2話 現状確認&世界設定
さてまずは現状確認からするとしよう。この世界では転生者は珍しくない。それに勇者なんてものを大国は普通に召喚できる。
しかし、召喚するのにも当然リスクはある。膨大な魔力が必要だから30人の魔術師が必要だとか、この世界では魔法士や魔術士などと分けられるのは級の違いである。他にもそれで名前が異なるものもあるがまたの機会に説明しよう。
この世界では剣術や魔法は単純に初級、中級、上級ではなく、さらにその上が存在する。
それが王級、竜級、神級だ。この違いは単純に難易度の差と威力の差だ。当然、難易度が高くなれば威力も高くなる。
しかし魔力を込めれば初級でも上級程度にはなる。しかし元が初級の難易度ならそれは初級魔法として数えられる。
それに初級でも上級程度になるのは勇者などの転生者や転移者しかいない。ちなみにそれらを総称して異世界人と呼ぶ。
おそらく俺も転生者の一人だから威力が強くできる可能性がある。魔力保有量が増えている可能性が高いからだ。
なぜ異世界人なら魔力保有量が増えるかは解明されてない。俺からすると仮説は二つあり、神によるボーナスか転生することは世界を渡っている。そのときに膨大な魔力がまとわりつくのどちらかだと思うのだが…まあ知らん。ちなみに異世界人の数は意外と多い。
しかし異世界人が孤児院の子供に転生して何もできずに死ぬことや魔物に襲われて死ぬのも多くはない。
つまり発見されてないだけでもっといる可能性が高い。いや、確実にいるだろう。
何が言いたいのかと言うと異世界人とバレてもそんな損害はない。夢見る少年でもなく、重要人物だと保護される心配もない。
しかし、バレたらバレたで後に面倒になるかもしれない。まあ隠しといて損はないのだし隠しておくとしよう。
さて現状確認はできたかな。
次はこの世界についてだ。
まずこの世界は剣と魔法の世界というのは前にも話したと思う。
つまりこの世界には魔物がいる。異世界物の定番のゴブリンやオーク、ドラゴンまでいる。
魔王とかもいて魔王は全部で7体?いる。神話の世界でベルゼルスという魔王が勇者によって倒されている。ちなみにいうと魔王の中では小物だそうだ。
それでも勇者は勇者パーティーという恒例行事を行い。苦戦しながらも無事倒したらしい。魔王は勇者を道連れにしたようだが。つまり勇者と姫の結婚という恒例行事は行われなかったらしい。
それ以前に勇者の性格がなかなか最悪で力こそ全てと考える脳筋だとかこの世の全ては俺のものだとか。なんか簡単に倒せそうなのは気のせいだろうか。いや気のせいであって欲しいものだ。
今の話を聞くと魔王討伐なんて夢のまた夢だろう。その証拠に魔王と人間は敵対していない。人間から魔王に喧嘩売るなんて行為は自殺行為だからだ。
魔物には危険度が当然存在する。これがなければどのくらいヤバいのかが具体的にわからないのだ。
危険度はこんな感じだろう。
G級 農民でも倒せる
F級 Fランク冒険者で倒せる魔物
E級 Eランク冒険者で倒せる魔物
D級 Dランク冒険者で倒せる魔物
C級 Cランク冒険者で倒せる魔物
B級 Bランク冒険者で倒せる魔物
A級 Aランク冒険者で倒せる魔物
S級 Sランク冒険者で倒せる魔物
災害級 下手すれば街が一つ消える
災厄級 下手すれば国が消える(街が一つ必ず消える)
Safeクラス 大国が消える
Euclidクラス 大陸が消える
Keterクラス 世界が消える
ちなみにG級の魔物だがはきりいってとてつもなく少ない。10何種類ぐらいだ。いないものと考えてもいい。
keterクラスについては2種類だ。
前にも言った大魔王エルセスと新たに出てきた
世界の支配者は元は人間で闇堕ちしたらしい。とはいえ今はいない。何百、何千に一度らしい。前回、現れたのがおよそ300年前。つまり今この瞬間にも現れる可能性があるわけだ。
世界の支配者が厄介な点は配下がいるのだ。そこにはドラゴンもいるし、魔族や魔人もその仲間である。
それだけではなく、精神支配の能力も持っていて、多数の人間が犠牲になったり魔王さえも精神支配していたらしい。魔王は無事に元に戻ったそうだ。
なぜ人間が犠牲になったかというとやはり魔王であるだけ抵抗力が強かったために精神支配が弱かったらしい。
しかし、人間はというと魔王なんかと比べたらあってないようなもの。あった方がマシレベル。
結果として人間の多くは戻らずに処分されたらしい。
多くというのも、その中には強い人間がいてその人たちだけは助かったらしい。
その数わずか数人。それに対し犠牲になったのは何百人もいる。
しかし肝心の世界の支配者は同ランクの魔物と比べると弱い。仲間を指揮する指揮官タイプとでもいうのだろうか。
こんな感じだろうか?今は取り敢えずこんなところでいいだろう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
だいぶ削りました。具体的に言うと1,000文字ぐらい。無駄なとこ多かったんやな。やって正解でした。他も続けます。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます