第3話 仲間たち

ハンネ「EUKOは

“Eradicate UMA

From knowing

Organizations that protect the world” の略で

『UMAを根絶し、世界がUMAを知ってしまうことから守る』という意味だ

その名の通り基本的にはEUKOはUMAを討伐する

しかし稀にだが保護する場合もある

それがEUKOに友好的、または著しくEUKOに有益なUMAだ

例えば『スカイフィッシュ』だ

それは空中を高速で飛び交うことが出来るが人間に友好的であり、今はEUKOが索敵の為に利用している」


戦わない時もあるんだな

ハンネ「今は団員は6め・・・君を合わせると7名しかいない。昔はもっと居たのにな

他の3名は今、UMA『ガーゴイル』討伐から帰っている。私も行ったのだが…遅かったので置いてきた。まぁすぐ帰ってくる

他に質問は?」

西賀「今は特に無いです」

ハンネ「じゃあ最後にこの書類にサインしてくれ」

西賀「この書類は何ですか?」

ハンネ「君の決意表明だ UMA討伐、ホントに出来るか?」

西賀「あぁもちろん!」

西賀は勢い良くサインに名を書いた

ハンネ「やる気のない、すぐに裏切ってしまう、そんな団員は必要ないからな!」

西賀「分かっ・・・分かってますよ」

ジョブ「頼もしいネ(笑)」


シイ「じゃ、恒例の“アレ”やりますか!」

ハンネ「あぁ、あの3人は帰ってきてないがな」

ジョブ「ヤッター!! 随分と久しぶりネ!」

西賀「一体何が始まるんです?」


ジョブ&シイ&ハンネ「宴会だ!!」

ハンネ「さァ同士として盃を酌み交わそう!」

西賀「・・・・・・」

ジョブ「どうしたネ?体調悪い?」

西賀「あっ、あの ……

高校生なんで酒飲めない……」


しばらく沈黙が続いた

外では雨が強くなってきたのか、雨音だけが基地に響いていた

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