ガーベラ花に想いを込めて

るう様作


────悲しみをもたらすのは人、そして癒すのもまた、人

【愛から愛への移り変わりは】


人の想いの持ち方は、人それぞれで、何年経っても悲しみから立ち直れない人もいれば、立ち直ることが出来る人もいる。だがそれは、決して忘れると言事ではない。むしろ、忘れてしまい自分だけが幸せになってはいけないのではないか?という罪悪感に囚われている場合もある。辛いのは、残された方だ。


人が関係してもたらされた悲しみから立ち直させることが出来るのは、やはり人なのかなと感じる作品。もちろん、現実にはペットが癒すということもあるだろうが。


言葉と言うのは、癒すことも支えることも安心させることもできる。また、逆に傷つけることも、追い詰めることもできるものだ。だからこそ、会話には人柄が出るものである。


花言葉に想いを込めるのは、言葉に意味があるから。それでいて言葉を超えるからなのではないかと、この作品を通し感じた。想いを伝えることが大切であるということを改めて考えさせられる物語でもある。


是非、お手に取られてみてはいかがでしょうか?おススメです。

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