第2回 時間とは何か
時間は存在するのだろうか。私は、時間は存在しないと思う。
たとえば。人間(ヒト)は朝「7時34分」の電車に乗らなければ〜、などと細かく意識する。ところが。ネコやイヌはそこまで細かく意識しているとは思えないのである。科学的に証明されていないだけかもしれない。バイオリズムとしての概時的(ざっくりした)感覚はあるだろうけれど、人間のような厳密な管理的なものではないはずである。人間と人間以外の違いは「時間を管理する」ことにあると思う。時間(の概念)は人工的に生み出されたものなのである。
なぜ、時間を管理することになったか。管理する必要が発生したからである。その必要性はどうして生まれたか。人間が生きるのには食物を要するわけである。しかし一年を通して日中時間が同じわけではない。そこで管理する必要ができた。時間は人間の生活の必要の要請によって生み出されたのである。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます