第15話 新たな仲間の加入!
セレスに、ステータスカードを返した。彼女はパンパンに膨らんだお腹を満足そうにさすっていた。よっぽどお腹すいていたんだな、と同情してしまう。
・・・まぁ、色々聞きたい事があるのは確かだった。少し、謎が多過ぎる。
でも、これ以上過去を掘り下げるのはうんざりだった。ルヴィもセレスも、恐らく説明するのも面倒な過去を持っているのは明らかだ。俺も元奴隷である事を知られたくも無いし、詮索する事そのものをやめる事にする。
とにかく、今俺達は、目の前にいるこの子の衣食住を提供する事が使命であるように思えた。聞いても仕方無い事は後回しだ。
「・・・セレス。パーティに加入してくれるって事でいいんだな?」
「もちろんです!」満面の笑みで頷く。ああ、可愛い。ヤバい。守りたい。
「有難う、よろしく。」
―――こうして、セレスがパーティに加わった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます