第37話◆うちにも同じ物が欲しくなる

 ランドタートルの出現現場にいたピエモンの兵士と、ソーリスから来た騎士に説明を終えたので、アベルの転移魔法に乗っかってピエモンまで帰って来た。

 ランドタートルが居た辺りは、道がボコボコになっていたが、ランドタートルは撤去されたので、早々に街道は補修されるだろう。




 さて、次は冒険者ギルドに報告だ。また同じような説明をしないといけないと思うと、めんどくさくてこのまま家に帰りたくなる。

 まぁ、肉を独り占めしたさに調査と言いつつ討伐して来たのだから仕方ない。はぁ、はやく帰って肉食べたい。





 ピエモンに戻って来たのは、昼前だった。

 ギルドでの報告やランドタートルの討伐完了の手続きや、後始末で時間を食いそうだったので、先に軽く腹に物を入れてから、冒険者ギルドへと向かった。

 事後報告の作業がめんどくさいのは、どこの世界も似たようなものなのかもしれない。


 ともあれアベルと共に冒険者ギルドに戻ると、ギルドの受付嬢に驚いた顔で迎えられた。

「え? まさか今から出発ですか? ずいぶんボロボロですけど何かトラブルあったのですか?」

 ん? 何か勘違いされてないか?

「帰って来たとこだけど?」

「ええ? 調査もう終わったのですか!?」

「結構朝早く出たし、アベルが転移魔法持ちだから移動時間削れたし。ていうかランドタートルが暴れ始めて、仕方なく応戦してなんとか倒した。アベルの転移魔法で戻って来たから、現場からの報告来るのはもうちょっと後だと思うよ」

 戻って来るの早かったからまだ出発してないと思われたのかな? まぁ調査もほどほどに倒しちゃったから、移動をアベルの転移魔法に頼ったとしても半日ほどで戻って来たのは早かったかもしれない。

 とりあえず全部アベルのせいにしておこう。


「えっ? えっ? 倒した!?!? ランドタートルをですか??」

「うん、調査中に隠密スキル見破られて攻撃されたので応戦して、手間取ったけど最終的にアベルがとどめ刺した。それでこの有様だよ」

 程好くボロボロになって汚れている装備を大袈裟に見せつけて、苦戦アピールをする。

「で、では、討伐したランドタートルの死体は現地ですか? 討伐証明できるものがあれば、すぐに依頼内容を調査から討伐に切り替えて報酬の手続きします。なければ、現地からの報告とランドタートルの死体を確認してからになります」

「ランドタートルの死体なら俺が空間魔法で持って帰って来てるよ、広い解体場あればそこで出すけど?」

「え? 持って帰って来てる?? 空間魔法???」

「ねぇグラン? 解体場借りれるならそこでランドタートル解体しててよ、その間に俺が報告とか交渉とかしてくるから」

「あぁ、そうだな。解体場貸して貰えるなら俺が解体するよ」

「ええ? 大型の魔物向けの解体場はありますが、ランドタートル解体できるんですか!?」

「たぶんできるんじゃないかなぁ……ロック鳥よりは小さいし」


 こないだアベルが持って来たロック鳥は、今回のランドタートルよりも巨大だったが、うちの敷地が広いのでうちでも何とか解体できた。

 しかし、やはり冒険者ギルドの解体場のような専用施設でやる方が設備や道具が揃っててやり易い。間借り賃が掛かっても借りれるなら冒険者ギルドの施設でやってしまいたい。


「比較対象がおかしい気がします……が解体場はお貸し出来ます。私はギルド長を呼んで参りますので、他の者に解体場に案内させますので、そちらでお待ち下さい」

 俺達の対応をしていたギルド嬢がギルド長を呼びに行ったので、別の冒険者のギルドの職員に解体場へと案内された。





 狩った獲物は小型ならその場で解体すれば済むのだが、大型の物だったり、解体が苦手な人は、冒険者ギルドに頼めば手数料は掛かるが、かわりに解体してもらえる。

 また自分で解体はできるが、大型の魔物などの、解体する為の場所を確保することが困難な物を解体したい時も、冒険者ギルドの解体用の施設を有料で借りる事ができる。

 解体用の便利な道具も揃っているので、大型の魔物や多数の魔物をまとめて解体する時は、手数料を払って施設を借りると快適に解体できる。解体した物を保存する為の保存袋や瓶もその場で売って貰えるのでとても便利だ。


 王都の冒険者ギルドの解体場は、王都の地価が高い為やや手狭だったが、田舎で土地の安いピエモンのギルドの解体場は広々としていた。

「それじゃ出すから離れて」

 その広々とした解体場に、ドーンとランドタートルの死体が放り出されると、近くにいた冒険者ギルドの職員から感嘆の声があがった。

 空気を抜いて窒息死をさせたので、俺が投げつけた爆弾ポーションで腹の辺りがちょっと煤けている以外は、ほぼ無傷で非常に状態がいい。

 大型の魔物は体力がある為、長期戦になる事が多いので、戦闘で素材が傷つきやすい。当然のように傷が少ないほうが価値が高いし、装甲の硬く長期戦になりやすいランドタートルの死体がほぼ無傷なのは珍しい。しかもアベルが空間魔法で持ち帰った物なので、倒してからの時間経過もほぼなく鮮度も最高だ。


「さぁて、始めますかー」

 ランドタートルは肉は食用、血液と内臓は調合用、甲羅や表皮、爪、骨は装備品への加工など、ほとんどの部位が素材として利用できる。肉はあまり食べないらしいが、鑑定すると食用可って見えるし、実際食べてみるとぷりぷりとしてとても美味しい。無駄になる部位がほぼない魔物だ。


 まずは血抜きから。血液を素材として使わない魔物なら、血抜きしてそのまま血液は捨ててしまえばいいし、血液が素材になる魔物でも小型なら吊るして血液を回収するのはそう難しくない。しかし大型の魔物になってくると血液を回収するのは非常に手間がかかる。

 以前グリーンドレイクを解体した時は、部位ごとに細かく分けて血を回収したので、とてもめんどくさかったわりに、あまりうまく回収できなかった。だが、今回はギルドの備品の血抜き用の魔道具を使わせてもらう。


 血液を抜き取る為の大きな注射針が付いた魔道具で、抜き取った血液を溜める瓶が装着できるようになっている。プスリと注射針を刺して、スイッチになってる魔石を起動させると、あとは勝手に瓶の中に抜き取られた血液が溜まっていく。とても楽ちんで便利だ。

 この魔道具、結構いいお値段らしいが、本気でうちに一個欲しい。というかうちの敷地に解体場作るのもありかもしれない、いや作りたくなってきた。よし作ろう。

 ちなみに血液を保存しておく瓶は、ポーションの瓶と同じく中身の劣化防止の為の"停滞"の効果が付与されている。ちょっとお高いけど冒険者ギルドで買う事ができる。


 そんな事を考えているうちに、一本目の瓶がランドタートルから抜いた血液で一杯になったので、魔道具の本体から外して蓋をして次の瓶を魔道具に取り付けて血抜きを再開する。それをひたすら繰り返して、ランドタートルの血液が少し大きめの瓶二四本分取れた。



 さて血抜きが終わったとこで本格的に解体する為に、マジックバッグからアダマンタイト製の大型のナイフを取り出した。


「おう、マジでランドタートル持って帰って来てたのか、しかも自分で解体か」

 背後から野太い声がして振り返ると、無精ひげを生やした褐色肌のむきむきマッチョマンの、いかにも冒険者ですって風貌のおっさんが立っていた。


「ギルドマスターのバルダーナだ。お前たちがランドタートルの調査に行ってそのまま倒して来たって冒険者だな? BランクのグランとAランクのアベルだったか?」

「ああ。俺がグランであっちがアベルだ。それで、ランドタートルにとどめ刺したのはアベルだ」

「へぇ、王都のAランクの魔導士だったか? その年でランドタートル倒すほどの魔導士か、それもかなり綺麗な状態で。たいしたもんだな」

「弱ってたところにとどめさしただけですよ」

 ギルドマスターのどこか探るような視線を受け流しながら、アベルが答えた。

「まぁいいさ、昨日は俺が休みで初動の対応もグダグダになってたからな。お前らがちゃっちゃと倒してくれたおかげで、冒険者ギルドの手柄になったしな。ピエモンの兵士や領主様んとこの騎士と、手柄と分け前の取り合い避けられたからよしとしよう」

 なんとも食えない雰囲気のギルドマスターである。これは多分、最初から倒すつもりだったのバレてそうだなぁ。

 見た感じ冒険者歴は長そうだし、ランクも高そうだ。年季も入ってそうだから、若輩者の考えることくらい読んでそうだな。


「それでだ、ランドタートルの素材はどうするつもりだ? これは純度の低いアダマンタイトだよなぁ? 不要分でいいから売って貰えるなら有り難いところなんだが?」

 冒険者ギルドは、依頼の受注仲介の他にも、冒険者が倒した魔物の素材を買い上げ、それを商人や職人に売りさばくという事でも利益を上げている。ランクの高い魔物の素材は稀少で利率も高いので、ギルドからしてみたら買い取りたい素材だ。

「自分で使う分取ったらそれ以外なら売ってもいいかな? アベルは?」

「魔法の妨害になるからアダマンタイトなんていらないよ」

「ですよねー。というわけで俺が欲しいのは肉と肝と血かな? 他は全部は要らないな…そうだな半分くらいなら売ってもいいかな?」

 ホントは収納空間の中に突っ込んどけばいいし、貯めといてもいいんだけど、今後ピエモンの町を拠点にするなら冒険者ギルドとも上手い事やらないといけないしな。

 賄賂重要。


「ならそれで買取の見積もりを出しておこう。ところでランドタートルの肝は薬用なのはわかるが、肉と血なんて何に使うんだ?」

「食べようかなって?」

「食べるって亀をか!?」

「前食べてみたらそこそこ美味かったので」

「なるほど……よく食べようと思ったな?」

 やっぱランドタートルって食べる習慣ないのか。

「鑑定したら食用可だったので?」

「なるほど? 血は薬調合用か?」

「それもあるけど、酒で割って飲んだり?」

「えぇ……飲む?」

 ドン引きされてる気がする。やっぱ前世の感覚で生食しようとすると、こういう反応よくされるんだよなぁ。

「強いお酒で割ると殺菌されるので大丈夫かな? 心配なら浄化の魔法を掛ければ大丈夫かな」

「へ、へぇ……」

 ランドタートルの血液の効果って、このギルドマスターくらいの年齢だとすごく需要ありそうなんだけどなぁ。


「ところで、このままここで解体作業を見学しながら報告書作っていいか? そこに机もあるし書類も持って来た。報告はアベルから聞けば問題ないな?」

「あ、あぁ」

 最初から俺が解体してる間に、アベルに報告行ってもらうつもりだったから何の問題もないんだけど、ここでやるのか。

「ランドタートル自分で解体するっていう冒険者なんて珍しいというか初めてだからな? 王都のギルドからピエモンに移籍して来たグランだったな? 王都のギルドマスターとは昔同じパーティーだったんだよ、今でもたまに連絡は取ってるんだ。最近、料理が得意な冒険者が急に王都からどこかへ引っ越して、王都の冒険者ギルドの食事事情が悪くなったと嘆いていたな?」

 んん?

「いやー、王都と言ったら美味い店も多いのにな? それを差し置いて、王都のギルドマスターを餌付けする奴の料理とか、一度食ってみたいものだな!」

 んんん? それって俺の事だよね? ついでにお強請りされてる? ん? アベルが半目でこっち睨んでるけど俺何も悪い事してないと思うけど? まぁいいや、今度何か差し入れしとこう。











 おーーー!! すげぇーー!!! めっちゃサクサク解体できる!!


 俺は、今めちゃくちゃ感動している。


 冒険者ギルドの解体場で借りる事のできる解体専用の道具で、巨大なランドタートルが思いのほかするすると簡単にバラすことができた。

 解体場で借りれる道具の中には、硬い鉱石を処理する為の魔道具や、皮を綺麗に剥がせる魔道具など解体専用の魔道具が揃えられてて、時々解体場の職員の人に使い方を説明してもらいつつ、使わせてもらえたので非常に快適にランドタートルを解体できた。

 解体場の職員の人もランドタートルに興味があったのか、手の空いてる時は解体を手伝ってくれたので、作業の進行も速かった。

 というかプロの解体員の手際の良さすげー。


 いつも解体の時は、アダマンタイト製の大型のナイフでやってるのだが、専用の魔道具があると硬い部分を分解するのも、皮をはがすのもスイスイと進んだ。

 硬い甲羅もパカーンと綺麗に上下に分けて外す事ができた。楽に解体できるので、解体時に素材を傷つける事も少なくていい。甲羅は上手く剥がせそうになかったら、アダマンタイト製の剣で力任せに叩き斬ってやろうと思ってたので、専用の道具で綺麗に解体出来てよかった。やっぱ道具って大事だな!!! 


 自宅にプライベート解体場作るまで、大型の魔物を解体する時は冒険者ギルドの解体場を使わせて貰おう。


「おー、あのくそデカイのを短時間で随分綺麗に解体したな? うちの解体場で働いて貰いたいくらいだな」

 解体が終わった頃に、解体場の隅のテーブルでアベルと話していたギルドマスターが、こちらにやって来た。

「報告はもう終わったのか?」

「あぁ、領主様や役所への報告書も終わった。報酬はA+討伐相当の報酬を口座に振り込みにしてもらったよ」

 ギルドマスターと一緒にアベルもやって来た。

「じゃああとはランドタートルの素材の分配だけだな。ランドタートルの甲羅と皮と爪と骨は半分ギルドに売るよ。そのお金は全部アベルで、残り半分は素材のまま俺が貰うよ。それと肉と血と肝は俺が貰う替わりに魔石はアベルに渡す、それでいいかな?」

「肉とか血とか肝合わせても魔石の方が価値高そうだけど?」

「んーほとんどアベルが倒したようなもんだし、俺はそれでいいかなって」

「わかった、じゃあ魔石は俺が引き取って、そのままギルドに売ってしまおう」

「お、それはありがたいな。うちのギルドで高ランクの魔物の魔石なんて、滅多に買い取れないからな」


 魔物からは、強さのランクに比例したサイズの魔石が採れる。高ランクの魔物ほど高い魔力を含んだ魔石が採れる。魔石は魔道具の材料や燃料になったり、魔術の触媒になったりするので非常に需要が高く、高ランクの魔物から取れる魔石は高額で取引されている。


 ランドタートルの素材の山分けも終わり、その代金を受け取って冒険者ギルドを後にした。

 さて、この後は戦利品のランドタートルの肉で打ち上げだ。キルシェがランドタートルの肉食べてみたいって言ってたから、キルシェんとこの店に顔出しに行かないとな。







 そんなわけで、冒険者ギルドを後にして、パッセロ商店へとやって来た。

「いらっしゃいませー……ってグランさんとアベルさん!」

 店の中に入ると店番をしていたキルシェが出迎えてくれた。

「やぁ、昨日ぶり。無事ランドタートル倒して、捌いて肉持って来たから、都合のいい日教えてくれたらご馳走するよ」

「昨日の今日でもう倒しちゃったんですか!? ていうかグランさんずいぶんボロボロだけど大丈夫なんですか!?」

 そういえば、装備汚れたままのほうが苦戦したアピールになるかなって、汚れ落とさないで冒険者ギルド行ってそのままだった。しかもランドタートル捌いた時に更に汚れたしな。汚れてるどころか臭そう。

 解体作業終わった後に、アベルに浄化の魔法掛けてもらっとけばよかったな。


「あーごめん、ランドタートルやった時のままだから汚れたままだった。お店汚れるし他のお客さんの迷惑なりそうだからすぐ退散するよ」

「いえ、それは大丈夫だけど、ランドタートルってすごく強い魔物なんですよね? 怪我とかは大丈夫なんですか?」

「あぁ、それは大丈夫だよ。防具がちょっとボロボロになっただけで、これも修理すればすぐ直るし」

 防具の付与を身体強化特化にしたせいで、防具の耐久が下がってしまって見た目が無残な事になってしまっている。

「そうですか、それならよかったです。あ、都合のいい日でしたら、明後日の"神の日"が定休日なので明後日とかどうですか?」

「じゃあ、明後日の昼にうちの庭で、ランドタートルでランチパーティーしようか」

「ほえええええ~グランさんちって、アルテューマの森の近くって言ってましたよね?」

「ああ、あの森そんな名前なのか~。確かに森の目の前だよ。じゃあ明後日昼前に迎えにくるから、アリシアも一緒に来るといい。ご両親はまだ無理そうかな? ランドタートルは滋養強壮にいいから、病み上がりのお父さんにもひょっとしたらいいかもしれない」

「ねーちゃんは夕飯の支度に行ってるので後で聞いてみますね、たぶん行けると思います。でも父はちょっとまだ無理そうかなぁ。母も付きっきりなので……」

「そっか、じゃあお土産に包める物用意しとくよ」

「わざわざ気を使ってもらってありがとうございます」

「いやいや、キルシェ達にはこっちもお世話になってるしね。じゃあ明後日迎えに来るよ」

「はい! グランさんの家行けるの楽しみです!」

「ははは、だだっ広いだけの中古農場だよ」





 パッセロ商会を出た後は、アベルの転移魔法に乗っけてもらって帰宅。日が西の山にかかり空が赤くなり始めていた。

 帰宅して装備を外して、まず風呂で汚れを落とした。昼飯が軽く済ませた状態だったので腹は減っているが、それより風呂で汚れを落としたかった。


「さて、ランドタートル料理作るかー!!預けてる肉と血と肝出して貰えるかな?」

 風呂から出て、アベルに預けていた素材を出して貰う。

「了解、皮とか甲羅とかは後で倉庫の方に出しておけばいい?」

「助かるーよろしくったー。料理出来るまでしばらくかかるから、アベルも風呂入ってゆっくりしててくれ」

「そうさせてもらうよ。今日は魔力もいっぱい使ったし、昼も少なかったから、もうすごくお腹減った。いっぱい食べるからよろしく」


 俺もそうだが、魔力を使うととにかく腹が減る。

 アベルは魔導士だし、日頃からレア魔法垂れ流しで使ってるから、ひょろひょろと細いくせに、めちゃくちゃよく食べる。たぶん俺より食う量が多い。

 今日は、アベルには大きな魔法を複数使ってもらった上に、移動もアベル頼りだったので、涼しい顔をしているが相当魔力を消費しているはずだ。

 夕飯はいっぱい食べそうだから、しっかり腹に溜まる物を用意しよう。


 アベルが調理場から出て行ったので、作業に取り掛かろうとすると、窓の外に見慣れた角が見えた。食い物の気配に敏感なシャモアもやって来たようだ。毎度、空気を読んで、きのこ類を持って来てくれるのが地味にありがたい。



 さぁ、楽しいディナータイムだ。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る