令和版 文章読本
ふみ乃や 文屋
第1回 書くとは何か
文章読本、というタイトルである。そして、第1回から「書くとは何か」である。書くとはどういうことか、ではない。書くとは何か、である。行為について考えるのでなく、行為する意識について考えるのである。その意味で「書くとは何か」と題した。
どういうことか。筆者は意識の結果が行為であって、行為の本質は意識である、と考えているからである。したがって「書く(という)行為」より「書く行為中における意識」を考える。そこに、書き手の本質が、もっと言えばことばにおける「表現」の深層がわかるのではないか、と思うのである。
商会版『文章読本』と題して、連載形式で不定期的に「書くとは何か」ということ、つまり意識の観点からと「表現」についてを考察していく予定である。
第2回から第7回まで、私自身、文字「表現」の形式で乱文ながら書いた。表現は表現者の「意識」の表出する行為である。そしてそれは意識であれ無意識であれ表現者の「本質」を炙り出したり、あるいは読み取ることができるのではないだろうか。
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