闇のグリモワール!触れてはならぬ禁断の書!

まずは黒塗りのノートを用意する。これだけで不気味だ。


そして不規則な数字の羅列の中に666と言う獣の数字を入れた1ページ目。

これを暗唱できぬモノがこの書を読む事は死を意味するであろう。


そして五芒星の魔法陣を赤ペンで綴る。そこに

ネットで見かけたヴォイニッチ手稿の様な書体を書き記すのだ・・・

何ページも書いてると集中力が乱れる。

くっ!これも世界の理を乱す私への制裁か・・・?

頭痛がしてきたぞ(特に因果関係は無い事をいちいち関係づける)


そしてTHANATOS FROM HELLと言う頭の中では壮大なオペラを思い浮かべ

聖書の一部を引用する。これを以って神に反逆するのだ!

出来れば自分の血判を押した方が呪いが増すらしいが

まだ今はその段階ではあるまい。

いずれグランドクロスが発生する時の切り札としてこの書を

さりげなく置いておこう・・・


後で母親に見つかって家族会議になったのは言うまでもない


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る