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君が死なないために必要なのは

誰かを殺す覚悟を持ちながら生きることだ。


殺すという部分を他の言葉で置き換えてもいい。


要は人生に対するコンセプトだ。

どいつもこいつも殺してやるという目つきを抱きながら、穏やかな笑顔を浮かべることは訓練された大人にしか出来ないだろう。


いや、30年後にはそういうこともできる子供もいるかもな。


大人とは感情を表に出さないようにしなければならない。

それができる子供もいるがな。

子供を子供扱いする馬鹿が世の中にはゴロゴロいる。


死にたい、という気持ちが生まれた場合、もしくは自覚した場合

貴方は貴方のことを愛さないといけない。

子供にとって非常に困難なことだ。


それを理解する大人がいない場合に貴方は

本を読もうと思うかもしれない。

音楽をつくろう、聴こうと思うかもしれない。


おそらく大部分の人はどうすることもできないだろう。

知識がないから、経験がないから、それは大人の世界では通用しない。


貴方が子供の場合早急に問題に取り組まなければならない。

ロクでも大人になりたくなければ、私のようになりたくなければ、ただ泣くだけなのは全く意味がないし、価値がない。


どうにかして言葉にしてほしい。

どうかお願いだ。

他人を傷つける結果になっても、誰かから非難されても、気にすることはない。

貴方は貴方の心を愛さなければならない。


この小説でお願いするのはこれが最後になる。

どうかお願いだ。ご自愛下さい。

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