滋賀剣! 奥義! モミジ!」

 ケイは攻撃してくる。

「負けるもんかと勇ましく! 東京刀! 秘剣! ユリカモメ!」

 ユリは対抗する。

「お主! なかなかやるな!」

「お代官様には負けますわ! イッヒッヒ―!」

 なぜか悪代官と越後屋スタイル。


「ギャアアアアアアー!」

 その時、ドカーンっと爆弾が爆発する。

「おまえたちはここで終わりだ!」

 妖怪が現れる。

「何者だ?」

 お約束パート2。

「私は世界征服を企む悪の軍団ジョーカーの妖怪鮒ずしだ! くらえ! 鮒ずし・ボム!」

 妖怪は爆弾で攻撃してくる。

「ここは一時休戦しよう!」

「一緒に戦いましょう!」

 ケイが仲間に加わった。

「いくぞ! 妖怪! 必殺! 都道府剣7連撃!」

 ユリたちのコンビネーション攻撃。

「ギャアアアアアアー!」

 妖怪を倒した。

「正義は勝つ! ワッハッハー!」

 ユリたちは勝利に大喜び。

「滋賀の歌を歌うわ! お願いだから! 彦ひゃんを食べないで~!」

 四面楚歌な歌。

「次は福井へ! テレポーテーション!」

 ユリは北陸地方に進む。


「黒竜様。滋賀県も負けちゃいましたね。気がつけば近畿地方もアイドル候補生に占領されましたね。リュウリュウ。」

 手下の小竜が黒竜に報告している。

「このストーリー構成だと、どこでボスの私が出ていけばいいのか分からんな。それに登場しても都道府剣7連撃で倒されちゃうんだろうし、戦地に行くのや~めた。」

 黒竜は意外と冷静であった。

「そんなボスは聞いたことがありませんよ!? 黒竜様。真面目にボスをやってくださいよ。」

「それは無理。ボスだって死にたくないもん。」

 自分の命が可愛い黒竜であった。

 つづく。


「やって来ました! 越前ガニ!」

 ユリたちは福井県にやって来た。

「越前ガニは何処かな?」

 ユリは福井県の地図を見る。

「東尋坊にしよう! 2時間サスペンスで人が死ぬ所ね! テレポーテーション!」

 ユリは越前ガニに向けてワープした。


「たどり着きました! 越前ガニ!」

 ユリたちは東尋坊にたどり着いた。

「いただきます! 越前ガニ!」

 ユリは越前ガニを食べ尽くそうとしている。

「やめろ! 爆食女魔王!」

 そこに少女が現れる。

「何者だ?」

 ユリは尋ねてみた。

「私は福井県のアイドル候補生のアイだ! これ以上! カニは食べさせん! 乱獲反対! 資源を大切に! くらえ! 福井剣! 奥義! スイセン!」

 アイは攻撃してくる。

「負けるもんかと勇ましく! 欲しがりません! 勝つまでは! 東京刀! 秘剣! ユリカモメ!」

 ユリも負けじと攻撃する。

「やるな! 福井!」

「お主こそ! 東京!」

 後ろに都道府県の名前を入れる方が良い感じ。


「ギャアアアアアアー!」

 ドカーンっと爆弾が爆発する。

「ここがおまえたちの墓場になるのだ!」

 そこに妖怪が現れる。

「何者だ?」

 ユリは尋ねてみた。

「私は世界征服を企む悪の軍団ジョーカーの妖怪の越前ガニだ! 悪いがおまえたちには死んでもらう! くらえ! 越前ガニ・ボム!」

 妖怪は爆弾で攻撃してくる。

「アイ! 一時休戦だ!」

「分かった! 先にあいつを倒そう!」

 アイが仲間に加わった。

「いくぞ! 越前ガニ! くらえ! 都道府剣2連撃!」

 ユリたちのコンビネーション攻撃。

「ギャアアアアアアー! カニカニ!」

 妖怪を倒した。

「アイドルは勝つ! ワッハッハー!」

 正義は勝つから変えてみた。

「勝利のコンサート! 福井県の歌を歌います! カニの恨みで怨念! 東尋坊でもカニカニ!」

 本当に歌詞は面倒臭い。 


「ミカエル様。越前ガニが負けちゃいましたよ。どうしましょう? テンテン。」

 小天使が大天使ミカエルに報告している。

「え!? 私、妖怪でも堕天使でもないのに何で敵役で登場するのよ?」

 ミカエルもビックリ。

「日本の妖怪で北陸地方には有名な妖怪がいなかったみたいです。テンテン。」

 本当に妖怪って少ない。

「それなら、創作すればいいだろうが!?」

 ミカエルは異議を訴える。

「だから妖怪の大天使ミカエルが出来ました。テンテン。」

 何でも妖怪化。アハッ!

「そんなことありか!?」

 ありです。

 つづく。


 おまけ。

 もう都道府剣47は定番のストーリーができているので何も変える所がない。それ以上やると長くて要らない部分が増えたり、ダラダラで分かりにくくなるだけ。それよりも「1号」を考えよう。今、謝打で「王」になった。「1王」もいいな。「7王」とかで王国同士の戦いもできるな。「仮1号」ならば。ストーリーを先に考えて、名前は後回し制度。

 災難。不幸。課題。物語は、それでできている。例えると家族が巨人に食われた。姫が魔王にさらわれた。釣りに来た。しかし釣れない。どうすれば釣れるのか? 全て不幸との戦いである。仮に「2号」が不幸で使えないドジっ子だとした場合、「1号」は2号を助ける王子様とする。それだけでも面白そうだ。

 仮「2号」が死んだ場合「1号」は「2号」を生き返らせるために冒険の旅に出る。ボール、クリスタル、紋章、オーブなど何でもいい。「2号」を生き返らせる方法を探す。

「ムムムッ!?」

 これキャラクター名を1号にしただけで、都道府剣47と同じ末路をたどりそうで怖いな。ほぼ作業に自分が飽きているみたいだ。九州8、四国4、中国5、近畿6で合計23。23本の剣が見つかった。残り24本。あ、東京を忘れてた。残り23本だ。これも剣が47本揃ったらアイドルデビューで正解。それか47本の剣が揃ったら、魔物が封印から解き放たれて最後の戦いになる的な物語展開か。これも書いていかないとたどり着かない発想である。


「何かを真面目に書こう。」

 本格的に取り掛からないとダメなのだろう。小手先の話はダメなのだろう。1話10分から30分で完結する同じことの繰り返しではダメなのだろう。でも1話完結や10分から30分で完結のアニメとしては素晴らしい台本なのだが・・・・・・。やはり壮大な物語が小説には向いているのだろう。話は変わるが君の名、毀滅、そばかす。特に新しいことの創作もないし何が素晴らしいんだろう? 有名監督の作品、スポンサーがついている大人の事情なら何でもいいのだろうか? 普通は緊急事態宣言中に映画館に行く人間もいないと思うのだが・・・・・・。

「福井を足そう。」

 現在1600字で文字数が少ないので福井県も足そう。その間に何に本格的に取り掛かるか考えよう。1話完結スタイルって、新しいファンは獲得しやすいが、続けて見る読む必要はないということでもある。1話完結はアニメにはよく小説には向かないのだろうか? まあ、四コマ漫画は小説向きではないのは確か。逆にドラマは脚本がなくても美人とイケメンの顔のアップだけ流していれば、ドラマの内容は無くても良いのだから。ああ~文字だけっていったい?


「王道。」

 王道から1話完結から王道に戻る。都道府剣47で1話完結モノは終わりと。王道か・・・・・・。1話完結でなく続いていく話。例えるとメインの王道が黒の組織の壊滅。1話完結の事件。んん? ということは、現在でもできている。ああ~1話の字数が長くなるが訂正・付けたしすれば都道府剣47でもできていると。なんだかな? そうなると1話完結も王道もほぼほぼ変わりがない。例えるとメインの王道が47人揃ったらアイドルデビュー。1話完結は仲間集め。

「人生に答えはない。人生に無駄はない。」

 過ぎた時間が今の自分を作っているのだから。全ては経験値になるのだから。


「問題はジャンル・カテゴリーか?」

 ガンダムはタイトルはガンダムだけど既にガンダムじゃない、ただのロボットモノだし。ラブライブは、まだアイドルもだけど毎回タイトルを少し変えただけで、内容は同じことの繰り返しの結成からの最後ラブライブに出て終わりの繰り返しだし。プロがそれで良くて、二匹目のドジョウだけで40周年や4作目。声優さんとかは出れて嬉しいんだろうが、それでいいのか? またそれでも両方のアニメが続くぐらいお金持ちのファンがついていると。お金が儲かるから2作目が作られると。売れる商品は手を変え品を変え手放さない。次が売れるか保証はないから永遠に売れた物を続ける方が会社は儲かるのだろう。アイドルもAKBシリーズ水着が夜のお仕事、キャバクラ、AV女優要因になっているのは事実。運営しているオッサンに歯向かえないアイドル志望の女の子たちの集団。夜に偉いプロデューサーに呼び出しを食らったら断れないだろう。センターで売ってもらうために。大変だな。テレビ局やスポンサー、六本木、麻布、広尾の夜のお仕事。まだ最後に妊娠してお金持ちと結婚出来れば幸せな方なのだろう。

「夢と希望のある話。」

 話が逸れた。現実が暗い。道を歩いている人々も暗い。それなら逆に明るい物語にしよう。それこそ不幸や苦難を乗り越える物語。正に王道。結局は進撃も毀滅も、そういう物語だった。ああ~最低限、勧善懲悪で努力や修行で乗り換えて笑顔になる物語にしなければいけないのか。納得。それが一番、他人が言えば右に左に振り回しやすい一般大衆が喜ぶ? 若しくは釣れるのだろう。

「がんばろうー!」

 エイ! エイ! オー!


福井剣  アイ  スイセン

滋賀剣  ケイ  モミジ

奈良剣  ナオ  コマドリ

和歌山剣 レイ  メジロ

京都府剣 リホ  枝垂桜

大阪府剣 アヤミ イチョウ

兵庫剣  ケイコ コウノトリ

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