最初のファンレター ミズタマ 様作
【感想】
14年続けた劇団の幕引きはあっさりしていた。それぞれが解散後の人生を決める中、自分だけがまだ道を決めかけていた。どうなるのだろうか、と主人公の先を色々と想像してみる。
「人生を失敗したくなければ」
という言葉を受け、俯く主人公。
彼はきっと、演じることが好きだから売れなくても14年という月日を劇団に費やしたに違いない。
そして彼に転機は訪れる。
この物語は転落から始まり、転機が訪れ成功するというもの。
人生のターニングポイントで、しっかりと幸運を手にした主人公の物語。
人生諦めなければ。そして、しっかりと運を手にしたら成功するという希望を感じる物語だと感じた。
構成がとても良いと思った。
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